大井川鉄道21000系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:26 UTC 版)
「南海21000系電車」の記事における「大井川鉄道21000系」の解説
大井川鉄道に譲渡された車両のうち21001・21002は、譲渡前に休車状態で工場に保管されていた時期に50000系「ラピート」の塗装比較試験に使用されたため、譲渡に当たっては再塗装が必要となったが、この際大井川鉄道側の希望で緑の濃淡の旧塗装に戻され、追加譲渡された第2編成もこれにならっている。譲渡の際には正面に六角型の行先標枠が設置されている。 2017年2月26日には、2編成を併結した4両編成で運転される貸切乗車ツアーが実施された(片側1編成は無動力)。この際に六角型行先標枠を撤去し丸型ヘッドマークを設置する改造を実施していた。また、同年9月には撤去されていた連結面側パンタグラフの再設置が完了し、南海所属時代への復元を目的とした様々な、取り組みがなされている。 2018年(平成30年)6月には21002の種別表示板が南海時代の丸板に変更され、21001も同年7月に丸板に変更された。 一畑電気鉄道3000系 一般塗装(2003年3月) 大井川鉄道21000系(2008年5月) 連結面側にパンタグラフを再設置した大井川鉄道21000系(2018年2月) 丸型種別板装備後の大井川鉄道21001F。(2022年3月)
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