その他の議題とは? わかりやすく解説

その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:24 UTC 版)

ポツダム会談」の記事における「その他の議題」の解説

ドイツ降伏時にドイツ国船舶大半は、英米引き渡されているが、ソ連その3分の1の引き渡し要求した会議では結論出ず対日戦終了後外相間で討議されることとなったソ連イタリアであったイタリア領リビア信託統治への参加要求していた。ソ連ダーダネルス海峡付近ソ連軍艦が損傷した時のため、アフリカ北海岸に寄港地が必要であると主張したが、この要求はほぼ独力でアフリカイタリア軍駆逐したイギリス驚かせた。トルーマン調停により、この議論9月外相理事会討議されることとなったスターリンスペインフランコ政権ドイツ・イタリアによって強制されたものである主張し英米による政府承認取り消すよう主張したチャーチルは現在フランコ支持失いつつあり、英米の非承認がかえって国民フランコ支持に傾かせかねないとしてこの提案否定的であった。またアメリカは再び内戦状態陥ることを懸念していた。会議議定書では「スペインが現政府ある限り国際連合への参加支持しない」と明記された。 アフリカの国管理都市タンジェは、戦時中スペインによって占拠されていた。戦争終結後スペインタンジェから撤退することを表明し、アメリカ・イギリス・フランス・スペインでタンジェ管理問題について討議することになっていた。ソ連はこの会議への参加主張したが、スペインソ連参加拒否していた。会議議定書ではソ連会議参加についてはフランス参加しないこの会議では協議しいとされたが、同時に英米ソの三国タンジェ国際管理都市のままにすることを同意し近い将来英米仏ソの4カ国がパリ討議するという合意が行われた。 シリアとレバノンフランスの植民地であったが、シリア・レバノン作戦において連合国奪回し以降1943年選挙行って独立宣言した。しかしフランス臨時政府はこれを認めず両国暴動態となって英米介入する事態となった以降両国には英仏軍が駐屯し現地政府との合意後に撤退することとなっていたが、交渉進展していなかった。スターリンはこの事態解決するためにフランス政府討議することを提案したが、チャーチルはすぐに会議開いて撤兵することは危険であると主張したため、スターリンはこの提案撤回したイランには1941年の英ソ両軍による占領以来米英ソの兵士駐屯していた。イギリスソ連軍兵士長く駐屯すればイラン共産化するおそれがあると見、即時撤退主張したソ連対日戦終了の6ヵ月後に撤兵することを提案し合意された。 ソ連バルト海における不凍港求めており、東プロイセンケーニヒスベルクとその隣接地域領有要求した米英は特に強く反対せず、ケーニヒスベルクカリーニングラードとしてソ連となったソ連ダーダネルス海峡ボスポラス海峡通行権定めたモントルー条約時代遅れになったとし、新たな協定の締結求めたこの中でソ連黒海をかかえるため、特に優越した地位与えられるよう主張した議定書ではモントルー条約時代遅れであるということは明記されたものの、通行権についてはトルコ政府三国がおのおの協議を行うということになった。 旧ナチス・ドイツ戦犯訴追についてはすでに合意されロンドン置いてその訴追手続き作成が行われていた。スターリンはこの会議において首謀者の名前を挙げることを提案したが、取り上げられなかった。議定書では戦犯訴追方針再確認され、早い段階でのロンドンにおける合意希望することが表明された。 すでにチェコスロバキア・ポーランドなどで大規模なドイツ人追放が行われていたが、議定書においてこの措置承認された。ただしその措置人道的な方法に限るとした上でドイツ占領当局受け入れ態勢が整うまでその措置中断することを希望する表明された。 当時ユーゴスラビアメディアは、ギリシャマケドニアにおいて、スラブ人迫害進展していると報道しギリシャ政府側はユーゴスラビア側が反乱動き支援していると非難していた。ソ連ギリシャを、イギリスユーゴスラビア側を批判する声明用意していたが、トルーマン調停によってこれらの提案両方とも撤回された。

※この「その他の議題」の解説は、「ポツダム会談」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「ポツダム会談」の記事については、「ポツダム会談」の概要を参照ください。


その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 03:14 UTC 版)

