大井川鐵道・とは? わかりやすく解説

大井川鐵道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 15:38 UTC 版)

大井川鐵道株式会社(おおいがわてつどう)は、静岡県島田市に本拠を置き、大井川流域を基盤とする鉄道事業を主たる業務とする陸運業や観光[6]を営む企業である。大井川本線井川線の2つの鉄道路線を運営している[1]。略称は大鉄[注 1](だいてつ)。


注釈

  1. ^ 大井川鐵道への改称後も、公式には新字体の「大鉄」表記が使用されている[7]
  2. ^ かつて沿線に存在した製材所などの引込線があった側線で、「リバーサイド線」の愛称がのちに付けられていた。のちに千頭駅周辺の道路拡幅工事に伴い廃止されている。
  3. ^ のちに井川駅 - 堂平駅間でSL牽引による遊覧列車(ミニSL列車)の計画が持ち上がり、井川線規格の車両限界に合わせてキャブ(運転室)と煙突を切り詰めた「いずも号」と客車が入線したことがあるが、実現には至らなかった。
  4. ^ a b 2013年平成25年)10月19日改正施行ダイヤ[14]
  5. ^ ダイヤ改正後の井川線における運転本数に関しては、2014年(平成26年)2月19日時点において、大井川鐵道Webサイト上では「ただいま調整しております」としていたが[15]、『中日新聞』では既に「上下線で現行1日各4本と一部折り返しを、各3本と一部折り返しに減らす」と報じていた[13]
  6. ^ 北海道日高郡新ひだか町に本社を置き、同町内で「静内エクリプスホテル」を経営。外部リンク参照。
  7. ^ 2022年令和4年)2月時点で大井川鐵道は「(C56形で)走行している車両はない」としている[29]
  8. ^ バス運転手の運転距離制限が強化されたことで、都内からのバスツアーを運転手1人乗務で催行する場合において、SL乗車を行程に組み込むことが難しくなった。

