2の追加キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:06 UTC 版)
「ガンスリンガー ストラトス」の記事における「2の追加キャラクター」の解説
リカルド・マルティーニ 声 - 諏訪部順一 イタリア系移民の血を引くギャンブラー。かつてスラムでギャンブルや喧嘩ばかりしていたが、その強さをアーロンに見込まれ軍に入隊。自称「夜の撃墜王」だが、本気で惚れた相手には弱い。 事あるごとに女性を口説くが、リューシャに惚れ込んでおり彼女の前でだけはしどろもどろになってしまう純情な一面も持っている。 キャラクタータイプはスピード。高い格闘性能と接近戦を得意とする間合いを保つことができる装備を取りそろえているが、総合的に耐久力が低いのがネック。一瞬の判断ミスが命取りになりかねないハイリスクハイリターンな性能。 ピーキーな性能も去ることながら、元々WPのコストが抑えられている徹を上回る低コストWP(ゲーム中当時の最低コストだった1,000コスト)を所持していた時期があり、様々な面で所謂ネタキャラ扱いされる傾向が強い。 フロンティアSではアメリカ軍特殊部隊所属の中尉。アーロンの後輩に当たる。時空越境作戦の存在を知り、世界の命運という大きなギャンブルに参加したくて自ら志願している。世界の命運を賭けた戦いをギャンブルと表現し胸をときめかせている。 第十七極東帝都管理区ではメルキゼデクの私設軍隊に雇用された傭兵。アーロンの後輩に当たる。アーロン同様メルキゼデクに僅かな不信感を抱いている。 専用装備は広範囲でダメージを無効化するアドバンスシールド。だがシールドを持つ「インファイター」系統は格闘によるダメージを中心にしている構成もあり、元々の脆さも相まってリスキーな立ち回りを要求される場面が多い。 蘇芳 司(すおう つかさ) 声 - 立花慎之介 若くして特殊部隊の隊長となった青年。病弱な妹を亡くした過去を持ち、力の無い者が生きられないという世界は間違っている、と強く思っている。 責任感と正義感が強く、自分の力と才能は弱者を救うためにある、と自負している。女性の気持ちを察するのが苦手で、男性よりやや冷たい態度になってしまう。 キャラクタータイプはパワー。覚醒ゲージが溜まりやすい特性を持つ専用装備(武器名にトランス~と付く装備)を持ち、覚醒による瞬間火力を主軸に据えている。その他の性能はシンプルで扱いやすく初心者向け。 趣味は盆栽と年齢の割に落ち着いたものを好んでいる。そのままにしておくと咲良がうさぎの形に切り揃えてしまうそうで、九美に面倒を見てもらう事があるらしい。 フロンティアSでは治安維持組織「アウローラ」の隊長。その出自は徹同様ストリートチルドレンで劣悪な環境から妹を病気で亡くしている。この出来事から弱者を守るためには秩序が必要だと考えている。若い世代から絶大な支持を得ており、フロンティアSを変える存在と目されている。 第十七極東帝都管理区ではメルキゼデク特殊部隊「AUMAD」の隊長。アルクトゥルス学園を飛び級で卒業した秀才。しかし一般家庭の出身だったため妹が管理区における序列制度により適切な治療が受けられず亡くなっている。この出来事から、出世をし内部から腐敗した世界を変えると心に決めている。 司のみジャンプした後宙返りをするモーションが入るため慣れるのに多少の時間を要する。また特に表立った効果こそ無いものの常に青白いオーラのようなエフェクトをまとっているため若干敵に見つかりやすい弱点を持つ。 綾小路 咲良(あやのこうじ さくら) 声 - 北原知奈 育ちのいいお嬢様。苦労なく育ち、軍に入る必要など全くないのだが、友人たちが不平等な人生を強いられていることに怒り、家を飛び出して軍に入隊した。後から入隊した蘇芳司の理念に共感し、彼を強く信奉している。 華奢な体に似合わないバズーカをもっており、それを選んだのは、足手まといになるのが嫌で、どうせなら自分が持てる武器で一番大きいものを使って司の役に立とうと考えたから。ちなみに、そのバズーカは飛行する際に使われている。 キャラクタータイプはスナイプとサポート。実家から家出した際腕力を増強させるブレスレットを持ち出しており、この効果で並の男性キャラ以上の高重量武器も扱える。 ストリートファイターシリーズとのコラボレーション企画では、同名の春日野さくらとの描き下ろしイラストを使ったNESiCAカードが限定発売された。 フロンティアSでは名家綾小路家の令嬢。