ミーム マインド・ウイルス

ミーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 13:57 UTC 版)

マインド・ウイルス

マインド・ウイルス (mind virus)とは、ウイルスが人々の間で拡散していくように、多くの人々に何らかのミームを感染させる文化要素である[2]。例えば、迷信や多くの人に読まれる小説、流行語などである。マインドウイルスは必ずしも有害なのではなく、人々の生活に良い影響をもたらすウイルスもある。

マインド・ウイルスの概念を用い、ミームが多くの人々の心に拡散していく現象を説明することができる。マインド・ウイルスとミームは同じ概念(単なる言い換え)ではなく、ミームを多くの人の心へ拡散させる「何か」がマインド・ウイルスである。マインド・ウイルスは多くの心へ拡散する仕方がウイルスに似ているために、ウイルスとの類推が用いられている。

歴史的には、ミームという概念が生まれてからしばらくした後、マインド・ウイルスの理論が論じられた。リチャード・ドーキンスは、1991年に書いた小論 Viruses of the Mind で、マインド・ウイルスという概念を使っていた[13]。その小論でドーキンスは、生物学的ウイルスおよびコンピューター・ウイルスとの類推を用いている。1996年、リチャード・ブロディが自著 Viruses of the Mind:The New Science of the Meme で、マインド・ウイルスという概念を詳しく論じた[2]

以下、ブロディによるマインド・ウイルスの説明を述べる。

ミームが人から人へと伝わる現象は様々であり、その感染していく現象が、ただランダムに感染していくのではなく、「何か」が人々をミームの拡散に利用していることがある。それは何らかの文化要素が、多くの心へその文化要素のミームを拡散させているのであり、その文化要素がマインド・ウイルスである。会話、テレビ、ラジオ、新聞、読書、インターネットなど、様々な機会からマインド・ウイルスは私たちの心へ入ってくる。またミームが進化するのと同様、マインド・ウイルスも進化する。

全てのマインド・ウイルスが有害ではない一方、マインド・ウイルスによっては人権侵害や子供達の教育に関する社会問題などを生む。ミーム学は、マインド・ウイルスがどのように働いているかを考察することで、こうした社会問題について新しい理解を得ることができる。

ウイルスとは何か

ウイルスが細胞に感染し、自己複製する様子のアニメーション

マインド・ウイルスという概念を理解するには、まず「ウイルス」とは何かということを理解する必要がある。ここでいうウイルスというのは、一つの概念であり、三つの世界に適応できる。生物の世界、コンピューターの世界、そして心の世界である。

生物学的ウイルス
生物学的ウイルス(DNAウイルス)は、細胞の中にある複製装置を利用する。その複製装置は、通常タンパク質を作ったり、細胞分裂の準備をしている。ウイルスは細胞に侵入し、自己の複製を作るよう複製装置に指令を発し、自己の遺伝情報を複製させ、複製されたウイルスは他の細胞に侵入していったり、くしゃみなどで多くの人々へ拡散していく。
コンピューター・ウイルス
コンピューターの世界では、コンピューター・ウイルスである。コンピューター・ウイルスは、まず悪意のある設計者がプログラムを作る。そのプログラムを、誰かが使う他のプログラムに潜り込ませる。人々がそのプログラムを使うと、ウイルス・プログラムはコンピューター上の他のプログラムに自己の複製を感染させる。感染したプログラムが自動的あるいは手動で他のコンピューターにコピーされると、そのコンピューターもウイルスに感染する。
マインド・ウイルス
生物学的ウイルスとコンピューター・ウイルスの共通点から、ウイルスの四つの特徴が分かる。侵入、複製、指令の発信、拡散である。
指数関数のグラフ
DNAウイルスは細胞のコピー機構を利用し、コンピューター・ウイルスはコンピューターのコピー機構を利用する。そしてマインド・ウイルスはをコピー機構として利用する。マインド・ウイルスは心に侵入し、コミュニケーションを通じて他の心に自己の複製を作る。そして行動を引き起こすミームで心をプログラムし、私達に指令を発する。その行動が様々な出来事を引き起こし、多くの人々の心へ拡散する。
ウイルスの拡散は、指数関数的増加をする。1, 2, 4, 8, 16と倍々に増えることを指数関数的増加と言う。この増加の仕方は非常に強力であるため、マインド・ウイルスは人々の生活に強い影響力を持つ。
あるマインド・ウイルスが有益なウイルスか、有害なウイルスかということは、必ずしも自明ではない。ブロディが例にあげる有害なマインド・ウイルスの一つは、ドイツのナチスが広め、多くの人々に感染したマインド・ウイルスである。
ブロディは、マインド・ウイルスを「文化ウイルス」と「設計ウイルス」の二つに大きく分けている。文化ウイルスは自然発生したウイルスであり、設計ウイルスは人工的に作られたウイルスである。