第39回世界遺産委員会」の記事における「その他の議題」の解説

武力紛争の際の文化財の保護に関する条約ハーグ条約)および同条約第二議定書世界遺産条約効力確認によるISILイスラム国)の文化浄化対す非難決議上記非難決議盛り込んだ世界遺産係るボン宣言」の採択。 「世界遺産条約履行のための作業指針」の改訂今回改訂で、試験運用されていたアップストリーム・プロセス(推薦に際して締約国諮問機関世界遺産センター技術支援要請できる仕組み)が正式に制度化された。 70周年迎えたユネスコ推進する持続可能な開発のための文化世界遺産における実施検討。 六年毎定期報告による保全状況確認SOC)では、日本からは知床取り上げられた。過去勧告対す取り組み評価され一方で継続的な課題残っている。 審議総数抑制のため、1回委員会各国推薦できる件数を各1件、審議総数25件とする提案なされたが、決定至らず翌年以降継続審議となった

※この「その他の議題」の解説は、「第39回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「第39回世界遺産委員会」の記事については、「第39回世界遺産委員会」の概要を参照ください。


その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/12 08:35 UTC 版)

第35回世界遺産委員会」の記事における「その他の議題」の解説

この年は、上の表にも示されているように、諮問機関の「登録」勧告通り登録された物件よりも、「情報照会」「登録延期勧告だったものが逆転登録された物件の数が上回ったこのような状態は世界遺産リスト信頼性を失うことにつながるのではないかという懸念示された。

※この「その他の議題」の解説は、「第35回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「第35回世界遺産委員会」の記事については、「第35回世界遺産委員会」の概要を参照ください。


その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 07:55 UTC 版)

第34回世界遺産委員会」の記事における「その他の議題」の解説

文化遺産類型多様性検討するセマティックスタディで「天文学および考古天文学」が取り上げられ天文遺産推進することが決まった詳細は「天文遺産の一覧」を参照 2003年の登録段階から保全状況懸念されていた中国三江併流登録範囲軽微な変更申請していたことに対す審査で、森林伐採鉱山掘削継続する行為遺産の資源利用)であるとし反対意見もあったが、結果として約7ヘクタール面積縮小認めることになった2007年登録され石見銀山において、登録範囲軽微な変更認められた。 詳細は「石見銀山#軽微な変更拡張登録)」を参照

※この「その他の議題」の解説は、「第34回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「第34回世界遺産委員会」の記事については、「第34回世界遺産委員会」の概要を参照ください。


その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 15:41 UTC 版)

