ムサイ 最終生産型

ムサイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 00:56 UTC 版)

最終生産型

諸元
ムサイ級軽巡洋艦(最終生産型)[26]
艦級 ムサイ級 / ジークフリート級[25]
所属 ジオン公国軍
全長 234m[26]
全幅 162m[26]
武装 連装メガ粒子砲×2

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場するムサイ級の最終生産試作型[27]。1番艦の名称から「ジークフリート級」とも呼ばれる[25]

基本構造は通常型と変わらないが、全体的に鋭角的なデザインに改装されている。従来型より航続距離および機動性が向上しているが[28]、後期生産型のような武装の強化はなく、むしろ主砲は2門に減っている。コムサイも接続されている[29]。一年戦争末期に再設計され[30]、わずかな数が試験的に建造されている[26]

画集『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』では、エンジンの間に挟まれる形で装備されるオプションタンクが設定されており、ヘリウム3を輸送する木星船団の護衛艦によって使用されている[31]

デザインは出渕裕

コムサイS

ゲーム『ギレンの野望』シリーズ(『ジオンの系譜』以降)に登場。最終生産型専用のコムサイで、本体に合わせて曲面を主体とした形状となっている。名称はゲーム内のユニット名より(ムサイ級最終生産型が「ムサイS」)。機関砲を装備している。

同型艦(最終生産型)

ジークフリート

Siegfried[29]

最終生産型の1番艦[30]。艦体および艦橋に名称と "101" の番号が記されている。ルビコン計画の一環としてサイド6リボー・コロニーへの核攻撃を行うフォン・ヘルシング大佐のチベ級ティベ型重巡洋艦グラーフ・ツェッペリンの護衛に就く。

ヴァルキューレ

Valkyries[29]

最終生産型の2番艦[26]。こちらには "102" の番号が記されている。ジークフリートとともにグラーフ・ツェッペリンを護衛。なお、ヘルシング艦隊は往路途上で連邦軍と遭遇してムサイ級1隻を失い、核攻撃を行うことなく投降しているが、どちらが沈められたかは不明。

映像作品以外(最終生産型)

ヴィムメル / ウーメル / ケルメル
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。宇宙世紀0083年3月11日、地球連邦軍艦隊が侵攻しようとしていたジオン公国残党のヴァールシカ基地へ救援に向かう。

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注釈

  1. ^ テレビ版第4話で、連邦軍のワッケイン少佐が「ムサイごとき軽巡洋艦」と発言している。
  2. ^ EX ムサイ 1/1700 外箱の解説より。
  3. ^ 肉薄したGファイター1機によってあっさりと撃沈されたこともある。またソロモン戦では、接近するGファイターを迎撃するのに主砲を乱射した結果、正面にいた味方のムサイを撃沈した艦もいる。IGLOO第3話の模擬戦において直上を取ったヅダ小隊を迎撃するムサイは艦をロールさせ仰角の不足を半ば強引に補っていたため、主砲も両用砲としての運用を本来は想定されていなかった様である。
  4. ^ 大河原も放送終了直後のインタビューで同様の発言をしている[10]
  5. ^ テレビ版第5話より。
  6. ^ OVA『MS IGLOO -1年戦争秘録-』第2話に登場する「コムサイ280」が、空中で後部ハッチよりモビルタンクヒルドルブを投下している。
  7. ^ 当初の設定では作画ミスとの指摘もあったため、後にガウ自体のサイズ(小説版による初期設定で全長、全幅共に50m)がコムサイに合わせて大型に改訂されている[要出典]
  8. ^ 劇中のセリフでは「臨界点、沈みます」のみ。もっとも、現実の核融合炉は、原理的に暴走による爆発は起こさない。
  9. ^ 『ΖΖ』第32話のオウギュストの死に際の台詞は、「俺はミンドラを俺の手に戻した」である。