侵入・複製・拡散の働き

マインド・ウイルスの侵入・複製・拡散の働きは次のようなものである。

侵入
まず、心に侵入する。侵入方法は、ミームが心へ侵入する三つの方法と同様、反復、認知的不協和、トロイの木馬のどれかであることが多い。
例えば、銃規制の問題について、多くの感染者から一つの観点を何度も聞かせられれば、反復により馴染んできて、自分の考えになる。あるいは何かのセミナーで、嫌な思いをさせられたあとで最後はほっとさせてくれる認知的不協和によってプログラムされる。また、だいたい正しそうだが、一部は有害な概念を耳にする(トロイの木馬)、といったケースが考えられる。
複製
ミームが心に侵入すると、そのミームが人を動かす。その行動は、他の心へそのミームを複製させる働きを持つ。複製には、ミームの内容を変形させたり省略しないような正確な複製法が必要になる。例えば、「伝統」というミームは、その性質上変形しにくい。あるいは宗教においては、あるミームが真理であるという教えによって保たれることもある。また、ミームを変形させると罰せられるような組織では正確な複製ができる。
英単語の場合、一つの単語に正しいスペル(つづり)が一つしか無いというミームは真理ではない。辞書が普及する以前、人々は一つの単語を様々なスペルで書いていた。しかし、今では「正しい」と見なされたスペルが教育によって保たれるようになった。
拡散
人々へ拡散するには、会話などの言葉によることもあれば、ファッションの流行のようにある行動が他の人々へ影響を及ぼすこともある。あるいは、テレビのような媒体によることもあれば、宗教の布教活動によることもある。
マインド・ウイルスの中でも、特に拡散しやすいウイルスがある。例えば、ウイルス自体を広めるように人を動かす「伝道」を含んだウイルスは、伝道によってウイルスが積極的に広まっていく。あるいは、人々の危機意識を利用したり、「子供を助けよう」といったミームで人々の注意を引く、などが考えられる。

侵入・複製・拡散の条件を満たす何らかの概念や教義といったものを信じ込んでいるならば、意図的に自分をプログラムしている場合を除いて、マインド・ウイルスに感染していることになる。

文化ウイルス

文化ウイルスには、テレビCMやテレビ番組、ジャーナリズム、政府、宗教、迷信などが含まれる。こういった文化ウイルスは、進化の力により自然発生したものである。ウイルスの進化は、ウイルス同士による心の争奪戦によって決められていく。より多い人々の心に複製を作れたウイルスが生き残り、それができないウイルスは消えていく。つまり文化要素は全て、それ自身を永久に存続させる方向へと進化するのである。

ウイルスは、私たちの注意を強く引くものほど生き残りやすい。注意を引くものは、私たちに強い感情を引き起こすものである。例えば、危険、食べ物、生殖等に関するミームは、私たちに強い感情を引き起こす。あるいは、私たちの「何かに属したい」という衝動や権力への追従といった衝動などを利用すれば、人の強い感情を引き起こして注意を引くことができ、進化の上で有利である。

