サステイナブルツーリズム
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サステイナブルツーリズム(英: Sustainable tourism)とは、「持続可能な観光」という意味で、マスツーリズムの結果生じがちな、環境や文化の悪化、過度な商業化を避けつつ、観光地本来の姿を求めていこうとする考えおよびその実践。オールタナティブツーリズムの後に提唱された概念。
- ^ 一例として自然保護区内への車輌侵入による排気ガスや振動・騒音をまき散らす観光公害による環境破壊
- ^ UNESCO World Heritage and Sustainable Tourism Programme - UNESCO
- ^ Almaty Manifesto (PDF) - UNESCO
- ^ Sign the UNESCO Sustainable Travel Pledge - UNESCO
- ^ UNWTO「観光と持続可能な開発目標」日本語版を発行しました。 - 国連世界観光機関駐日事務所
- ^ 2017年開発のための持続可能な観光の国際年 (PDF) - 国際連合広報センター
- ^ 2017年の国連「持続可能(サスティナブル)観光」年に向けて考えるべきこと - トラベルボイス
- 1 サステイナブルツーリズムとは
- 2 サステイナブルツーリズムの概要
- 3 関連項目
持続可能な観光
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上記2節の取り組みを受け、遺産の価値(英語版)を維持するため観光客を受け入れる側がNPO法人を立ち上げ観光の在り方を模索し、単なる物見遊山ではなく観光客にも一役買ってもらうような観光、すなわちサステイナブルツーリズムとして、世界遺産エリア内の山林を侵食し景観を害する竹(竹は植林史の対象外)の伐採に参加してもらうなどの試みが行われている。また、大森町界隈では史跡探訪ではなく自然観察に軸足を置き、農家民宿に泊まりスローフードを味わい地産地消するグリーンツーリズムも試行されている。 他方、銀山柵内までの行程は徒歩に限られ、清水谷から先、龍源寺間歩までは舗装されていない道もある(史跡指定で景観・環境への配慮と往時の風情を醸成する)ため、障害者のためのバリアフリー化が求められるが、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律でも遺跡は対象外であり、アクセシビリティの実現が課題となっている。
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