第43回世界遺産委員会」の記事における「その他の議題」の解説

委員会本開催前にプレセッションとして2019年6月24日から4日間、アゼルバイジャン建築建設大学英語版)において世界遺産ヤングプロフェッショナルフォーラムが開催され世界遺産センターのメヒティルド・ロスラー(ドイツ語版所長世界遺産保護のために教育・科学訓練雇用分野における若手専門家育成体制充実を図ることを表明し、このユースプロフォーラムを遺産保全のためのプラットフォームとして位置付けることとした。 プレセッションとして2019年6月27日第3回世界遺産管理者フォーラム開催され(於:バクー・コングレス・センター)、既登録地担当者参集し保存と活用関した話し合いが行われ、世界遺産都市機構のような登録地間の横の繋がり国際的ネットワーク)の各分野における形成世界遺産における持続可能な開発について提唱があった。 世界遺産における盗掘文化財違法な輸送文化資材違法な搾取武力紛争地域における文化財自然環境破壊地域紛争のような人為的災害影響など対処するため、ユネスコ・世界遺産委員会世界遺産条約締約国との対話促進し保護保存と管理取り組み強化目指すバクー宣言」が決議され委員会最終日採択され予定世界遺産委員会における新規登録審査において、諮問機関ICOMOSIUCN)の勧告政治的思惑覆す事態下記委員会に対する批評参照)が増えていることを憂慮し学術的観点である事前評価重視することを再確認し、推薦国が世界遺産センター提出する暫定版推薦書受理段階から諮問機関携わることとした。また、事前審査での現地調査費用増加第42回世界遺産委員会#その他の話題参照に伴い、その費用推薦国に負担してもらうことも決めた2017年世界遺産委員会において気候変動自然災害もたらす世界遺産への影響検討したことをうけ(第41回世界遺産委員会#その他の議題参照)、憂慮する科学者同盟が「Climate Vulnerability IndexCVI気候脆弱性指数)」という指標策定し、これに基づき環境負荷懸念される世界遺産抽出して分析したところ、ガラパゴス諸島イースター島イエローストーン国立公園などで影響確認されたことを発表今後ユネスコとしてCVI採用してモニタリング充てることを検討昨年世界遺産委員会において世界遺産水資源ダムに関する問題協議されたことをうけ(第42回世界遺産委員会#その他の議題参照)、NPO団体World Heritage Watch抽出した50世界遺産の内42カ所がインフラにより水生生態系脅かされていることを世界水力発電会議英語版)で「世界遺産水力発電」と題して発表したことを報告しユネスコ・世界遺産センター世界遺産委員会としても本格的に取り組むことを確約世界遺産観光資源位置づけ遺産の商品化)、持続可能な観光追及すべく、昨年世界遺産委員会引き続きライフ・ビヨンド・ツーリズム(英語版)をヘリテージツーリズム応用する協議第42回世界遺産委員会#その他の議題参照が行われた。なお、ライフ・ビヨンド・ツーリズムは2019年10月2526日北海道開催される第14回20か国・地域首脳会合G20サミット)の観光大臣会合でも協議される遺産の資源利用など世界遺産における資源開発関した協議が行われ、戦略的環境アセスメント重要性確認されたほか、国家事業などから順次計画見直検討促したり、例え発電所などは緩衝地帯であっても造るべきではないといった具体的な指針提示。さらに石炭火力発電に伴う排出粉塵生態系に及ぼす影響指摘し2021年までに世界遺産域の石炭火力発電所存在見直すことも示唆2015年保全状況確認SOCが行われた際に指摘事項があった知床第39回世界遺産委員会#その他の議題参照)の審査が行われ、サケ産卵環境向上させるため遡上妨げているルシャ川のダム中央部撤去するなどの環境改善策示し評価されたが、漁業被害防止目的としたトド駆除に関してその必要性を示すデータ不足しているとして捕獲量の見直し要請され2020年12月1日までに次回報告書提出求められた。 2016年保全状況確認SOCが行われた際に指摘事項があった富士山-信仰の対象と芸術の源泉第40回世界遺産委員会#その他の議題参照)の審査が行われ、登山道混雑回避などの取り組み盛り込んだ日本政府報告書承認今回審査時間節約のため委員会開催前事前審査実施しており、富士山に関して概ね了承出されていた。なお、2019年になり再浮上した富士山における鉄道構想については報告されていない2020年登録審査対象確認行い日本奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島取り上げられた。2020年から全体審議の上限が35件となり登録数少ない国を優先されるため、推薦物件が多い場合には日本からの推薦受理されない可能性もあったが、推薦締め切り2019年2月1日時点29件の届け出しかなかったため審査受けられることは確定した。なお、2003年から毎年登録物件増やし続け、今委員会文化遺産自然遺産一件登録したことで所有数が55件となりイタリアと並ぶ世界1位タイとなった中国からの推薦途絶えることとなった暫定リスト掲載2019年1月末の更新時点61件ある)。 次回第44回世界遺産委員会2020年6月29日から7月9日中国福州市開催することが決まった。その議長には、田学軍(中国語版)(Tian Xuejun)教育部副部長日本文部科学省副大臣に相当)を選任中国での開催2004年蘇州開催した第28回以来、二回目となる予定だったが、2020年4月中旬に、新型コロナウイルス感染症の流行理由日程延期決まった2021年にオンライン・ミーティングの形で開催される予定)。

※この「その他の議題」の解説は、「第43回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「第43回世界遺産委員会」の記事については、「第43回世界遺産委員会」の概要を参照ください。


その他の議題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 03:31 UTC 版)

第33回世界遺産委員会」の記事における「その他の議題」の解説

諮問機関である国際記念物遺跡会議ICOMOS)が前年採択した文化の道に関する憲章』を正式に認証した

※この「その他の議題」の解説は、「第33回世界遺産委員会」の解説の一部です。
「その他の議題」を含む「第33回世界遺産委員会」の記事については、「第33回世界遺産委員会」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「その他の議題」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「その他の議題」の関連用語

その他の議題のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



その他の議題のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのポツダム会談 (改訂履歴)、第39回世界遺産委員会 (改訂履歴)、第35回世界遺産委員会 (改訂履歴)、第34回世界遺産委員会 (改訂履歴)、第43回世界遺産委員会 (改訂履歴)、第33回世界遺産委員会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS