その他の議員、議員候補者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:58 UTC 版)
「テツぼん」の記事における「その他の議員、議員候補者」の解説
佐藤秀人 「若者新党」代表の参議院議員。サッカー元日本代表。高校時代は静川岡造の長男・駿とチームメイトで、浜田松男の長女・遠子はマネージャーを務めていた。サッカーのプレースタイルは個人プレー中心だったため、チームワーク重視の日本のサッカーを嫌ってフランスへ。 サッカー元日本代表の知名度を生かして参議院静岡選挙区から無所属で出馬を計画。「若者の力を結集」をスローガンに参議院静岡選挙区に立候補を申し出たが、憲政党は次期参議院選挙候補は仙露で内定していたため、静岡選挙区の衆議院候補として取り込もうと画策。しかし本人は「政党の看板を背負って選挙したら、すべて党の方針に従わないといけない。俺はそんなのが大嫌いだ」と固辞する。憲政党黒田政調会長がライバル候補を芽を摘もうと暗躍、「寿齢党党首の大橋久豊と『高齢者問題と若者の役割』とのテーマで公開討論会」をすることになるが、事前の仙露の根回しにより佐藤や寿齢党と共闘することとなる。 大橋久豊のアドバイスにより静岡選挙区への無所属候補として立候補を取りやめ知名度を生かして「若者よ世界に挑戦しろ」をキャッチフレーズに『若者新党』を旗揚げして全国区比例代表選挙へ立候補する。その新党の候補者として静川駿・浜田遠子に出馬要請をするが憲政党に所属しているという理由のため断られてしまう。 坂本を心配する仙露に依まれて南郷、坂本と三人で密談、「憲政党の看板で入閣はただのかかしパンダになりかねない」と忠告、自らの政党からの立候補を勧めた(坂本も鶏口牛後と思い、応じる)。 青野森男 津軽鉄道の澤村社長より紹介された津軽鉄道応援隊のメンバーで青森県議を目指していて、仙露に弟子入り志願する。学生時代は相撲部で現在も地元で相撲を教えている。地元新聞の仙露への取材に同行し「道路族の議員なのに車ではなく公共交通を充実になんて、派閥のボスからおとがめが」との質問に、仙露が「それが私の考えです、これで政務官を解かれても仕方がない」と言い切ったことに政治家の覚悟を感じる(仙露は単に忙しい政務官を辞めたかっただけ)。仙露より寝台列車の「北斗星」「カシオペア」の廃止問題は列車の廃止だけでなく、青い森鉄道の収入の20パーセントを占める線路利用料収入が無くなり、地元公共交通「青い森鉄道」の経営にかかわり、青森県民にとっても重要な政策課題とレクチャーされる。 のちに青森県議に当選し仙露の議員事務所を訪ねる。その後は県議として青函経済圏研究会の取りまとめ役をしている。 震災地視察として熊本へ来たとき、のぞみに五木・細川と同じように恵子の娘・華子の相手に丸投げしようとしたが、恵子に「地方議員には興味がない」と言われてしまう。 北海道子(きたみ みちこ) 北海道議会議員、北海道函館出身で実家は農家。青函経済圏研究会の北海道側の取りまとめ役、上島派の北海道新幹線の札幌延伸問題への妨害工作に対処のため青野と共に上京するも門前払いに。そこで仙露の知恵を授けられサイド上島議員の元へ行き解決する。仙露を青函トンネル視察の案内をしている時に学生時代・青森の荒馬まつりで知り合った荒木和馬と再会する。 熱井正義 飯加茂市会議員・市民派。地元の民鉄「飯加茂鉄道」を食い物にして、なおかつ飯加茂市議会を牛耳る阿久大寛(あく ひろとも)率いる不動産会社「阿久興産」と市議会・阿久派を排除すべく、市民派の新市長を就任させた。 阿久陣営は多数派の力で市議会を封じこみ、なおかつ仙露を利用しようとする。だが、仙露・中村たちは阿久を断罪したことにより、阿久陣営は選挙で市議会から退散させられ、阿久興産の撤退により「飯加茂鉄道」は再び第三セクター化した。 