治療室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:16 UTC 版)
多様な腫瘍でも照射治療ができるよう、どの重粒子線でも体内飛程:約30cmが必要。それらのビームを治療台近傍にあるスノート(照射筒)より患部に照射する。2重リング式の場合、垂直・水平ビームを使う治療が可能。治療に用いられるコースは垂直のみ、垂直・水平、水平のみの3コース(3室)がある(2009年6月現在)。hebtから入射してきたビームは散乱体、ワブラを通過し、リッジフィルタ、レンジシフタを通過し、MLC(Multi Leaf Collimeter)で重粒子での照射範囲をコリーメートし、ボーラスにて照射強度を形成する。
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