以下に文化ウイルスの例をあげる。

テレビCM
テレビCMは競争によって、自然に進化してきた。その過程でCMは、製品の利点を論理的に解説するよりも、音楽や映像などを用いて感覚に訴えるものに進化していった。例えば、トロイの木馬のやり方で、音楽を楽しんでもらいながらミームを心に送り込むのである。
そして製品といい気分の関連づけミームを視聴者の心に作る。つまりテレビCMは、人々が製品を見た時によい気分になるように、心をプログラムするのである。
成功するテレビCMは、人々に強い感情を引き起こすものである。例えば、性的な刺激を使う。また、笑えるCMでいい気分にさせたり、「同類の人」ミームで視聴者に一体感を持たせたり、その製品がずっと昔から作られているという伝統ミームを用いたりする。
テレビCMが人々の生活に悪影響を与えるとしても、CM制作者が陰謀を持っているとは限らない。人間の意図がなくとも、ミーム進化によって文化は悪化しうるからである。
テレビ番組
テレビ番組も、視聴者に性的な刺激を与えたり、美味しそうな食べ物を映したり、権力者を映したり、世の中の危機や危険なものを映すように進化していっている。性、食べ物、権威、危機、危険といった本能に訴えかけるミームは、たとえ現実離れした内容であったとしても、私たちの注意を強く引くことができるからである。
テレビ番組に下品な内容が増えるのは、下品な内容は自己複製に優れているからである。

このようなマインド・ウイルスの進化が私たち人類にとってプラスになるとはかぎらず、有害になる場合もある。つまり、マインド・ウイルスは私たち人間にとって良いことか悪いことかという事とは関係なく進化していくのである。

ジャーナリズム
ワシントン・ポスト(1969年撮影)
ジャーナリズムは、マインド・ウイルスの温床で、大量の情報が毎日コピーされている。
ニュースメディアはビジネスとしてやっていける必要がある。したがって新聞の記事になるものは、新聞が売れる記事でなくてはならず、テレビニュースで報道されるものは、人々がチャンネルを合わせるものでなくてはならない。
新聞やテレビニュースは中立であることが求められているが、何をニュースとして選ぶかを決めるところで、既に偏りが生じている。なぜなら、例えば新聞は、もし「今日も特に変わったことはありませんでした」といったことを伝えていたら売れなくなってしまう。「今日も特に変わったことはありませんでした」というミームは、面白くないからである。
ニュースメディアが人々の注意を引きつけるもう一つの方法は、「私達の日常では普通でないこと」を報道することである。例えば私達の日常が平和な世界であったとしても、ニュースはたえず世の中の「危険」な部分を映す。私達の脳は、「危険」な事柄に強い感情を引き起こされ、注意を払う傾向がある。そうした脳の傾向により、ニュースメディアは恐ろしいニュースを報道するように進化するのである。
陰謀論
いわゆる陰謀論という文化ウイルスは、ある集団が陰謀を企んでいるのではないかという人々の想像によって生まれる。例えば、ジョン・F・ケネディの暗殺についてである。様々な陰謀論が生まれるのは、人間は意味のないことでも意味づけをして、無意味な問題を解決しようとする傾向があるからである。
ミームがある集団に広まるとき、その集団に陰謀があるように見えることがある。例えばテレビCMが視聴者を上手く騙すようなものが増えていったとして、CM制作会社や業界に陰謀があるのだろうか。そうかもしれないが、それが意図的に生まれたものではなく、単にCMを作る人たちの間でミームが進化した結果だとも考えられる。
一方、企業や政治家による本当の陰謀もあるが、陰謀に関わっている人間が、悪いことをしている自覚があるとは限らない。そうした行動をとるようなミームにプログラムされているため、自分たちを客観的に見ることが難しいのである。この例には、ウォーターゲート事件が当てはまる。
政府
アメリカ合衆国議会議事堂
政府は文化ウイルスである。権力は人々を命令に従わせるが、マインド・ウイルスは命令に従う仕組みを利用して感染していく。したがって、権力に従い命令を受け入れる人が集まるところでは、マインド・ウイルスがたくさんの人々へ感染することになる。
権力というのは、自分を存続させる方向へ進化する。なぜならどんな議員も、政治に影響を及ぼすには選挙で勝つことが必要であり、そのために議員は国にとって何が最善かというのではなく、自分が選挙で支持が得られるミームを選択するからである。もしそうしなければ、選挙に負けてしまう。そして議員に選挙資金を出してくれる団体のミームは、そうでない団体のミームよりも議員に選ばれやすい。こうした進化により官民癒着が生まれる。
ブラックマーケット
政府が何らかの売買を禁止すると、その物を違法に取り引きする市場、ブラックマーケットという文化ウイルスが生まれる温床ができる。例えばアメリカ合衆国における禁酒法のもとで密売されていた密造酒である。政府がある物の規制を厳しくするほど、ブラックマーケットにおける密売の価格が上がる。
ペット
はペットとして多くの人に飼われている。
ペットは文化ウイルスである。ペットには侵入・複製・拡散と、マインド・ウイルスに必要な条件がそろっている。まず、ペットは可愛らしさで心に侵入する。そしてペットの遺伝情報は、血統が人間の手によって守られるので正確に複製される。そして社会に広まっていく。
人の脳は「子供を守りたい」という感情を持つ傾向があるが、ペットは、あたかもペットが自分の子供であるかのような感情を人に引き起こす。そしてペットという文化ウイルスが人に発する指令は、ペットの世話をすることである。
ペットはより可愛らしく、人に愛されるように進化してきた。人に可愛がってもらえなければ、ペットとして生きていけない。こうして、可愛い動物だけがペットとして選択されていく。
ただしマインド・ウイルスが全て有害だということではないので、ペットに対してミーム学が否定的であるという訳ではない。
キャラクター
日本社会で言う「ゆるキャラ」「アイコン」「アニメ」などのキャラクターをアメリカ社会ではミームと呼ぶ。

