東映アニメーションフィリピンとは? わかりやすく解説

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東映アニメーションフィリピン

(TAP (アニメ制作会社) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/18 10:17 UTC 版)

東映 > 東映アニメーション > 東映アニメーションフィリピン
東映アニメーションフィリピン
TOEI ANIMATION PHILS., INC.
略称 TAP、Toei Phils.
本社所在地 フィリピン
マニラ首都圏 ケソン
設立 1992年11月
業種 情報・通信業
事業内容 アニメーション制作のうち、作画・仕上げ・背景作業の請負
代表者 代表取締役社長 祖谷悟
従業員数 約160名
主要株主 東映アニメーション株式会社
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東映アニメーションフィリピン(とうえいアニメーションフィリピン、: TOEI ANIMATION PHILS., INC.、略称: TAPToei Phils.)は、アニメーション制作のうち、作画・仕上げ・背景作業の請負主を主な事業内容とするフィリピン企業日本のアニメ制作会社である東映アニメーション連結子会社

東映アニメーションとは光ケーブルを敷設してデータをやりとりしており、東映アニメーションの制作作業において動画・背景・仕上げ工程の7割を手がけている[1]。また、設立当初は撮影も行っていた。

なお、同業のムークアニメーションの海外電送動仕事業のティー・エー・ピーとは無関係。誤解されるためか現在は「Toei Phils.」とクレジットされる。

略歴

源流は1986年にフィリピンのゼネコン「EEI」がアニメ制作会社として設立した仕上げスタジオ「ITCA」である。

1973年、東映動画(当時)は制作本数の増加と労働争議の激化により、韓国大元動画などのスタジオへ作画や仕上げ作業を発注し始めたものの、やがで韓国の物価が上がり、コスト的に日本国内とほぼ変わらなくなってしまった。

そのため、物価が安いフィリピンを拠点とすべく、1992年11月にITCAを改組する形でEEI社と東映動画との合弁会社EEI-TOEI Animation Corp.を設立。1998年には東映が子会社化し、1999年にはTOEI ANIMATION PHILS., INC.と商号を変更し、略称をTAPとしたうえで全株を買い取り、連結子会社にした。

出典

  1. ^ 関連会社”. 東映アニメーション. 2023年7月17日閲覧。

関連項目




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