出典

  1. ^ 機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』683頁。
  2. ^ 『講談社ポケット百科シリーズ35 機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション3 連邦軍編』1984年7月、159頁。
  3. ^ 『機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集』エンターブレイン、2007年5月、124頁。
  4. ^ a b c d e 『TV版 機動戦士ガンダム ストーリーブック1』講談社、1981年3月、124頁。
  5. ^ a b c d e 大河原邦男・松崎健一監修、『ファンタスティックコレクション・スペシャル 機動戦士ガンダム・マニュアル』朝日ソノラマ、1981年3月。
  6. ^ IGLOO公式ホームページの3Dモデル、及びEXムサイ 1/1700 模型外観より。
  7. ^ a b c d e f g h i j k 「MECHANICAL - 第1話 U.C.0079」『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』公式サイト。
  8. ^ 『アニメーション「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」キャラクター&メカニカルワークス 上巻』KADOKAWA、2018年3月、94頁。
  9. ^ 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイヴ』メディアワークス、1999年6月、69頁。
  10. ^ 『機動戦士ガンダム・記録全集2』日本サンライズ、1980年5月、211頁。
  11. ^ a b c d e f 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  12. ^ 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、170頁。
  13. ^ 小説UCHG連邦 2012, p. 123.
  14. ^ a b c 「060 旗艦型ムサイ級軽巡洋艦ファルメル」『機動戦士ガンダム MSVコレクションファイル[宇宙編]』講談社、1999年11月。
  15. ^ OVA『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』劇中のファルメルのモニター表示より。
  16. ^ 機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』53頁。
  17. ^ ガンダムセンチュリー』47頁。
  18. ^ a b c 「059 ムサイ級軽巡洋艦キャメル」『機動戦士ガンダム MSVコレクションファイル[宇宙編]』講談社、1999年11月。
  19. ^ a b OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』第3話に登場。
  20. ^ a b 「MECHANICAL - Episode 1 U.C.0079(英語版)」『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』公式サイト。
  21. ^ a b c d 『ニュータイプ100%コレクション20 機動戦士ガンダム0083「作戦計画書」』角川書店、1993年11月。
  22. ^ a b c d e f g h i j k 『ケイブンシャの大百科別冊 機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー 略奪編』1991年12月、60頁。
  23. ^ 『機動戦士ガンダム エピソードガイド vol.2 一年戦争編(後)』角川書店、1999年9月、129頁。
  24. ^ 『機動戦士ガンダム 一年戦争全史【上】』学習研究社、2007年3月、90頁。
  25. ^ a b c 『コミックボンボンスペシャル84 機動戦士ガンダム0083 MS WARS』講談社、1992年11月、142-143頁。
  26. ^ a b c d e f g h i j k l 『ガンダムメカニクス6』ホビージャパン、2000年6月。
  27. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .37 機動戦士ガンダム メカニック大図鑑』バンダイ、1991年8月、85頁。
  28. ^ 『機動戦士ガンダム 艦船&航空機大全集』アスキー・メディアワークス、2010年7月、73頁。
  29. ^ a b c 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 VOL.1』バンダイ、1989年7月、117頁。
  30. ^ a b 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.1 一年戦争編』バンダイ、1989年2月、76頁。
  31. ^ 『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』バンダイ、1990年、53・56・143頁。ISBN 978-4-89189-474-0
  32. ^ a b c d 『機動戦士ガンダム 艦船&航空機大全集』アスキー・メディアワークス、2010年7月、21頁。
  33. ^ a b 『機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス』KADOKAWA、2010年8月、130頁。
  34. ^ a b c d 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.2 グリプス戦争編】』バンダイ、1989年3月、70-71頁。
  35. ^ a b c d e 「MOBILE SUIT GUNDAM ΖΖ SPECIAL BOOK」『アニメディア』1986年6月号第1付録、学習研究社、22頁。
  36. ^ a b c 『機動戦士ガンダム 艦船&航空機 大全集』アスキー・メディアワークス、2010年7月、22頁。
  37. ^ a b c d 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ』角川書店、1987年10月、58頁。
  38. ^ a b 別冊アニメディア 機動戦士ガンダムΖΖ PART.1』学習研究社、1986年10月、103頁。
  39. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .3 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.3 アクシズ戦争編】』バンダイ、1989年6月、33頁。
  40. ^ a b 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ』角川書店、1987年10月、16頁。
  41. ^ a b c 「第2章 双極のアルカディア2-2」32頁、「A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-」『電撃ホビーウェブ』KADOKAWA
  42. ^ 『ニュータイプ100%コレクション7 機動戦士ガンダムΖΖ』角川書店、1987年10月、63頁。
  43. ^ a b c AOZ ReBoot69 2021.
  44. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダム 艦船&航空機 大全集』アスキー・メディアワークス、2010年7月、23頁。
  45. ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE .3 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.3 アクシズ戦争編】』バンダイ、1989年6月、34頁。
  46. ^ a b c d e 『ENTERTAINMENT BIBLE .3 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.3 アクシズ戦争編】』バンダイ、1989年6月、62-63頁。
  47. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .37 機動戦士ガンダム メカニック大図鑑】』バンダイ、1991年8月、81頁。
  48. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .37 機動戦士ガンダム メカニック大図鑑】』バンダイ、1991年8月、30頁。
  49. ^ a b c 『ニュータイプ100%コレクション10 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』角川書店、1988年5月、63頁。
  50. ^ 小説『機動戦士ガンダムUC』第9巻より。
  51. ^ 『機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス』KADOKAWA、2010年8月、139頁。






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