まめ【豆/×荳/×菽】
読み方:まめ
[名]
1 マメ科植物の種子。特にそのうち、食用にするものの総称。大豆(だいず)・小豆(あずき)・ササゲ・エンドウ・ソラマメ・インゲンマメ・ラッカセイなど。マメ科の双子葉植物は約1万9500種が寒帯から熱帯まで広く分布し、草本または木本。葉は複葉で、花は蝶形花が多い。果実は豆果で、莢(さや)の中に種子がある。種子は胚乳が発達せず、子葉が発達して大部分を占め、でんぷんや脂肪を蓄える。
[接頭]名詞に付く。
[下接語] 青豆・畦(あぜ)豆・煎(い)り豆・隠元豆・鶯(うぐいす)豆・鶉(うずら)豆・打ち豆・枝豆・阿多福(おたふく)豆・籬(かき)豆・カラバル豆・金時豆・黒豆・源氏豆・コーヒー豆・五目豆・砂糖豆・莢(さや)豆・三度豆・塩豆・白豆・底豆・空豆・狸(たぬき)豆・痰(たん)切り豆・血豆・蔓(つる)豆・年の豆・鉈(なた)豆・夏豆・南京(ナンキン)豆・煮豆・羽団扇(はうちわ)豆・弾け豆・八升豆・雛(ひよこ)豆・富貴(ふき)豆・福豆・藤(ふじ)豆・味噌(みそ)豆・蜜(みつ)豆
菽
菽
菽
豆
(菽 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 08:09 UTC 版)
豆(まめ、英: Bean, Pulse)とは、マメ科植物の種子のことで、特に食用・加工用に利用される大豆、インゲンマメ、ヒヨコマメ、アズキ、ラッカセイなどの総称である[1]。豆は菽穀類(しゅこくるい、英: Pulse crops)と言われ広義の穀物に含まれる。また日本語においては、小さいものや形の似たものを豆と表現する(後述)。
注釈
出典
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- ^ 大生産国ではあるが国内需要を満たせておらず、総交易量の約6割を輸入。
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菽
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