ギャル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 01:28 UTC 版)
ギャルは、英語において少女を指す girl(英語発音: [gəːrl] ガール)の、英語における俗語 gal(英語発音: [gæl] ギャル)に由来する外来語。日本語でも英語と似た 若い女性を意味する昭和初期からの流行語(モダン語)[1]。または、10代後半から20代前半という、若く、軽薄だが健康的で元気のいい女性[1]。容貌そのものではなく、価値観・文化・マインド[2][3]。
注釈
- ^ 当時は男性紙「POPEYE」によってアメリカ西海岸の文化が注目されていた。
- ^ 『クイズ!年の差なんて』(フジテレビ)のヤング問題で「コギャルは何の略?」という問題が出題されたとき、「高校生ギャル」を正解としていたことがある
- ^ 因みに2022年から2023年にかけて小学校高学年だった、Z世代末期からα世代初期にかけての層は東日本大震災が発生した2011年前後に生まれた世代で、高校時代にミニスカートやルーズソックスを履いて登校した経験を持つ者がちょうど彼女らの母親というケースも多く、その影響もある。
- ^ 初期の頃はLove Boat Drug Storeが正式な屋号であり、事実上LOVE BOATのセカンドラインであった。
出典
- ^ a b c 『ギャル』 - コトバンク
- ^ “ギャルとは、見た目じゃなくマインドのこと。――みちょぱ、“本当のギャル”を語る”. ライブドアニュース. 2023年2月20日閲覧。
- ^ a b 日経ビジネス電子版. “「ギャル」は褒め言葉 Z世代がその生き方を好む理由”. 日経ビジネス電子版. 2023年2月20日閲覧。
- ^ 平成にはコギャルほどは流行っていなかったが、ヤマンバギャル・ファッションもあった。
- ^ “平成ファッション振り返り【平成元年〜11年】ギャルがブームを席巻♡”. lamire [ラミレ] (2019年3月31日). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “90年代のリアルファッション。「コギャル」スタイルをプレイバック!”. S Cawaii!(エスカワイイ). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “【更新】ときめき平成コギャルデザインシリーズ|サンリオ”. サンリオ. 2023年2月20日閲覧。
- ^ “平成レトロな“コギャル&ギャル男”にサンリオキャラクターが変身! 「ときめき平成コギャルデザインシリーズ」 9月14日よりサンリオにて発売”. PR TIMES. 2023年2月20日閲覧。
- ^ https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000194136.pdf
- ^ デジタル大辞泉,とっさの日本語便利帳. “ギャル男(ギャルオ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年2月20日閲覧。
- ^ 中山由五郎ほか 編「ギャール」『モダン語漫画辞典』洛陽書院、1931(昭和6)年11月、156頁。NDLJP:1138508/86。
- ^ 伊藤晃二「ギャール」『常用モダン語辞典』創造社、1931(昭和6)年10月、271頁。NDLJP:1189499/142。
- ^ 日本語大辞典(講談社)、新版実用辞典(角川書店)
- ^ “≪70年代のファッション≫”. ファッションの歴史 2011年2月23日閲覧。
- ^ a b 西田善太(2009年)18頁参照。
- ^ “Japan: Sex, Teenage Girls and Consumerism”. ed strong. (2006年4月6日) 2011年2月23日閲覧。
- ^ “検証!「ヤマンバ」の登場と衰退 ~國學院大學 講座「渋谷学」連動企画~”. シブヤ経済新聞. (2002年11月15日) 2016年1月10日閲覧。
- ^ a b c d 西田善太(2009年)19頁参照。
- ^ “日本年轻人用语”. 贯通日本学习频道. (2004年7月25日) 2011年2月24日閲覧。
- ^ “サイケギャル・ヒッピイギャル - Psy Gal / Hippie Gal”. Gal International. (2008年1月16日) 2011年2月24日閲覧。
