豊橋鉄道での運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 13:54 UTC 版)
「豊橋鉄道モ3500形電車」の記事における「豊橋鉄道での運用」の解説
1次車3501・3502の2両は1992年(平成4年)8月1日に豊橋鉄道の赤岩口車庫へと搬入され、同年12月24日より豊橋鉄道での運行を開始した。これに伴い、旧型車モ3100形が1両廃車となった。 運行開始時の塗装は、3501がアイボリー地に濃淡緑の帯を配する都電7000形冷房改造車に準じた車体塗装で、帯には「Welcome to Toyohashi」の一文が記載されていた。3502は広告塗装への変更を前提とした、側面窓下の黄緑の帯や文字を省いた塗装で登場し、1993年(平成5年)7月から広告車となった。3501は1994年(平成6年)10月13日より、公募で選ばれたメリーゴーラウンドをイメージした開業70周年記念塗装で運転を開始。さらに、1996年(平成8年)1月からは全面広告車(最初のスポンサーは中部ガス)に変わった。3502についても、1995年(平成7年)7月から全面広告車(最初のスポンサーはヤマサちくわ)となっている。 2次車3503・3504の2両は1999年(平成11年)8月20日に赤岩口車庫へ搬入され、3504が翌2000年(平成12年)2月21日より、3503が同年3月1日より、それぞれ豊橋鉄道での運行を開始した。この増備で非冷房車で残っていたモ3300形2両が置き換えられ、「レトロ電車」のモ3700形1両を除いた全14両の冷房化が完成した。2両とも当初から全面広告車であり、運行開始時は3503はカスタムハウジングコーポレーション、3504は名鉄グループの広告が施されていた。 2018年4月1日時点における広告スポンサーは以下の通り。 3501 - サーラコーポレーション 3502 - ヤマサちくわ 3503 - 吉田商会 3504 - 県民共済 塗装以外の変更点を挙げると、2011年(平成23年)2月11日のICカード乗車券「manaca」運用開始に伴い、ICカード対応運賃箱や旅客案内ディスプレイが車内に設置された。また、3501・3504の2両については、2017年(平成29年)3月に前面・側面設置の行先表示器がLED式に変更された(都電7000形と異なり、前面行先表示器の1枠化は行われていない)。
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