出典

  1. ^ a b 概要・沿革 - 大井川鐵道(2020年2月24日閲覧)
  2. ^ 大井川鐵道・ロケーションサービス(2020年2月24日閲覧)
  3. ^ a b c 鉄道統計年報平成29年度版 - 国土交通省
  4. ^ a b c 大井川鉄道株式会社 第42期決算公告
  5. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
  6. ^ a b 「大井川鉄道 ツアー快走、魅力満載 5年で席数6倍/富士山遊覧やダム見学、地元企業とコラボ進む」日本経済新聞』朝刊2020年1月18日(静岡経済面)2020年2月16日閲覧
  7. ^ 大鉄のお弁当 大井川鐵道(2022年3月22日閲覧)
  8. ^ 全国登山鉄道‰(パーミル)会 - 南海電気鉄道(2020年2月24日閲覧)
  9. ^ a b c 静岡)電車の運行本数を大幅削減 大井川鉄道」『朝日新聞』2014年2月4日。2014年2月19日閲覧。オリジナルの2014年2月19日時点におけるアーカイブ。 ※記事全文の閲覧は要会員登録。
  10. ^ a b 「大井川鉄道、再生軌道に/トーマス・観光両輪 家族客・外国人ら注目」『日本経済新聞』朝刊2019年6月29日(静岡経済面)2020年2月24日閲覧
  11. ^ a b c 大井川鉄道、本線運行4割減。3月26日から」『日本経済新聞』2014年2月3日。2014年2月19日閲覧。オリジナルの2014年2月19日時点におけるアーカイブ。
  12. ^ バス新制度、走行距離制限、日帰りツアーにも影響」『静岡新聞』静岡新聞社、2013年8月4日。2021年8月10日閲覧。オリジナルの2013年8月8日時点におけるアーカイブ。
  13. ^ a b c d e 大井川鉄道、電車の本数削減」『中日新聞』2014年2月4日。2014年2月19日閲覧。オリジナルの2014年2月19日時点におけるアーカイブ。
  14. ^ 平成25年10月19日改訂時刻表”. 大井川鐵道. 2013年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月19日閲覧。
  15. ^ 平成26年3月26日時刻改正に伴う列車運転本数について”. 大井川鐵道トピックス. 大井川鐵道 (2014年2月7日). 2014年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月12日閲覧。
  16. ^ 大井川鐵道、北海道企業の参画で経営再建へ”. レスポンス (2015年5月30日). 2015年6月7日閲覧。
  17. ^ 大井川鉄道「地元と協働」:静岡」『中日新聞』中日新聞社、2015年9月1日。2018年4月22日閲覧。オリジナルの2015年9月23日時点におけるアーカイブ。
  18. ^ “大井川鉄道に新社長就任 「トーマス頼み」脱却へ駅で地元野菜販売も”. 産経新聞. 産経ニュース (産経新聞社). (2015年9月1日). オリジナルの2015年9月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150904012629/http://www.sankei.com/region/news/150901/rgn1509010045-n1.html 2018年4月22日閲覧。 
  19. ^ “大井川鉄道を完全子会社に スポンサー企業、全株取得”. 静岡新聞アットエス (静岡新聞社). (2017年6月17日). オリジナルの2017年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170617090851/http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/370998.html 2018年4月22日閲覧。 
  20. ^ 大井川鐵道井川線沿線の地域活性化に向けたツアーを実施〜通常公開していない施設を特別にご案内します〜 - 中部電力(2019年12月6日)2019年12月8日閲覧
  21. ^ 鉄道・バスフリーきっぷと川根温泉ホテル宿泊がセットになったお得なプランが登場!大井川鐵道(2020年7月22日)2020年9月18日閲覧
  22. ^ UNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川(2020年2月24日閲覧)
  23. ^ “大鉄35年ぶり新駅「門出」、11月開業 体験型フードパークも”. 静岡新聞. (2020年9月25日). https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/812438.html 2020年12月27日閲覧。 
  24. ^ “島田の複合施設「KADODE」開業 大井川鉄道新駅「門出」も”. 静岡新聞. (2020年11月12日). https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/830170.html 2020年12月27日閲覧。 
  25. ^ 大井川鉄道、鳥塚氏が社長に 現えちごトキめき鉄道社長」『日本経済新聞』2024年6月12日。2024年6月12日閲覧。
  26. ^ 『増補資料 静岡県榛原郡誌』静岡県榛原郡町村会、1973年11月3日、431 - 432頁。 
  27. ^ 『写真で綴る静岡鉄道70年の歩み』静岡鉄道株式会社、1989年4月、163頁。 
  28. ^ 厚紙きっぷで東京まで JR線への乗車券に昔ながらの硬券復活 大井川鐵道”. 乗りものニュース (2016年3月11日). 2019年12月14日閲覧。
  29. ^ “大井川鉄道〔ママ〕「C56形」135号機搬入、復活目指す”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2022年2月12日). https://www.at-s.com/sp/news/shittoko/1026529.html 2022年6月29日閲覧。 
  30. ^ 客車略図形式1005
  31. ^ 客車略図形式3012
  32. ^ 沖田祐作『機関車表』ネコ・パブリッシング、2014年。ISBN 9784777053629 
  33. ^ “日本初の鋼製貨車「ト20000形」復活へ 来月、福井の敦賀で公開”. 産経新聞 (産経新聞社). (2016年9月18日). https://www.sankei.com/article/20160918-YYCSRTDPGJODZOI4ZF4HB57JLI/ 2022年6月29日閲覧。 
  34. ^ 島根県立古代出雲歴史博物館編集『BATADEN 一畑電車百年ものがたり』p.20
  35. ^ a b c ネコ・パブリッシング『私鉄の車両14 大井川鉄道』p.92
  36. ^ a b ネコ・パブリッシング『RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線』p.27
  37. ^ 大井川鐵道 サイト内 プラザロコ施設ご案内”. 2010年11月25日閲覧。
  38. ^ 大鉄アドバンス・会社案内(2019年12月8日閲覧)
  39. ^ 4月から町営バスが変わります」『広報かわねほんちょう』(PDF)2019年3月号、川根本町、10頁http://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/material/files/group/5/H31-03-10-11.pdf2023年2月14日閲覧 
  40. ^ a b 崖っ縁大井川鉄道は生き延びられるか(上)「トーマス列車」鉄道会社が赤字に陥ったワケ - 東洋経済オンライン(2015年6月17日)2019年12月8日閲覧
  41. ^ 歡迎光臨阿里山森林鐵道(繁体字中国語)[リンク切れ]


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大井川鉄道

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愛知電気鉄道デハ3300形電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

大井川鉄道ではモ3300形とモ3350形が1両ずつ投入され足回り国鉄型への交換が行われたうえで、モ3350形電装外されそれぞれ302形・ク508形とされた。その際前面貫通扉埋められている。大井川本線運用され同社有料急行「すまた」号にも使用されたが、1980年後継車両投入廃車となった

