名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故の意味・解説 

名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故」の解説

2015年平成27年6月3日 7時32分頃(信号違反線路障害輸送障害名鉄名古屋本線岐南駅構内に1853編成による名鉄岐阜発須ヶ口行き2両編成普通列車進入した際に、何らかの原因車両電源喪失し300 mオーバーランし停車その際笠松寄りポイント破損して通過当該列車電源復旧し終点まで運転を再開また、破損したポイント上を後続列車3本通過岐南駅普通列車のみ停車)。その後普通列車発車しようとした際、出発信号機停止信号のまま切り替わらなかったため、ポイント破損判明したこの影響で8時00分頃から1102分頃まで、名鉄岐阜駅 - 新木曽川駅の上下線運転見合わせ運転再開後も破損したポイントが切り替わらず、列車ホームのある待避線入線できなくなったため、上り4番ホーム終日閉鎖した中部運輸局は、当該列車電源喪失しその後、再び電源喪失する可能性があったにも関わらず原因特定せずに運転を再開させたことに加えポイント破損に気づかず後続列車通常の速度破損したポイント上を通過していたことから、脱線した可能性もあったとして調査員派遣した。なお、電源喪失した原因は、「連結器電気連結器)内に雨水入り込みショートした」と報道された。電気連結器カバー通常は閉まっているが、カバー開いた状態で走行し電気連結器内部端子に塵が付着しショートしたため電源喪失した当該形式車両制動装置電磁直通ブレーキであり、制御用の電源を失うと回生ブレーキ空気ブレーキのどちらの常用ブレーキ働かず制動手段は非常ブレーキのみとなる。 1851編成・1852編成はこの事故により一時的に運用外れた後、事故原因判明後に再び営業運転復帰したが、同編成オーバーラン事故当該車両だったこともあり、国土交通省中部運輸局から保全命令発出され、犬山検査場新川検査支区で休車留置続いていたが、営業運転復帰することはな2016年1月12日廃車となった

※この「名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の解説の一部です。
「名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故」を含む「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事については、「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故」の関連用語

名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



名鉄名古屋本線岐南駅構内ポイント破損事故のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本の鉄道事故 (2000年以降) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS