大井川鉄道6010系電車とは? わかりやすく解説

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大井川鉄道6010系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:55 UTC 版)

北陸鉄道6010系電車」の記事における「大井川鉄道6010系電車」の解説

大井川鉄道では1971年11月13日付で竣工し形式は「クモハ」が「モハ」に変更されたが番号変わらず愛称塗色そのまま大井川本線運行された。もっとも、北陸鉄道加南線直流600 V、大井川鉄道直流1,500 Vと架線電圧異なっていたため、同様の問題からトレーラー化され6000系同じく本系列も入線当初は非電装トレーラーとして使用され本系列はモハ308牽引され使用された。その後1972年昭和47年3月主電動機の小改造主制御器換装施工され単独走行が可能となった。 この結果車体アルミ故に塗装いらずでしかも機器単純な本系列は、保守容易なことと最小運行単位2両編成であることから重宝された。1984年昭和59年12月より大井川鉄道ワンマン運転となり、これに際して整理券発行器、料金表運賃箱等が設置された。またクハ連結面側に飲料水自動販売機設置された(設置時不明)。姉妹車である6000系別途牽引電動車併結する必要があり、か前面が非貫通牽引電動車との行き来ができず、ワンマン運転できないことなどから敬遠され1996年平成8年)に一足先に廃車となった後も、1990年代になって南海近鉄京阪関西私鉄3社から車両譲受するまで、実に20年近く渡って大井川鉄道主力車両として運用された。その間、主要機器名鉄AL車から譲受した同社廃車発生品に換装し、また前照灯従前白熱灯1灯のみでは照度不足であったため、1990年代中ごろに本来の前照灯挟んでシールドビーム左右に各1灯ずつ追加装備する工事実施している。 もっとも、その最末期は主要機器急激な老朽化保守部品入手難が重なってほとんど稼働しておらず、一度幸いした旧型車の機器流用車であることが、最終的に本系列の寿命決定する結果となった。そして2002年10月18日付で廃車となり、その後千頭駅構内留置されていた。

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