数少ない学校にも通い不自由のない生活をしていたが、外出の折友人となった同年代の少女たちが自分とはかけ離れた生活を送っている事を知り、廃墟の生活を向上させるべく親の反対を押し切って「アウローラ」へ入隊する。 第十七極東帝都管理区ではメルキゼデク重役の娘。約束された将来を持っていたものの、友人たちが序列制度によって不自由した生活を送っていたり夢を諦めている現実を目の当たりにし、安穏とした生活を送っている自分に疑問を覚える。自分に出来ることをしたいと考え、親の反対を押し切り私設軍入隊を果たす。 前述の設定から足回りや武装面で非常に有利に見えるが、どの編成でも「味方が何をしているか」を他のキャラ以上に重視した立ち回りを要求される上級者向けキャラクター。 天堂寺 セイラ(てんどうじ せいら) 声 - 日笠陽子 アメリカ系の母を持つハーフであり、金髪碧眼であるが、れっきとした日本人。面倒見がよく姉御肌。男女ともに分け隔てなく接するが恋愛関係に発展することがあまりない純情な性格をしている。 自分の持つ美貌や色気にも無頓着。司はかつて所属していた部隊の上司と部下の間柄である。 キャラクタータイプはスピード。ダッシュ速度と瞬発力を活かしたスピードキャラ。武装も扱いやすく、比較的初心者向けのキャラと言える。『3』より独自アクションの壁蹴りが実装された。 強い正義感と面倒見の良さから彼女に拘束された犯罪者の更生率が高い。彼らが獄中や更生後の生活模様、そして感謝の言葉をしたためた手紙を宝物にして大切に保管している。(公式モバイルサイトEXエピソード参照) フロンティアSでは軍人の両親を持ち、軍のキャンプにて銃火器の扱いやサバイバル技術を仕込まれている。各地の射撃場の記録を手当たり次第に更新し、ライフル競技にて好成績を収めた経歴を買われ「アウローラ」から入隊のスカウトを受ける。 第十七極東帝都管理区では傭兵の両親の元アジア各国を渡り歩いていたが、17歳で自立。父親の元部下の縁故により「AUMAD」に入隊。しかし犯罪者に対する姿勢が問題視されたことと、端麗な容姿や類まれな能力を活かすという理由から治安部隊の威光を示すための広報組織「SPURC」に左遷されている。 打ち上げたグレネードランチャーの弾を垂直に落下させる機能を持つ。奇襲性が高く彼女の代名詞とも言えるが、味方への誤射の可能性も大きく注意が必要となる。プレイヤーの間ではシンボルチャットにて巻き込まれる可能性があることを予め伝えることもある。 羅漢堂 凛(らかんどう りん) 声 - 斎藤千和 Ver.1.10より追加。 徹たちの時代から更に20年後の未来からやってきた羅漢堂旭の娘。花魁道の継承者らしくわっち、ありんす と非常に古風なしゃべり方(廓詞)をする優しい花魁お姉さん。 20年後から過去へ送られた際、無理な時間跳躍から記憶の混乱を起こしており「父(旭)が母を殺した」と誤認している。(正確にはアノマリーの襲撃)旭本人には正体を知られないために遠い親戚を自称している。 キャラクタータイプはスナイプとサポート。父親を意識した装備が多く、父親と同じく繊細な立ち回りが要求される上級者向けキャラ。味方と同じ視界を持ち援護射撃を行う専用装備「パラサイトショット」は味方との連携が不可欠となる。 突然タイムリープしてきた事を怪しまれ尋問を受けていたところを、偶然飛び込んできたアーロンに助けられ一目惚れしている。 フロンティアSでは「大蛮道一家」一家元締めの娘であり花魁道の継承者。伝統や文化を大切にする優しい性格。突然タイムリープ装置から現れたところを怪しまれたが、片桐兄妹と出会い共闘する道を選ぶ。 第十七極東帝都管理区でも同じく「大蛮道一家」元締めの娘であり花魁道の継承者。母親から受けた花魁修行により、優しく細やかな気遣いの出来る性格だが、最も譲れない事を前にして大爆発するところは完全に父親譲り。こちらの彼女はフロンティアS以上に厳しい監視の目がつけられている。 現行生身の女性キャラクターで唯一鉄球ハンマーガンの装備があるキャラクターでもある(茉莉も装備に入っているがあちらはあくまでフレイヤの装備の一つとカウントされる)。 水影 虎之丞(みかげ とらのじょう) 声 - 藤原啓治 Ver.1.20より追加。 各陣営で出自の異なる数百年前の日本からやってきた侍。出身時代での役職はあくまで自称だが、どちらも厳しい師匠の下で修業を積んだ確かな腕を持つ。 アノマリーの無差別な侵攻の折存在自体が分裂、それぞれが各陣営にタイムリープした形になっている。 キャラクタータイプはパワー。