豊橋鉄道への移籍
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「豊橋鉄道モ3700形電車」の記事における「豊橋鉄道への移籍」の解説
豊橋鉄道は、1963年に名古屋市電で廃車となった6両のうち1202(元1209)・1204・1205・1206の4両を1963年7月15日付で譲り受けた。同じ日に名古屋市電の900形6両(豊橋鉄道ではモハ800形)も購入しており、旧型単車のモハ200形・モハ300形・モハ400形・モハ500形を置き換えた。 登場時はモハ700形とされ、車両番号は701 - 704となった。車体色は黄色と緑色で、ワンマン運転非対応のツーマン車だった。豊橋鉄道への移籍に際して、排障器と、方向幕左側に続行灯が取り付けられた。 1964年(昭和39年)7月22日には形式称号の改正が実施され、モハ700形からモ700形に変更された。
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豊橋鉄道への移籍
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「名古屋鉄道トク3号電車」の記事における「豊橋鉄道への移籍」の解説
渥美線は1954年(昭和29年)10月1日付で豊橋鉄道へ移管され、渥美線に配属されていたモ681は形式および記号番号はそのままに豊橋鉄道へ譲渡された。豊橋鉄道への譲渡と前後して、前後の運転台に設置されていた直接制御器のうち1基を付随車のサ2240形2241へ移設して同車を制御車ク2241へ改造し、モ681とク2241の連結面間に制御用ジャンパ栓を設けて、直接制御仕様のままながら以降ク2241との2両固定編成を組成した。 豊橋鉄道籍への編入後のモ681は他形式とともに主力車両として運用されたのち、1959年(昭和34年)4月に乗り心地の改善を目的として台車中心間隔を従来の6,553 mmから8,039 mmに拡大する改造が施工された。同時に戸閉器(ドアエンジン)新設による客用扉の自動扉化のほか車内ロングシート部分が延長され、座席定員が従来の28人から32人に増加した。なお、前年の1958年(昭和33年)3月には歯車比を3.14 (66:21) に変更する改造が施工され、同時期には集電装置がZ型パンタグラフ1基仕様に改められている。 なおこの間、車体塗装は名鉄在籍当時のダークグリーン1色塗装から、豊橋鉄道移籍後に同社の標準塗装に制定された窓周りをクリーム色・腰板部および幕板部をグリーンとした2色塗装に変更された。 1968年(昭和43年)11月に、豊橋鉄道の保有車両を対象に形式称号改訂が実施された。鉄道線(渥美線)所属の旅客用車両については車番の百位を車体長基準で付番する新形式が付与され、車体長13 m級のモ681はモ1310形1311と形式および記号番号が改められた。しかし、モ681は形式称号改訂以前から運用を離脱していたためモ1311としての運用機会はなく、編成相手のク2241とともに翌1969年(昭和44年)5月10日付で除籍・解体処分された。
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