遠州鉄道譲渡後とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 遠州鉄道譲渡後の意味・解説 

遠州鉄道譲渡後(ED21形ED213)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 07:32 UTC 版)

名鉄デキ110形電気機関車」の記事における「遠州鉄道譲渡後(ED21形ED213)」の解説

遠州鉄道西ヶ崎駅構内における貨車入換作業車両として、開業当時導入した木造電車モハ1形2を充当していた。このモハ2老朽化進行したため、同車代替目的1968年昭和43年12月東洋紡績よりデキ111譲り受け同年12月16日名鉄三河線刈谷駅から国鉄経由遠州鉄道への受け渡しが行われた。 遠州鉄道保有路線である西鹿島線架線電圧750 V仕様であり、使用電圧名鉄在籍当時直流1,500 Vより半減することから、導入時整備に際して電動発電機 (MG) の改造など降圧対応改造施工された。その他、運転台側面社紋遠州鉄道仕様交換されたほか、車体車番標記名鉄在籍当時は「111であったものを「211」と改めたが、この社紋プレート車番の「2」の文字板は、いずれも代替廃車となるモハ2より流用したものであった211号機は翌1969年昭和44年1月よりモハ2に代わって運用開始した。ただし、この時点では管轄省庁設計認可下りていなかったことから暫定的に無車籍の移動機械扱いにて運用した同年5月設計認可同時に正式に入籍し形式同社保有電気機関車であるED21形に編入され記号番号既存車両の続番となるED213が付与された。この際車体車番表記も「213」と改められ車番標記用い文字板は他のED21形と同様にゴシック書体のものに全て交換された。 導入後モハ2と同様、主に西ヶ崎駅構内における貨車入換作業中心に運用された。もっとも、ED213が導入され当時は既に西鹿島線における貨物輸送縮小傾向にあり、既存電気機関車各形式余剰気味となっていたため、運用機会は少なかったその後、ED213は1975年昭和50年3月福井鉄道貸与され同年8月に正式譲渡された。

※この「遠州鉄道譲渡後(ED21形ED213)」の解説は、「名鉄デキ110形電気機関車」の解説の一部です。
「遠州鉄道譲渡後(ED21形ED213)」を含む「名鉄デキ110形電気機関車」の記事については、「名鉄デキ110形電気機関車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「遠州鉄道譲渡後」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「遠州鉄道譲渡後」の関連用語

遠州鉄道譲渡後のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



遠州鉄道譲渡後のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの名鉄デキ110形電気機関車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS