スエット

実用日本語表現辞典

スェット

別表記：スエット

一般的には「スウェット」と表記される、綿を平編み（メリヤス編み）にした生地または衣類。表地と裏地の生地が異なる二重構造となっており、表地は目が細かく、裏地は粗くタオルのようになっていて吸汗性に優れる。パーカー、トレーナー、パンツ（スウェットパンツ）の生地としてよく用いられる。

（2022年7月6日更新）

デジタル大辞泉

スエット【suet】

読み方：すえっと

牛や羊などの、腰や腎臓付近の堅い脂肪。

スエット【sweat】

読み方：すえっと

⇒スウェット

外国人名読み方字典

スエット

名前 Swett

ウィキペディア

スエット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/12/06 02:42 UTC 版)

仔牛のスエット

スエット（牛、生）

100 gあたりの栄養価
エネルギー	3,573 kJ (854 kcal)
炭水化物	0.00 g
食物繊維	0.0 g
脂肪	94.00 g
飽和脂肪酸	52.300 g
一価不飽和	31.520 g
多価不飽和	3.170 g
タンパク質	1.50 g
ビタミン
ビタミンA相当量	(0%) 0 µg
チアミン (B1)	(1%) 0.007 mg
リボフラビン (B2)	(1%) 0.013 mg
ビタミンB6	(2%) 0.030 mg
葉酸 (B9)	(0%) 1 µg
ビタミンB12	(11%) 0.27 µg
ビタミンC	(0%) 0.0 mg
ビタミンE	(10%) 1.50 mg
ビタミンK	(3%) 3.6 µg
他の成分
水分	4.00 g
コレステロール	68 mg
単位 µg = マイクログラム (英語版) • mg = ミリグラム IU = 国際単位
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース（英語）

スエット (suet) は、牛や羊の、腰の腎臓付近の脂である。なお英語での発音は「スーエット」に近い。

日本では「ケンネ脂」と呼ぶ。

硬く、常温では溶けにくい（融点45–50℃）。

用途

主に、レンダリングによりタロー（牛脂）となる。

イギリスでは代表的な食材で、火を通せば溶けやすいことを利用して蒸し料理に使われる。ダンプリング、ミンスパイ、プディングなどが代表である。

日本では焼肉、ステーキ、すき焼き用の肉を購入した客に対し、調理用の油として一口大にカットされたものが無料で提供されることも多い。

食材のほか、石鹸や蝋燭の原料、鳥の餌にも使われる。

Weblio日本語例文用例辞書

「スエット」の例文・使い方・用例・文例

• スエットの練り粉にジャムや果物を塗って丸めて焼くか、蒸したプディング
• スエットで作られ、蒸したあるいは煮沸させた甘いまたは香りや味の良いプリン
• 干しブドウの入っているスエットプディング
• 羊や子牛の内臓を刻み、オートミール・スエット・タマネギといっしょにその胃袋に入れて煮た料理
• マッチォミール・スエットを味つけし、家禽の腸に詰めてローストしたもの
• スエットから得られ、石鹸、ろうそく、潤滑剤を作るのに用いられる
• スエットスーツという,スエットシャツとスエットパンツからなり,保温や汗の吸収に適した衣服
• 恋愛にまったく関心がなく，ほとんどの時間をＴシャツにスエットパンツ姿で家でゴロゴロして過ごしている。