設計ウイルス

設計ウイルスは自然発生した文化ウイルスと違い、特定の目的のために人工的に作られたマインド・ウイルスである。ただし、これは設計者がミーム学を知っているという意味ではない。ミーム学を理解した上で設計ウイルスを作るケースも考えられるが、そうでなくても、設計ウイルスの技術は人々に利用されている。設計ウイルスは、感染した人に伝道活動や勧誘をさせるミームによって広まっていく。

設計ウイルスには、誰かがお金を稼ぐためのウイルスや、誰かが権力を得るためのウイルス、そして人々の生活の質を向上させるためのウイルスといったものが考えられる。

利益目的ウイルス

以下に利益目的ウイルスの例をあげる。

無限連鎖講(ネズミ講)
無限連鎖講は一般にネズミ講と言われ、ピラミッド型の組織の会員が、新たな会員を勧誘して会費の徴収をし続けることで利益を得る。例えば、ピラミッドの頂点に一人が立ち、その下に二名、その二名の下にそれぞれ二名ずつ計四名、その四名の下にそれぞれ二名ずつ計八名、といった組織をつくる。会員は全員で15人である(1+2+4+8=15)。新会員を16名集め、新たな会員から得られる金を会員全員に配り、頂点の人が脱退してピラミッドは二つに分裂する。これを繰り返していく。
これは会員を倍々に(指数関数的に)増やす必要があり、最終的に勧誘が不可能になり破綻する。2010年現在日本やアメリカにおいて無限連鎖講は違法である。
連鎖販売取引(マルチ商法)
マルチ商法はピラミッド型に販売員を組織する。
連鎖販売取引はいわゆるマルチ商法であるが、日本やアメリカでは連鎖販売取引自体は違法ではない。連鎖販売取引は、ネズミ講と違い、製品を販売するピラミッド組織である。先に登録した販売員が、新しい販売員を勧誘する。そして自分の勧誘した販売員から売り上げの何パーセントかを受け取るのである。アムウェイなどの企業が連鎖販売取引を採用している。
電話会社のキャンペーン
ある電話会社と契約している人が、友達や家族もその電話会社と契約するように勧誘すると、割引サービスになるという仕組み。電話会社がこのサービスを宣伝すると、後はひとりでに自己複製という指数関数的な力で、契約者が増えていく。
持ち運び可能な携帯電話誕生以後は携帯電話の契約者が、また新たに開発されたスマートフォン等も、日本では各社キャンペーンにより契約者が増え、固定電話は減少傾向にある。

