76巻から80巻(福田陽平、川居尚美時代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:37 UTC 版)
「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の記事における「76巻から80巻(福田陽平、川居尚美時代)」の解説
通常版 76巻 〜 80巻シリーズタイトル投稿者パッケージコメント76巻「インディアン水車」 金子博(仮名) 投稿者の男性が北海道旅行をした際、とある川に設置されていたインディアン水車の施設で撮影した映像。ガラス越しにおびただしい数の鮭が泳いでいる。投稿者がカメラをガラスに近づけて水中を映していたとき、その中に人間の頭部のようなものが漂って、ガラス面に接近する様子が映っている…。 「孤独死」 奥村弘明(仮名) 電気店に勤務しているという投稿者が、仲間との飲み会の席を撮影した映像。酒も進み、盛り上がる一堂、しかし、そこである異変が起きる。最初に、すりガラス越しに老人らしき姿が映る、そして、投稿者が驚いてカメラを上に向けた瞬間、窓から何者かがこちらを向いているのが映し出される…。 「雪道」 栗林真彦(仮名) 近畿地方に転勤した投稿者の男性が、珍しい大雪の中、職場の同僚を家に送っている時の映像。大雪が降る夜間、電信柱の後ろに、半袖姿の男と思しきものが立っている。そして次の瞬間、血塗れの同じ男と思しきものが、助手席の足元から同僚の女性を見上げているのが映っている…。 「誰がために 前編」 稲羽博美(仮名) 約4年半前に、カラオケボックスで遊ぶ同級生たちの姿を、携帯電話で撮影した映像。友人の結婚がきっかけで、ふたたびこの映像を見ると、同級生の一人、樋口かなえさんにある変化が起きていることに気づいたという。その樋口さんに、悲劇が起こってしまったというのだが…。 「シリーズ監視カメラ 彷徨う」 瀧夏子(仮名) 某劇団に所属している女性から送られてきた映像。稽古中、芝居を演じる役者たち。一人の役者が床に倒れ込み、感電して照明が点滅する場面で舞台奥を移動する女と思しき影が映り込む。さらにその後、左側に現れた両手を持ち上げるような仕草の女は首を吊っているようにもみえるのだが…。 「温泉旅行」 北井英介(仮名) 投稿者が年末に年下の恋人と、とある海辺の旅館に宿泊した時の映像。投稿者によると、宿泊した翌朝、恋人のAさんが窓から見える海辺に、知人女性がいると言い出し、口論になり、窓の外を撮影していたという。恋人のAさんが窓側に移動した時、彼女の背後をついて歩く女と思しき姿が…。 「料理」 坂口茜(仮名) 投稿者の女性が遠距離恋愛の恋人に、好物の野菜炒めのレシピを説明するため、webカメラで撮影した映像。料理を進めている途中、映像が乱れ、背後の壁に、体が埋まっているような格好の人間と思しきものが映っている。さらに投稿者の体が一瞬消えてしまっているようにも見える…。 「誰がために 後編」 稲羽博美(仮名) 不可解に消えてしまった同級生の樋口さん。そして樋口さんと最も仲が良かった福田さんを指差す謎の手。さらに、指を指された福田さんの背後に映り込む女性のような人影。取材班は、この映像が収録された時に一緒にいた、同級生の二人、飯島さんと加藤さんに、当時の話を聞くことができた…。 77巻「ホワイトアウト」 小宮晋平(仮名) 山頂にある施設に車で向かう途中、猛吹雪に巻き込まれ、止む無く引き返すところを撮影した映像。車外に出た投稿者たちの視界を雪は一瞬で覆い、身の危険さえ感じるホワイトアウト現象の中、同乗者の最後の一人が車内に乗り込み、扉が閉まろうとした瞬間。こちらを覗く、女性のような顔が映り込んでいる…。 「子供の風景」 関口俊和(仮名) 投稿者の男性が妻とその息子と一緒に自然公園へピクニックに出かけた際、撮影された映像。投稿者である父親からカメラを任され、はしゃぐ息子。雑木林に入り、向こうで待つ父親の姿を撮影しようとカメラをズームする。しばらくして、来た道を戻ろうと振り返ったとき、一瞬、木の根元からこちらを覗く男性の首のようなものが映りこむ…。 