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大井川鉄道(後の大井川鐵道)

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「銀河鉄道999」記事における「大井川鉄道(後の大井川鐵道)」の解説

1997年平成9年9月6日平成9年9月9日」の「9並び」の日を記念して、大井川鉄道で銀河鉄道999記念夜行SL列車」が走った9月9日平日になるため、やむなく9月6日走らせたもの。当日C56 44+C11 227重連運転し、その上列車がC56 44牽引夜行列車。「999」のヘッドマークをつけての転車台撮影もあり、このときの帰り夜行会員制ビール列車として運行された。

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大井川鉄道

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名鉄3800系電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

詳細は「大井川鉄道310系電車」を参照 .mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 3800系クハ2822 クハ861(元クハ510クハ861車内 1970年に3805編成譲渡され310モハ310-クハ510として導入された。同編成導入に際して名鉄鳴海工場において客用扉間の座席転換クロスシート改装した上で譲渡され、主に急行列車運用充当された。 次いで1972年には7300系への主要機器供出によって廃車となった3822編成・3829編成車体譲渡された。同2編成車体は大井川鉄道保有旧型車などの主要機器組み合わされ3800系モハ3822-クハ2822・モハ3829-クハ2829名鉄在籍当時形式車両番号のまま導入された。なお、同2編成名鉄3800系2次車のうち唯一の他社譲渡例である。 310クハ5101986年昭和61年)に車体オープン構造に大改造し納涼展望電車クハ86形861となったクハ510納涼展望電車化によって編成相手失ったモハ3101992年平成4年3月廃車となり、その他3829編成1988年昭和63年)に客用扉間の座席名鉄7000系廃車発生品を流用して転換クロスシート仕様改装したその後後継形式導入により、経年による老朽化進行した3800系は3822編成1997年平成9年6月に、3829編成1998年平成10年12月それぞれ廃車となった。さらに末期稼動機会がなく休車状態であったクハ861についても1999年平成11年3月廃車となり、大井川鉄道へ譲渡され3800系全廃となった

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大井川鉄道

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国鉄2950形蒸気機関車」の記事における「大井川鉄道」の解説

大井川鉄道初の自社発注機で、1929年9月に1両(製造番号 348)が製造され自重45.5tの機関車である。大井川鉄道では15称し空気ブレーキ製造時より備えていた。大井川本線電化後1950年昭和25年)に、大阪窯業セメント近江長岡工場(のちの大阪セメント近江長岡工場)へ譲渡され、さらに東洋レーヨン(現・東レ滋賀工場移った

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大井川鉄道

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西武モハ550形電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

1964年昭和39年)にモハ159モハ160の2両が譲渡されモハ300形307-クハ500形5072両編成となった譲渡際しモハ160は電装解除されている。1980年昭和55年廃車

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大井川鉄道

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西武501系電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

1978年昭和53年)にサハ1515・1516の2両が大井川鉄道へ譲渡された。同2両は客車改造されサハ1516はお座敷客車ナロ80形)へ、サハ1515は展望客車スイテ82形)へそれぞれ改造受けて竣工した2010年平成22年9月現在、本系列で唯一車籍を有する現役車両であるものの、前述のように大改造施工されているため原形はほとんど残っていない。 詳細は「大井川鉄道スイテ82形客車」を参照

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大井川鉄道

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トロッコ列車」の記事における「大井川鉄道」の解説

1986年昭和61年)に電車改造したトロッコ車両クハ861)が存在したが、使い勝手悪さから長期休車経て1998年平成10年)に廃車となった

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大井川鉄道

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西武351系電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

