大井川鉄道への譲渡とは? わかりやすく解説

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大井川鉄道への譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:12 UTC 版)

北陸鉄道6000系電車」の記事における「大井川鉄道への譲渡」の解説

入線に際して北陸鉄道加南線直流600V、大井川鉄道直流1,500Vと架線電圧異なっていたため、本系列は暫定的に電装解除されてトレーラーとなり、赤石山脈にちなむ「あかいし」と愛称改め古風な設計モハ305牽引される形で運用開始した大井川鉄道入線際し同社形式称号付与ルールに従ってクモハ6000形モハ6000形改称されていた。 しかし、本形式電装品は600V専用設計で1,500Vへの昇圧考慮しておらず、また台車構造の関係で吊り掛け式主電動機の装も困難であったことなどから昇圧工事断念された。結果モハ6001は1974年昭和49年4月2日付で正式に制御車化されクハ6050形編入されクハ6052へ改番された。また、1977年昭和52年)にはモハ305老朽化廃車されたことに伴い編成を組む電動車モハ1906(元小田急1900形デハ1906)と差し替え廃車までこれと連結した3両編成運用された。 もっとも、牽引車モハと本形式とを比較した場合設備格差あまりにも大きいことからモハ客扱いをする機会はほとんどなく、2両編成相当として運用されたが、本形式前面が非貫通であるためこの構成ではワンマン運転事実上不可能であり、1984年昭和59年12月より大井川鉄道大井川本線ワンマン実施後予備車扱いならざるを得なかった。 1994年平成6年)の南海21000系第1編成導入伴って形式運用から完全に離脱その後大代川側線留置されたのち、モハ1906ともども1996年3月30日付で廃車・解体処分された。

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大井川鉄道への譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:11 UTC 版)

小田急3000形電車 (初代)」の記事における「大井川鉄道への譲渡」の解説

新金谷駅留置されているSE車 大井川を渡るSE車 その後LSE車増備進んだことから1983年3月3001×5が廃車された。廃車された3001×5は動態保存車両として大井川鉄道当時)に譲渡されることになった1983年4月15日付で大井川鉄道車両として竣工電動車記号が「デハ」から「モハ」に改められた以外はほぼそのままの状態で、1983年8月よりロマンス急行おおいがわ」として運行開始した車内では緑茶サービス行われた が、蒸気機関車牽引列車の「かわね路号」ほどの集客ができず、1987年7月ダイヤ改正以降運用から外れて休車となったその後まったく利用されないまま、1992年3月廃車となり、1993年4月解体された。

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