「写真スタジオ」 榎本真弓(仮名) 記念写真を撮る時は、その写真に強い想いが宿るとも言われている。投稿者も1歳の誕生日を迎える娘との家族写真を撮影する為、近所の写真スタジオに訪れたのだという。被写体である家族の顔が一瞬別人のように変わる。フラッシュの光を浴びた次の瞬間、家族に顔が変化しているように見えるのだが…。 「ずっと一緒 前編」 木田めぐみ(仮名) イベントサークル活動の一環で、新入生の入学を祝いキャンプに行った時に撮られた映像。出会いを喜び、仲間や恋人たちと、ふざけあったり、楽しそうにはしゃぐ大学生たち。身体から浮き出てくるように黒く染まっていく沙那恵さん。そしてそのあと沙那恵さんの背後から現れた人影。どこかの女性のようにも見えるが、はっきりと識別することはできない…。 「美容院」 小川隼汰(仮名) 美容師である投稿者が後輩へ手順を教えるための、参考映像用として撮影した時の映像。突然、落下するマネキン。投稿者曰く、その時落ちたマネキンが独りでに、動いているように見えたのだという。そして、マネキンを拾おうと、恐る恐る近づいた次の瞬間、マネキンの首が人間の顔のように変化しこちらを振り返る…。 「フェスティバル」 小坂佑樹(仮名) 投稿者の男性が友人と、とある大型公園で行われていた、催しに行った際に撮影したという映像。投稿者が催しを見て回り、公園内の石が積み上がった小さな滝を映した時、その積み上がった石に黒く焦げたようなの人間の頭部と腕のようなものが映っている。調べによると15年ほど前、この公園では何者かによって爆発物事件が起きていたのが判明した…。 「祖父母の家」 西山克也(仮名) 今年の正月、投稿者の男性が兄弟や親戚とともに祖父母の家に集まった時に撮影されたという映像。一見楽しげに見えるこの映像だが、翌日、悲劇的な事実に直面することになったという。甥っ子の子供から投稿者の男性がみかんを受け取った時、左側の座卓の下に女と思しきものが映っている…。 「ずっと一緒 後編」 木田めぐみ(仮名) 沙那恵さんに起こった不可解な現象。それは呪われた神木によって引き起こされたのではと投稿者のめぐみさんは言う。突然現れた黒い発疹のようなもの、その時映り込んだ人影が意味するものとは?そしてこの三角関係がどのように関係しているのか?神木の呪いは存在するのか…? 78巻「踏切」 岡元重喜(仮名) 幽霊が出ると噂される踏切を動画サイトに投稿するため撮影された映像。この踏切では人身事故が多発していることからそんな噂が立ったという。踏切を再度、映すとそこに先ほどはいなかった男性の姿がある。しかし、もう一人の投稿者には見えていない様子だ。そして、吸い込まれるように踏切に向かって歩いていく、次の瞬間、目の前に突然、電車が通り過ぎる…。 「獅子舞」 木多川英二(仮名) 投稿者の男性が、関西地方の祖父母の家に遊びに行った際、祭りの日に行われていた獅子舞の様子を撮影した映像。激しく動く獅子舞を映している最中、一瞬、胴体の布の中にもう一人の人間の下半身と思しきものが映り込んでいる。さらに、右側の建物の入り口の縁に異常な大きさの男性の顔と思しきものが反射して映っている…。 「休日」 佐野利男(仮名) 投稿者の男性が農家を営んでいる親戚の家の敷地内で撮影したという映像。投稿者は2人の娘たちがミニバイクに乗る様子を映していたと言う。映像の後半、白い服の長女が、ビニールハウスの前を通り過ぎた時、その中に3人の首をつった人影と思しきものが映り込んでいる。調べによるとこの敷地は、前の持ち主の家族が借金を苦に無理心中した物件だという…。 「続・ずっと一緒 前編」 木田めぐみ(仮名) 大学のイベントサークルよって行われた、肝試しを撮影した映像内の沙那恵さんという女性に不可解な現象が起きた。浮き上がる黒い痣。そして、沙那恵さんの後ろから現れる人影。その要因と思われた呪いの神木を探しに行くも、映り込んだ人影との関連にたどり着くことはできなかった。この現象が起きた後、沙那恵さんは突然の発作に悩まされる。その原因は、彼氏の浮気だった…。 「ゆれる」 小林美咲(仮名) 突然、揺れだしたブランコ。