1977年昭和52年3月前述クモハ365+サハ1426+クモハ366が、1980年8月にはクモハ361+クモハ362譲渡された。入線に際して西武所沢車両工場において2扉化および西武5000系レッドアロー発生品を流用して扉間の座席クロスシート化し、さらにクモハ361365電装解除施工されている。旧番対象以下のとおりクモハ365クハ512 サハ1426 → サハ1426(変更なし) クモハ366モハ312 クモハ361クハ513 クモハ362モハ313 クモハ365+サハ1426+クモハ366は、1977年4月27日付でモハ312+サハ1426+クハ512312312編成)として竣工しクモハ361+クモハ362は、1980年8月28日付でモハ313+クハ513312313編成)として竣工した。しかし312編成は3両固定編成で、運用上都合が悪く後年サハ1426が編成から外され313編成と同じ2両編成となった編成から外されサハ1426は長期間休車となったのち、1985年お座敷客車ナロ80 2改造されている。 残る4両は長らく主力車両として運用されたが、2002年平成14年2月27日312編成家山駅構内脱線事故起こし、翌28日から休車となった事故そのもの規模被害極めて小さいものであったが、同編成元より老朽化激しかったこともあって復旧されことなく同年10月18日付で廃車となったのち、解体処分された。313編成後を追う形で休車となり、長らく千頭駅構内留置されたが、のちには新金谷駅構外側線移動2016年平成28年7月廃車となり、同月7日解体された。 モハ312(元クモハ366)(1998年8月モハ313(元クモハ362)。(2001年1月26日サハ1426から改造されナロ80 2。(2001年1月26日

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大井川鉄道

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西武クハ1411形電車」の記事における「大井川鉄道」の解説

1977年昭和52年3月サハ1426が、351系クモハ365366とともに譲渡された。同3両は西武在籍当時より編成組んでいたもので、導入に際して中央扉を埋めて2扉化されたほか、5000系レッドアロー車内更新伴って発生したクロスシート流用し、扉間座席をクロスシートとしたセミクロスシート仕様車内改装されている。なお、車番西武在籍当時同様、サハ1426を称した導入後312312編成中間車として運用されたが、3両固定編成運用上都合が悪かったことから、312編成から外され長期間休車となったのち、1985年昭和60年)にお座敷客車ナロ80 2改造されている。 同車は本形式唯一現存する車両であるものの、お座敷客車に際して改造施工されているため原形はほとんど残っていない。 詳細は「大井川鉄道スイテ82形客車」を参照

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大井川鐵道

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動態保存中の蒸気機関車」の記事における「大井川鐵道」の解説

C10 8 C11 190 C11 227 C56 44 先述のとおり日本SL動態保存パイオニアであり、最盛期には8両の動態保存機有していた。その後運用都合資金難から3両が静態保存移行している。また、他社現役時代そのまま外観維持している中、SL対しアニメーション作品コラボした派手な装飾行っていることも特筆されるC10 8 - 「かわね路号1997年平成9年)に動態復元C10形としては唯一の保存機C11 190 - 「かわね路号」「きかんしゃトーマス号2003年平成15年)にお召し仕様動態復元一時期通常仕様での運転も行ったC11 227 - 「かわね路号」「きかんしゃトーマス号日本最初営業動態保存機。 C56 44 - 「かわね路号」「きかんしゃジェームス号1980年昭和55年)に動態復元ボイラー老朽化により2003年平成15年12月17日付で休車となったが、部品取りであったC12 208ボイラー交換の上2007年平成19年10月7日保存運転再開。しかし不具合のため、2019年令和元年9月2日からは再び休車となっている。また、同年12月検査切れとなったことや、2022年令和4年)にC56 135入線したことから、今後の動向注目される

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大井川鐵道

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動態保存中の蒸気機関車」の記事における「大井川鐵道」の解説

1275(静態保存化後) 1(静態保存化後) C11 312 C12 164静態保存化後) 1275形 - ミニSL1971年(昭和46年)に日本ステンレス現・住金属工業)から購入同年11月14日千頭 - 川根両国間のミニSL列車牽引機として保存運転を開始一時テレビドラマロケ用として伊予鉄道1号機似せて改装されたが、のちに復旧した1989年平成元年11月26日をもって保存運転を終了その後千頭駅構内静態保存されていたが、1997年平成9年4月29日新金谷駅前の「プラザロコ」へ移された。 1号 - ミニSL1977年(昭和52年)に住友セメント現・住大阪セメント)から購入同年10月7日千頭 - 川根両国間のミニSL列車牽引機として保存運転を開始。1275形と同様に1989年平成元年11月26日をもって保存運転を終了その後、「プラザロコ」へ移された。 C11 312 - 「かわね路号1988年昭和63年)に動態復元老朽化により、2007年平成19年9月8日さよなら運転をもって保存運転を終了。翌9日付で除籍の上静態保存機となったそれ以降新金谷駅構外側線留置され、他のSL部品取り機として活用されていた。しかし、2019年令和元年10月ごろより修復工事を受け、現在は交流施設「KADODE OOIGAWA」で静態保存展示されている。 C12 164 - 「トラストトレイン所属会社は大井川鐵道だが、所有日本ナショナルトラストである。ATS未設置により、2005年平成17年4月23日の「トラストトレインをもって保存運転を終了。翌24日以降休車となったが、資金目処がつかず静態保存移行した長期休車となり車籍は残存)。2011年平成23年10月7日以降新金谷駅構内転車台上で展示されている。その後運転再開向けた整備を行う方針であることが2016年平成28年9月発表された。

