蛇使い座とは? わかりやすく解説

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へびつかい座

分類:星座/神話


名称:へびつかい座(蛇使い座)
学名:Ophiuchus
小分類:北半球
構成する主な星雲星団恒星:M9(NGC6333)=球状星団/M10(NGC6254)=球状星団/M12(NGC6218)=球状星団/ラス・アルハグェ(アルファ星)/ケバルライ(ベータ星)/イェド・プリオル(デルタ星)/バーナード星
神話主な登場人物:サンガリウス/アスクレピウス/ゲーテ
日本観測できる時期:-
見ごろ季節:夏(8月上旬午後8時に南中)

大きな5角形星座で、黄道近く位置し退治する巨人の姿になぞらえられます。星座一部は、へび座として分かれてます。日本では昔、穀物選り分ける「箕(み)」と見られました。頭部付近にあるバーナード星は、5.9光年地球2番目に近い星座で、固有運動の非常に大きい星として知られます。

1.見つけ方ポイント
ヘラクレス座の南、さそり座の北に位置し、2〜4等星で構成される巨大な5角形目印です。

2.神話内容について
神話には諸説あり、退治した巨人サンガリウスであるという説や、の毒の治療優れた神医アスクレピウスとも、トリプトレムスの竜退治をした王ゲーテであるともいわれます

3.同じ時期見え星座について
へび座/わし座/ヘラクレス座/さそり座/てんびん座

4.主要都市での観測について
日本では見ることができません。


へびつかい座

(蛇使い座 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/28 15:18 UTC 版)

へびつかい座(へびつかいざ、蛇遣座、Ophiuchus)は、トレミーの48星座の1つ。黄道上に位置している星座だが、黄道十二星座には含まれない。δ星、ν星の付近でへび座を頭部と尾部に分割している。


  1. ^ "alp Oph". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2022年11月1日閲覧
  2. ^ "eta Oph". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2022年11月1日閲覧
  3. ^ a b c d e f 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版第4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、148-149頁。ISBN 978-4-7699-0825-8 
  4. ^ a b c d e f g h i IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2017年10月12日閲覧。
  5. ^ a b c Approved names” (英語). Name Exoworlds. 国際天文学連合 (2019年12月17日). 2020年1月11日閲覧。
  6. ^ a b c d Condos, Theony (1997). Star myths of the Greeks and Romans : a sourcebook containing the Constellations of Pseudo-Eratosthenes and the Poetic astronomy of Hyginus. Grand Rapids, MI, U.S.A.: Phanes Press. pp. 127-131. ISBN 978-1-60925-678-4. OCLC 840823460 
  7. ^ a b c d e f g Ridpath, Ian. “Star Tales - Ophiuchus”. 2022年11月1日閲覧。
  8. ^ a b 伝エラトステネス『星座論』(3) へびつかい座・さそり座・うしかい座”. 2022年8月31日閲覧。


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