その様子を撮影した美咲さんにだけ不可解なものが見えてしまったという。さらに投稿してから2週間後、彼女は事故で亡くなってしまう。不自然に揺れる1台のブランコ。2台で撮影された映像のうち1台のカメラだけに子供の姿が映り込む。ブランコを止める美咲さん。その次の瞬間、ブランコに座る男の子の姿が映り込んでいる…。 「シリーズ監視カメラ 中古車」 柳弘成(仮名) 投稿者の男性が、家の庭先に停めてある乗用車を監視カメラで撮影した映像。いつも夜中の1時過ぎ。誰もいないはずの車からクラクションがけたたましく鳴るのだという。深夜の1時5分を指した瞬間、運転席に男性と思しきものがハンドルにもたれかかるように座っている。その男性の顎の部分がハンドルのクラクションに乗っかっているのである…。 「排水溝」 伊藤純菜(仮名) カリカリと風呂場に響く音。その音の出所を探す投稿者。その音が排水溝から聞こえていると気づき、携帯電話のレンズを排水溝に向ける。ライトを当て排水溝の中を照らしていると、詰まった髪の毛中から女性と思わしき手が、こちらに向かって這い上がってくる。その髪が排水溝に向かって伸びているようにも見えるのだが、次の瞬間には消えている…。 「続・ずっと一緒 後編」 木田めぐみ(仮名) 滋直さんは帰宅後、急に倒れ、現在、集中治療室で入院中であるという。倒れた滋直さんのそばには、空になった骨壷があったという。あたりの状況から、滋直さんは遺骨を口にしていたということがわかった。そして、京子さんの遺骨をすべて自分に取り込むその行動が、京子さんの意思によるものなのか…?滋直さんは、現在、意識不明で入院している…。 79巻「新幹線」 四谷真彦(仮名) 男性が家族旅行に行った際、新幹線内で撮影した映像。家で留守番をする父親に見せる為にカメラを回していた。カメラを窓際に置き、景色を撮影する投稿者。新幹線がトンネルに差し掛かったとき、窓にへばりつくような男の姿が現れる…。 「ボルダリング」 高岡祐樹(仮名) 商業施設に設置されているボルダリングジムに親子で遊びに行ったという投稿者の男性。最初の映像で投稿者の娘が壁を登っている時、右側の扉に彼女を追うような姿の人影が映っている。この時、壁を実際に登っている人は存在していない。さらに別の日の映像で、左下の暗がりに座っている子供のような姿も確認できる…。 「タイ旅行」 黒崎浩平(仮名) 投稿者の男性が友人とタイに住む妹夫婦の元を訪れた時に、町並みや寺院跡などを撮影した映像。この映像に常識では理解不能なものが映り込んでしまったという。寺院跡を映した映像の中、横に複数並んだ仏像の間に、首のない上半身裸の人間と思しきものが映っている…。 「シリーズ監視カメラ インターホン」 高野良輔(仮名) 投稿者が自宅の玄関に設置した防犯カメラの映像。カメラに映る女性は門の前で立ち止まりインターホンを鳴らす。すぐに玄関を開ける投稿者。しかし投稿者には、女性の姿が見えておらず家の門は無防備に開け放たれる。すると女性はゆっくりと歩き出し、家の中へと入っていくのだが…。 「中古のテレビ」 三宅留美(仮名) VHSの再生機と一体化型ブラウン管テレビ。テレビの電源が消える瞬間に男の顔の残像が画面に浮かぶという。さらに、電源のON/OFFを繰り返す度に男の顔の形が変わっていくというのだが…。 「治療室」 深井大輝(仮名) 投稿者の男性が病院で足の怪我を処置して貰っている様子を、記念にスマートフォンで撮影していたという映像。自分の足元にカメラを向けた一瞬、目の赤い人の顔と思しき姿が確認できる。病院関係者によると、数年前にこの病院で手術を受けた、男性が麻酔薬の分量ミスで意識が戻らず他界しているという…。 「鉄板」 岩尾弘一(仮名) 投稿者の男性がとあるお好み焼き屋を訪れた際に撮影した映像。カメラが鉄板を映したとき、画面左側に女性のような顔がこちらを振り向くかのように映り込む。数年前、この店の常連客だった女性が付近の道路で交通事故に遭い、亡くなったのだという…。 「縁恨」 相原浩子(仮名) アイドルのミュージックビデオの撮影風景を映したメイキング映像。その収録された映像の中に不可解な現象が起きているという。