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大井川鐵道

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東急7200系電車」の記事における「大井川鐵道」の解説

2014年6月廃止となった十和田観光電鉄から2両の譲渡受けた運行開始時期2014年の冬を予定していたが、諸事情で約2ヶ月遅れ、2015年2月23日からの運行開始となった運行開始以降2両編成での運用続いていたが、2019年6月より全線での単行運転を開始した

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大井川鐵道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 23:34 UTC 版)

「きかんしゃトーマス」記事における「大井川鐵道」の解説

英国20年以上開催されている「Day out with Thomas」の日本版として、大井川鐵道では青色車体塗装施したC11形227号機前面トーマスの顔を装着するきかんしゃトーマス号」をイベント列車として定期的に運行している。初運行2014年7月12日から10月13日まで行われた本線用の蒸気機関車使用したきかんしゃトーマス号」は世界各地にも存在しているが、アジアエリアにおいては日本初めての運行となったイベント列車先立つ2014年3月22日より千頭駅構内静態保存している9600形49616号機にヒロ」の顔を施して展示された他、同4月26日より大井川鐵道が保有する近鉄16000系16003FをトーマスPRラッピング電車として運用開始させた。 「かわね路号#きかんしゃトーマス号・ジェームス号」を参照 ライセンス契約上で2016年まで有効となっているが2019年運行決定している。2015年6月7日からは「きかんしゃトーマス号」のほか新たに赤色車体塗装施したC56形44号機による「きかんしゃジェームス号」も導入され千頭駅構内静態保存として「パーシー」(C12形208号機)が追加された。2016年6月11日から運行され、「バスのバーティー」(赤色車体塗装日野・ポンチョ)、「ラスティー」、「いたずら貨車」「いじわる貨車」が追加された。2018年6月には保線自転車改造したレール検測車ウィンストン」を導入2019年7月には新金谷車両整備工場軌陸車フリン導入

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大井川鐵道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 06:17 UTC 版)

国鉄オハ35系客車」の記事における「大井川鐵道」の解説

かわね路号」用として8両が譲渡された。オハフ33 215469オハ35 1491976年昭和51年)に、オハ35 4351978年昭和53年)に、オハ35 224591980年昭和55年)に、オハ35 559・857は1981年昭和56年)にそれぞれ譲渡された。これらのうち2016年平成28年)に廃車となったオハ35 857以外は、現在も使用されている。

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大井川鐵道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:12 UTC 版)

金谷駅」の記事における「大井川鐵道」の解説

単式ホーム1面1線を有する地上駅JR東海の上ホーム隣接しており、連絡改札口TOICA対応簡易型自動改札機のみ)がある。ホームが短いため、おおよそ4両より長い編成場合ドアカットを行う。駅舎JR東海とは別。駅舎内売店がある。窓口営業時間6:30 - 16:55かつては機回し線があったが、撤去されている。なお大井川鐵道が貨物営業行っていた当時、同駅の構内入れ換えおよび貨車収受国鉄機関車ではなく、大井川鐵道の機関車請け負っていた。

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大井川鐵道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:44 UTC 版)

列車番号の付番方法」の記事における「大井川鐵道」の解説

大井川本線では千頭方面奇数金谷方面偶数として付番する。各々番台列車始発時刻早い順に付番していく。 0番台 - 30番台金谷 - 千頭間の普通列車千頭行きが1番から、金谷行き2番から付番)。 80番台金谷 - 新金谷間の普通列車新金谷行き81番から金谷行き82番から付番)。 100番台1000番台SL急行井川線では井川方面奇数千頭方面偶数として付番する。 130番台千頭 - 奥泉間の普通列車奥泉行き131番、千頭行き132番)。 200番台千頭 - 井川間の普通列車井川行き201番から、千頭行き202番から付番)。 400番台千頭 - 接岨峡温泉間の普通列車接岨峡温泉行き403番、千頭行き402番)。

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