権力目的ウイルス

カルトは権力目的のウイルスの一種である。ただしブロディによれば、カルトは宗教に限らない。ここでいうカルトとは、メンバーの個人的な、意図的な考えに基づかずに、メンバーを何らかの使命に束縛するミームとカルトを脱退すると重大な悪い結果を招くという二つのミームで、メンバーの人生を利用する集団である。

何らかの使命のミームでプログラムされたメンバーは、何らかの目的に向かって、カルトのために人生を費やす。それによりカルトのリーダーが金、性、人々の能力の掌握といった権力を得るのである。

巨大企業も権力目的ウイルスの一例である。企業は使命のミームで全社員の意志を一つの方向に向かわせ、業績を伸ばす技術を使う。例えば、「全ての人々に何々を与えよう」「業界で一番の品質を」等の企業目標をまとめたものである。

また、企業はストックオプションという報酬を使って従業員を企業に縛り付ける。カルトがメンバーを引き留めるのと同じように、「脱退すると悪い結果になる」というミームである。

企業が従業員を転職させないためのもう一つの方法は、入社して最初の頃はつまらない仕事をさせ、認知的不協和によって、「税金を払っている」ような義務感が生じ、その仕事が価値あるものに思えてくるようにさせる方法がある。


注釈

  1. ^ 複製における忠実度は突然変異率が高く、ラマルク的変異の傾向をもつとされる。
  2. ^ なおドーキンスの最後の発言は、原文では、"I'm not committed to memes as the explanation for human culture." である[16]

出典

  1. ^ 第2版,日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,世界大百科事典. “ミームとは”. コトバンク. 2021年1月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s リチャード・ブロディ、森 弘之訳『ミーム―心を操るウイルス』講談社、1998年。
  3. ^ スーザン・ブラックモア about memes Memetics UK 2010年11月15日閲覧。
  4. ^ a b 中島 2019, p. 「ミーム」.
  5. ^ a b c ドーキンス 2018, p. 528.
  6. ^ ドーキンス 2018, p. 330-331.
  7. ^ a b リチャード・ドーキンス、日高敏隆 訳、岸由二訳、羽田節子訳、垂水雄二訳『利己的な遺伝子』紀伊國屋書店、2006年。
  8. ^ Geoffrey M. Hodgson (2001) "Is Social Evolution Lamarckian or Darwinian?", in Laurent, John and Nightingale, John (eds) Darwinism and Evolutionary Economics (Cheltenham:Edward Elgar), pp. 87-118. 原文(一部相違あり)
  9. ^ Oxford English Dictionary 内、ミームの項目。
  10. ^ リチャード・ドーキンス、垂水雄二訳 『遺伝子の川』草思社、1995年
  11. ^ 佐倉統ほか『ミーム力とは?』数研出版、2001年。
  12. ^ a b 。河田雅圭『進化論の見方』紀伊國屋書店、1989年
  13. ^ Viruses of the Mind リチャード・ドーキンス、1991年
  14. ^ Balkin, J. M. (1998), Cultural software:a theory of ideology, New Haven, Conn:Yale University Press, ISBN 0-300-07288-0
  15. ^ Richard Dawkins and Jaron Lanier "Evolution:The discent of Darwin", Psychology Toda,Translated by Minato NAKAZAWA, 2001. Last Update on January 12, 2001 (FRI) 09:22 .”. 2011年7月7日閲覧。
  16. ^ Psychology Today”. 2011年7月8日閲覧。
  17. ^ このシンポジウムをまとめた論考が、以下の書。
    ロバート・アンジェ 編、佐倉統・巌谷薫・鈴木崇史・坪井りん 訳『ダーウィン文化論:科学としてのミーム』産業図書、東京、2004年(原著2000年)。 
  18. ^ スーザン・ブラックモア著、垂水雄二訳『ミーム・マシーンとしての私』草思社。序文より





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