大井川鉄道310系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/15 06:22 UTC 版)
大井川鉄道310系電車（おおいがわてつどう310けいでんしゃ）[2][3]は、大井川鉄道（現・大井川鐵道）が1970年（昭和45年）に名古屋鉄道（名鉄）より同社保有の3800系電車2両を譲り受け、導入した電車である。
注釈
- ^ クハ2822・クハ2829は自重28.5 t。[1]
- ^ 数値はモハ310・クハ510。モハ3822の座席定員は50人、クハ3822の座席定員は47人、モハ3829・クハ2829の座席定員は54人。[1]
- ^ モハ3822の主電動機はMT15。[1]
- ^ モハ3822の主電動機出力は100 kW。[1]
- ^ モハ3822の歯車比は2.52 (63:25)。[1]
- ^ 1966年（昭和41年）11月21日付で竣工。[8]
- ^ 1953年（昭和28年）5月4日付で竣工。[8]
- ^ 1962年（昭和37年）10月25日付で竣工。[8]
- ^ 1955年（昭和30年）10月30日付で竣工。[8]
- ^ モハ301は鉄道院が1921年（大正10年）より導入した木造電車デハ33500形を出自とする車両で[20]、モハ3829への更新名義で事実上廃車となったのちは千頭駅構内にて静態保存された[20]。1997年（平成9年）に東海旅客鉄道（JR東海）へ譲渡されて落成当時の外観への復元工事を受け、伊那松島運輸区にて保管されたのち[21]、リニア・鉄道館の開設に際して同所へ移設された[21]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 pp.156 - 157
- ^ a b c d e f g h i j k 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.49
- ^ a b 「現有私鉄概説 大井川鐵道」 (1998) p.227
- ^ a b c d e f 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.48
- ^ a b 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.124
- ^ 「名鉄グループの系譜 -土川時代の全国展開-」 (1996) pp.108 - 109
- ^ a b c d e f 「他社で働く元名鉄車両」 (1979) p.112
- ^ a b c d e 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.160
- ^ a b c d e f g h i j k l 「他社で働く元・名鉄の車両たち」 (1986) p.179
- ^ a b 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.161
- ^ a b c d e f g h i 『日本のローカル私鉄』 p.120
- ^ 『日本のローカル私鉄』 p.215
- ^ 『私鉄車両めぐり特輯 （第三輯）』 p.143
- ^ a b c 『日本のローカル私鉄』 pp.120 - 121
- ^ 「名古屋圏の電車とTDK-528形主電動機」 (1996) p.181
- ^ 『私鉄の車両11 名古屋鉄道』 pp.172 - 173
- ^ 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.105
- ^ 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.101
- ^ 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.106
- ^ a b 『私鉄の車両14 大井川鉄道』 p.89
- ^ a b JR東海博物館（仮称）展示車輌を発表 - 『編集長敬白』 ネコ・パブリッシング（2009年7月25日） 2014年8月23日閲覧
- ^ 「旧型国電 走行機器の変遷をたどる【2】」 (2003) pp.42 - 43
- ^ 「名鉄6750系の系譜 -名古屋鉄道 車体更新AL車の終焉-」 (2009) p.18
- ^ a b c d 大井川鐵道 クハ861 - 『消えた車輌写真館』 ネコ・パブリッシング 2014年8月23日閲覧
- ^ a b c 「現有私鉄概説 大井川鐵道」 (1998) p.225
- ^ a b 『私鉄車両編成表 '00年版』 p.164
- ^ 「現有私鉄概説 大井川鐵道」 (1998) p.228
- ^ a b 『私鉄車両編成表 '00年版』 p.165
[続きの解説]
「大井川鉄道310系電車」の続きの解説一覧
- 1 大井川鉄道310系電車とは
- 2 大井川鉄道310系電車の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 脚注
- 大井川鉄道310系電車のページへのリンク
