大井川発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:27 UTC 版)
大井川発電所は、三重郡日永村(現・四日市市)に建設された火力発電所である。四日市市北条町の本社構内にあった従来の火力発電所には増設の余地がないことから、同発電所を予備用とするかわりに新規の火力発電所として1913年(大正2年)1月に運転を開始した。 石炭の供給や用水などに都合が良い天白川・鹿化川合流点附近に建設された。バブコック・アンド・ウィルコックス製のボイラ3台、トムソン・ハウストン製カーチス式蒸気タービンおよび三相交流発電機各1台を備え、出力は1,500キロワットであった。他の発電所と同様、発生電力の周波数は60ヘルツ。 北勢電気から東邦電力、合同電気と渡り1937年に東邦電力の手に戻るが、同社によって廃止されており現存しない。
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