刀を用いた格闘攻撃や、任意の地点に瞬間移動する専用装備ワープガンを用いた奇襲戦法と型にはまらない戦略が楽しめる。 双方で片桐兄妹に恩義を感じており、鏡磨を「坊っちゃん」、鏡華を「お嬢様」と呼んでいる。また名家の出身である咲良の事を「我が姫君」と呼んでおり固有セリフも存在する。(当の咲良も虎之丞の話を聞くのが好きらしく懐いている) フロンティアSでは幕末の土佐藩の出身である維新志士を自称。片桐組の保護下にあるが、自活のため行きつけの赤提灯の裏でなんでも屋を営む。愛用の銃はリボルバー。 第十七極東帝都管理区では戦国時代末期の京都出身、将軍家に仕えた兵法指南を自称。時空嵐に巻き込まれたサンプルケースとしてメルキゼデクに保護されている。愛用の銃はライフル。 独特な兵装が多いが一味違った戦い方の出来るキャラクター。もちろん刀による近接攻撃も魅力的である。唯一火縄銃という古風な装備が存在する。 水潟 九美(みなかた くみ) 声 - 水樹奈々 稼働当初はオペレーターとしての登場だったが、アニメ版DVD/BDのVol.1の初回生産特典プロダクトコードにて先行追加。現在は全プレイヤーに開放されている。 第二時空越境作戦開始にあたり、現地でのオペレーターに採用された女性。研究者の中で唯一タイムリープ適性があったため、無理矢理抜擢されたのだが、本人は荒事が苦手なので大変困っている。小柄な身長から子どもに間違えられるコンプレックスを持っている。 キャラクタータイプはサポート。味方に向かって回復弾を発射する「ロックオン式回復兵器」や、ジャンプゲージを一定時間増加させる「ジャンプアシスト兵器」といった支援向けの専用装備を多く取り揃える。 彼女のみ味方にロックオンした状態で格闘攻撃を使用するとダンスを踊り、ロックオンされた味方の移動速度を一定時間上昇させることが出来る。 フロンティアSでは属していたコミュニティを山賊に襲われ、身を隠していたところをブライアン博士が発見。雑用係として研究所に転がり込む。後にタイムリープ適合者と発覚し現地オペレーターに抜擢される。サイズがやや大きい白衣を着ているためか子供と間違われるのがコンプレックス。 第十七極東帝都管理区ではアルクトゥルス学園の卒業生。理論物理学に置いて高い成績を修め未来を嘱望されていたエリート。時空越境作戦の重要性を鑑みブライアン博士の研究所に配属される。ダメ押しとしてタイムリープ適性を持っていたことで現地オペレーターに抜擢され、崩れた人生設計や世界の命運を背負う重圧に対し困惑している。 文字通り壁を張る専用装備、ウォールシールドの持ち主。一度設置するとどんなに攻撃を受けても時間経過でしか消失しないため、サポートがメインの彼女にとっては重要な生命線となる。 実験体07号 声 - 日高里菜 Ver.2.10より追加。 ブライアン博士の実験体にして7番目の失敗作。アノマリーに両親を殺され「アノマリーに勝つための研究に協力しないか」とブライアン博士に誘われこれを承諾。 実験自体は成功し、一定の戦闘能力こそ得たものの、精神が非常に不安定だったため失敗作扱いとなった。暴走し廃棄処分寸前のところを凛に救われ、彼女から「ナナちゃん」という愛称を付けてもらっている。 キャラクタータイプはサポート。誘導や範囲巻き込みを行う武装が多く、広範囲の空間を制圧し相手を追い詰める戦法が得意。独特な武器が多く、耐久値も低いため中遠距離からの援護射撃がメインとなる。 一定回数勝利で入手できる称号に「本名末梢済み」とあるように、彼女の本名は実験体となった際にあらゆるデータベースから抹消されているようである。 フロンティアSでは両親を失い餓死寸前のところをブライアン博士に拾われ改造手術を受ける。精神が安定せず、無差別殺戮を繰り返したため研究所に封印されることとなる。この封印処理が不十分だったことから研究所で暴走を起こし甚大な被害をもたらす。凛以外では暴走を止めることが出来ないためいつも凛と一緒に行動している。 第十七極東帝都管理区では両親を失い孤児院暮らし。ブライアン博士の実験を知り志願する。洗脳技術により一応は兵器運用が可能だったが感情が希薄で、命令のまま相手を殺す人形のような状態だった。アノマリーを見ると暴走状態になってしまう。 一部格闘技は演出時間が通常よりも大幅に長い代わりに成功すると対象の耐久値を1にする。エフェクトも大分目立つので味方が引っかかった場合はすぐに救出するのが無難。
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