アニメファンだったことから、他所での我田引水で失敗したアニメ街おこしを知っていて、飯加茂市主催の街おこしイベント会で細川が連れて来たアニメーター秋葉(あきば)の杜撰な計画を一蹴した。その一方で、仙露の奇抜なアイデアには感心している。 小田切友昭(おだぎり ともあき) 左派系少数政党・日本人民党の議員。自分の党が古臭いと思い、「ありが党」改称を提案するが上層部から却下されてしまう。(若手議員が)超党派で集まった懇親会でその話をした処、仙露が真希に意見を聞かれて述べた駅名のサブタイトルを例え話にしたところ、併記を上層部に提案しようとした(仙露とのぞみは、駅名併用みたいにいかないだろうと思っている)。 仙露・真希を政治家として敬愛していて、二人が関係する(党派の垣根を越えた)若手議員の会合には必ず参加し、さらに仙露主催のわたらせ渓谷鉄道視察会にも同伴している。 菅原成子 某民放アナウンサーで、退社後はフリーキャスターとなる。 世襲議員である仙露を過小評価し、民衆党から同じ選挙区に落下傘候補になると対談会で「一つ橋電鉄のラッシュ」と「比例選挙区」の問題で仙露を落とそうとするが、仙露の自由人的発想で逆に撃沈されてしまう(その後、その選挙候補から離脱し、憲政党から出馬を目指す)。 真希とのぞみが言うには「(選挙に勝てればこだわりの無い)不慮野心の人」。 対談会以来、仙露に反感を持っていて高速鉄道導入問題でアメリカ某州知事(ツゥーキン・レッシャー)との面会権(仙露は交渉、菅原はインタビュー)を柴本国交相の圧力を利用して横取りしてしまう。のぞみたちはそれを逆手に利用して、仙露と連邦鉄道局貨物担当(コーン・テイナー)の面会をさせた。これが逆に功を奏した。一方、菅原の面会した知事は鉄道嫌いでインタビューすらできなかった(仙露の面会成功をマクレーンから聞かされた菅原は再び敗北感を味わう)。 白州大智 憲政党鹿児島県連所属の鹿児島県議会議員。次の選挙までに新たな利権を獲得しようと、鹿児島県を訪れていた仙露に接触し接待しようとするも失敗する。 庄和源六 憲政党・参議院議員候補者。応援演説を頼もうと津島に接近する。 「元号と皇室」に興味があると偽り、秘書に細工させて話のタネに「元号駅切符」と「お召列車対応”和”(なごみ)の情報」を仕入れるが、仙露によって見破られ、津島の反感を買う。 町沼武夫(まちぬま たけお) 憲政党が参議院埼玉選挙区から擁立予定候補の一人(もう一人の対立候補は弟)。弟・武志とともに県議員を長年務めている。武夫は秩父地方の名家を継いでいる(もともと、自然豊かな土地が好きなので秩父本家は性に合っているという)。(仙露と同じ)西武ライオンズのファンで野球少年であった。そのことから秩父から東京へ向かう西武鉄道をひいきにしている。「さいたま市」が政令市として自慢する弟に対して東京の池袋、新宿が彼(埼玉)にとっての都会であると譲らない(実際、池袋を目指す埼玉県民の多い事を引き合いに出している)。 町沼武志(まちぬま たけし) 双子の兄・武夫と同じく参議院擁立候補。もともと、都会志向の強い人で、さいたま市の分家を継いだ。武夫いわく「埼玉都民」。さいたま市の分家を引き継ぎ、浦和レッズのファン、サッカー少年だった彼は、さいたま市から乗りれている東武野田線があることを利用して東武鉄道びいきで、政策の違いなどからなのか2人は衝突する(新宿、池袋を目指す兄に対して、浅草、上野も都会であると対抗する)。黒田から仲裁を頼まれた仙露は両社のライバルでもあるJR東日本を引き合いに出し「喧嘩両成敗」にしようとする。 平松正義(ひらまつ まさよし) 福島県議会議員。国政議員デビューを予定していて、天野の口車に乗せられて「会津森林鉄道」の土地を購買しそうになるが、仙露と織老師によって天野の「原野商法」に気付いて、天野のセールスを却下する。天野の土地は仙露の提案と彼の仲介で福島県教育委員会に譲渡される事になった。
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