そしてこの映像をきっかけに、徐々に人間関係の闇が浮き彫りとなる。そして我々は、この投稿映像について取材をしていく中で、幾つかの関連すると思われる映像を発見する…。 80巻「海辺」 秋島良宏(仮名) 男友達4人で中部地方を旅行した際に立ち寄った砂浜で撮影したという映像。カメラが岩場を映した時、水中に女と思しき水死体のような人影が映っている。この海岸附近では数年前に、地元の女子大生がウィンドサーフィンの練習中に溺死する痛ましい事故が起きているという…。 「トンネル」 鎌田宗介 大学生の投稿者とその友人が関東近郊の廃トンネルに訪れた際の映像。投稿者のカメラが トンネルを進む友人の姿を追う。恋人の事から口論になる二人。口論が進むにつれて、投稿者はカメラを地面に置いた際に、トンネルの出口付近に女性の人影の様な物が現れこちらをずっと見ている…。 「見知らぬ女の子」 岡クミコ(仮名) 投稿者の女性が20数年前、当時4歳の頃に母親と一緒に湖へ遊びに行った際の映像。投稿者が、遠くを指差し「サキちゃん」とつぶやいている。投稿者の母親がカメラを向けると、黄色い服を着た子供が遠くでカメラの方を見つめるように立っている。カメラをズームしていくといつの間にか、子供の姿を見失ってしまう…。 「水面」 瀬良誠美(仮名) 投稿者とその恋人がとある公園を訪れた際の映像。投稿者らは、公園内の池を渡るため貸し出し用ボートに乗り込み2人の時間を楽しんでいた。するとまるで何かが衝突したかのように突如、ボートのバランスが崩れる。そしてカメラが水面を映したときボートの横に不気味な顔らしきものが映り込む…。 「続・縁恨 前編」 相原浩子(仮名) アイドルのプロモーションビデオの撮影風景を撮影したメイキング映像。前作、シリーズ79で紹介した投稿映像だが、その後、取材をする中でこの投稿映像でおきた現象と類似する投稿映像が多数見つかった。モニターの前に座るこのビデオを監督した男性の頭部が、不自然に消えている…。 「熱唱」 榊原隆誌(仮名) 投稿者の男性が、とあるカラオケ店で撮影したという映像。カラオケで熱唱している男性の背後のソファーに座る、通常ではあり得ない異常な角度に首が曲がった男と思しき姿。投稿者によると、去年、地元の遊び仲間で左官職人の友人が作業中に強風に煽られて足場から転落死しているという…。 「シリーズ監視カメラ 散乱」 荒城徳順(仮名) とあるスーパーに設置された監視カメラの映像。最近、お菓子コーナーの商品が、床にばらまかれる悪質なイタズラが横行しているのだという。どこからともなく現れる、ひとりの少年。間もなくして、彼は陳列棚の商品を服の中へと詰め込み、万引きをするつもりなのかそのまま立ち去ろうとする…。 「積乱雲」 西沢雅文(仮名) 東京に住む男性が恋人と食事をした帰り、突如、発生した積乱雲と思しき雲を撮影した映像。カメラが、恋人の方を映した時、彼女の肩から人間の左手のようなものが這い上がっているように見える。調べによると、この映像が撮影された橋の下の河で、自殺した男性と思しき遺体が発見されているという…。 「続・縁恨 後編」 相原浩子(仮名) 問題の動画に入り込んだ、ノイズだけを切り取り編集した映像をご覧頂きたい。変わって、変わって、奪ってやる。叫ぶような男性と思われる声が、動画の中に隠れていた。この動画はドキュメント映画の素材では無いと、海田さん言っていた。それならば、夫婦二人でメッセージを伝える為に撮られた動画だと思われる…。
※この「76巻から80巻(福田陽平、川居尚美時代)」の解説は、「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の解説の一部です。
「76巻から80巻(福田陽平、川居尚美時代)」を含む「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の記事については、「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の概要を参照ください。
- 76巻から80巻のページへのリンク