伊豆箱根鉄道1000系電車
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伊豆箱根鉄道1000系電車(いずはこねてつどう1000けいでんしゃ)は伊豆箱根鉄道が1963年(昭和38年)から2005年(平成17年)にかけて保有していた電車。駿豆線で使用されており、自社オリジナルの車両が3両編成4本、親会社である西武鉄道(西武)からの譲受車が3両編成3本在籍した。電動車は1000形、制御付随車および中間付随車は2000形を名乗る。
- ^ a b 1001Fのみ西武所沢工場で車体を新造し、電装品等の最終艤装は自社大場工場にて行われた。
- ^ a b 鉄道省制式台車であるペンシルバニア形ペデスタル式台車TR25(DT12)に外観は酷似しているが、軸距が2,450mmと50mm短く(これはTR25の原設計となったTR23の数値と同一である)梅鉢車輛(後の帝國車輛工業)製である点が異なる。
- ^ a b 共に鉄道省制式の電動機で端子電圧675V時定格出力128kW, 定格回転数780rpm.
- ^ a b c (鉄道省制式の電動機で端子電圧675V時定格出力100kW, 定格回転数653rpm)
- ^ a b この時に1002は電装を解除され台車もDT17からTR11に交換、同時に制動方式をHSC電磁直通制動をAMAE/ACAE電磁自動空気制動への改造を行なった。
- ^ 当時、西武所沢工場は、親会社の西武鉄道ではなく同じ系列の西武建設が所有していた。
- ^ 1次型は共に登場当時は西武601系と同じ配色だったが、昭和44年以降に製造された2次型において前面の配色が変更になった事を受け、昭和50年頃までに1次型車についても配色を変更した。
- ^ これは当時、親会社の西武鉄道で開発中であった新型車両(のちの西武101系電車)の評価試験の為に装備し、全体的に評価が高かった為、後の増備でも継続で搭載された。
- ^ 因みにこれは後の1100系になる編成である777F(後の1100系1011F(2代目))・783F(後の1100系1009F(2代目))の2編成が譲渡される半年前に譲渡され、改造工事が行われた。
- 1 伊豆箱根鉄道1000系電車とは
- 2 伊豆箱根鉄道1000系電車の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
日本の電車 | 伊豆箱根鉄道モハ151形電車 北総開発鉄道7000形電車 伊豆箱根鉄道1000系電車 阪堺電気軌道701形電車 関西電力300形無軌条電車 |
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