名鉄在籍当時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 07:32 UTC 版)
「名鉄デキ110形電気機関車」の記事における「名鉄在籍当時」の解説
導入後は、主に東洋紡績犬山工場より名鉄犬山線経由で国鉄線との貨物中継駅である新鵜沼駅(国鉄鵜沼駅)に至る貨物列車牽引運用に充当された。ただし、デキ111は東洋紡績関連の貨物列車に限定運用されていたのではなく、架線電圧1,500 V昇圧後の犬山地区の支線区などにおいても運用された。 後年、犬山線を含む名鉄の各路線にて自動列車停止装置(M式ATS)が導入された際、デキ111はATSの車上装置の整備対象より除外されて運用を離脱した。また、東洋紡績犬山工場が製品などの輸送をトラック便に切り替えたことにより、デキ111は用途を失い、1968年(昭和43年)5月2日付で名鉄を除籍され、東洋紡績へ返還された。
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