- ^ a b “「キャバ嬢」は女性「憧れの職業」 ブログやテレビでアイドル扱い”. J-Cast News. (2008年5月21日) 2011年2月24日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “ギャル文化以降の女子カルチャーとは【前編】 - 「反オヤジマインドの敗北」 - ギャル雑誌の衰退が女子カルチャーに残す課題”. サイゾーウーマン. (2014年9月3日) 2016年1月8日閲覧。
- ^ a b “ギャル文化以降の女子カルチャーとは【後編】 - 変容するギャル以降の女子カルチャー - 消費を拒否、文化系オヤジを拒む女子の可能性”. サイゾーウーマン. (2014年9月4日) 2016年1月8日閲覧。
- ^ “「小悪魔ageha」の出版社・インフォレストが事業停止”. ITメディアニュース. (2014年4月16日) 2014年5月7日閲覧。
- ^ “「egg」休刊、創刊から19年の歴史と渋谷ギャルの現状”. モデルプレス. (2014年5月6日) 2014年5月7日閲覧。
- ^ “インターネット世代は渋谷を潰す?”. ライブドア. (2010年10月19日) 2016年1月8日閲覧。
- ^ “「渋谷系ギャル」と「原宿系女子」...似てきたけど、やっぱり違うアレとコレ”. J-CAST. (2014年9月12日) 2016年1月8日閲覧。
- ^ “衰退報道がつづく「ギャル文化」…渋谷のギャルの現在は「相当減ってる」”. ライブドア. (2014年8月12日) 2016年1月8日閲覧。
- ^ “「小悪魔ageha」復刊が正式決定 編集長がコメント”. モデルプレス. (2015年3月10日) 2015年7月24日閲覧。
- ^ “ギャル誌「Happie nuts」復活を発表<編集部コメント>”. モデルプレス. (2015年7月2日) 2015年7月24日閲覧。
- ^ “外国人が「狂っている」と驚愕した日本6つの若者文化”. MONEYzine. (2010年6月13日) 2011年2月23日閲覧。
- ^ “6 Japanese Subcultures That Are Insane (Even for Japan)”. Cracked.com. (2010年6月7日) 2011年2月23日閲覧。
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- ^ “話題のガングロカフェに行ってみたら、こんなにスゴかった!ギャルたちがおもてなし!”. Business Journal. (2015年3月27日) 2015年7月11日閲覧。
- ^ “Japan's Next Big Trend Could Be "Neo Gals"”. Business Journal. (2015年3月27日) 2015年7月11日閲覧。
- ^ “天神祭ギャルみこし”. 天神祭ギャルみこし 公式サイト 2011年2月24日閲覧。
- ^ “「ノギャル」藤田志穂さん、農業体験希望者募集-今月「シブヤ米」田植え”. 秋田経済新聞. (2009年5月15日) 2011年2月24日閲覧。
- ^ “転機は「渋谷にセクシーカジュアルの突風が吹いた」96年渋谷の魅力は情報力。ますます若い人に魅力ある街に”. 木村達央 (渋谷文化プロジェクト). (2009年) 2011年2月26日閲覧。
- ^ “おしゃれ用カラーコンタクト、規制へ 事故多発受け”. 朝日新聞. (2008年7月10日) 2011年3月6日閲覧。
- ^ “ギャルの法則”. ギャルメイクやり方講座 2011年2月26日閲覧。
- ^ “ナチュラルメイクの90年代”. ギャルメイクやり方講座 2011年2月26日閲覧。
- ^ “2000年代のギャルメイク”. ギャルメイクやり方講座 2011年2月26日閲覧。
- ^ “キャバ嬢をリスペクト「小悪魔ギャル」って何だ?!”. ZAKZAK. (2008年1月21日) 2011年3月17日閲覧。
- ^ “【名古屋巻き】美容院用語辞典・ヘアサロン用語集”. 岐阜美容院Navi.. (2010年) 2011年3月17日閲覧。
- ^ ファッション雑誌ヘッドライン「廃刊/休刊雑誌一覧」 より。
- ^ 「日経エンタテインメント!」(日経BP、2008年07月号)の特集記事「雑誌を面白くする3大キーワード/姫ギャル・ユニセックスマンガ・スターモデルって何?」より。
- ^ “【今の“オタクに優しいギャル界”の最高到達点】『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢が可愛すぎるのでその可愛さの秘密を自分なりに考えたらオタクの夢を見てしまった”. アニメイトタイムズ (2022年1月29日). 2024年4月6日閲覧。
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