電化後
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客車3両は長門鉄道・芸備鉄道に売却し蒸気機関車は鉄道省に返却、伊那電車軌道から電車(木製単車)3両を購入して使用した。電車は山陽電気軌道に引き継いだ。
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電化後
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特記のないものはすべて電車。 ワフ1形有蓋貨車 1891年(明治24年)オールドヘリー製。1927年(昭和2年)7月13日付、監第1926号で譲受使用認可を受けた8トン積み有蓋緩急車。 デハ1形 日本車輌製造で1927年(昭和2年)9月に製造された。1929年(昭和4年)にデハ4をデハ6に改番。1942年(昭和17年)にクハ101形クハ101(初代)を電装の上デハ7として編入。デハ1・デハ2・デハ5は1951年(昭和26年)から1953年(昭和28年)にかけてデハ20形へ改造、デハ7は1962年(昭和37年)にクハ110形(II)に改造。デハ3とデハ6は1978年(昭和53年)に自動扉化・ワンマン化改造を行った上で大社線で運用されていたが、1998年(平成10年)に廃車。 クハ3形→デハニ50形 1928年(昭和3年)4月にクハ3形クハ3・クハ4として製造された。その後電装の上デハニ51・デハニ52となり、1929年(昭和4年)12月にはデハニ53・デハニ54が製造された。1951年(昭和26年)にはデハニ51が改造の上デハ20形デハ21となり、1967年(昭和42年)9月にはデハニ54がデハ10形デハ11(2代)に改造された。1994年(平成6年)にはデハニ52がお座敷電車に改装、1999年(平成11年)にはデハニ53もお座敷電車に改装された。2009年(平成21年)に旅客運用から外れたが、その後映画『RAILWAYS』の撮影に使用され、2012年(平成24年)からは体験運転用の車両にデハニ53が起用されている。 クハ14形→クハ101形(I) 1928年(昭和3年)4月に日本車輌製造で製造された制御車。その後クハ101形クハ101(初代)に改番されたが、1942年(昭和17年)に電装の上デハ1形に編入。 デハ1形 クハ3形 クハ14形 デキ1形電気機関車 電化に対応して1928年(昭和3年)に製造した。1936年(昭和11年)に三河鉄道に譲渡されて同線のキ10形15号機となり、同鉄道が名古屋鉄道に合併されるとデキ300形306となった。その後、名鉄の犬山検査場に事業用として籍を有していたが、2014年3月に除籍された。 ト1形無蓋貨車 元は大社宮島鉄道→立久恵線の貨車。ト60とト61が砂利散布に使用されていたが、2011年(平成23年)に売却された。 クハ100形(I)クハ102・クハ103 1924年(大正13年)製の吉野鉄道ホハ11形を1934年(昭和9年)に2両購入し、クハ102(初代)・クハ103(初代)として使用。1958年(昭和33年)にクハ105・クハ106に改番、1960年(昭和35年)に廃車。 デハ10形(I) 1940年(昭和15年)に梅鉢車両で製造された西武鉄道クハ1232を1957年(昭和32年)に譲受し、デハ11として使用。1961年(昭和36年)に西武鉄道に譲渡。 クハ109形 1902年に鉄道省新橋工場で製造された国鉄ホハニ4060を1940年(昭和15年)に購入、クハ109として使用。1959年(昭和34年)に廃車、西武鉄道に売却。 クハ110形(I) 1906年(明治35年)に鉄道作業局新橋工場で製造された最急行用の2等緩急車オブロ3を出自とする3軸ボギー客車の国鉄オハフ8911を1939年(昭和14年)に購入、1940年(昭和15年)からクハ111(初代)として使用。制御車となった後も3軸ボギー台車を装着していた。1959年(昭和34年)に廃車、西武鉄道に売却。 クハ120形 1924年(大正13年)に鉄道省兵庫工場で製造された国鉄ナハ22033を1949年(昭和24年)に購入し、クハ120として使用。1959年(昭和34年)に廃車。 クハ130形 1921年(大正10年)に汽車会社東京支店で製造された国鉄モハ1047を1953年(昭和28年)頃に譲受し、クハ131として使用。1958年(昭和33年)に廃車。 デハ20形 1951年(昭和26年)から1953年(昭和28年)にかけデハ1形デハ1・デハ2・デハ5とデハニ50形デハニ51を改造した2扉クロスシート車。いずれも手動扉のままで運用されたが、デハ24は1981年(昭和56年)に、デハ21は1994年(平成6年)に、残る2両も1996年(平成8年)に廃車。 デハ30形→デハニ30形→デハ30形 1921年(大正10年)に汽車会社東京支店で製造された国鉄モハ1057を1953年(昭和28年)に譲受し、デハ31として使用。1955年(昭和30年)にナニワ工機で車体を鋼体化し、荷物室が設置されてデハニ31となるが、1968年(昭和43年)に荷物室が撤去されてデハ31となり、同時に2扉化(自動扉化)や外板張替、クリーム色+青帯への塗装変更に前面窓上への方向幕取り付け、放送設備設置や西武鉄道からの譲受車に合わせた運転台周りの変更といった更新改造を実施した。デハニ時代は貨車牽引や荷物輸送、2扉改造後は主に60系(I)・70系用の増結用予備車、また貨車牽引用の装備を残したまま更新したことから貨物にも使用されていたが、1986年(昭和61年)3月に廃車となり、その後は1990年代初頭まで部品取り用として平田車庫に留置されていた。 クハ100形(III) 西武クハ1231形を1958年(昭和33年)から1959年(昭和34年)にかけて譲受。手動扉のままデハ20形と2両編成を組んで運用されたが、1981年(昭和56年)にクハ104が、1994年(平成6年)にクハ103が、残る2両も1996年(平成8年)に廃車。 ED22形電気機関車 ボールドウィン・ウェスティングハウスによる1927年(昭和2年)製の電気機関車。当初信濃鉄道に3両導入されたが国有化により国鉄の車両となる。戦後西武鉄道に譲渡され、近江鉄道を経たうちの1両を1960年(昭和35年)に購入。1973年(昭和48年)の貨物輸送廃止後に弘南鉄道に譲渡された。 60系(I) 西武鉄道モハ221形・クハ1221形を1960年(昭和35年)から1961年(昭和36年)にかけて2扉クロスシート車に改造して譲受。1982年(昭和57年)にデハ63とクハ163を除く4両が廃車、残りの2両も1985年(昭和60年)に廃車。 クハ110形(II) デハ1形デハ7を1962年(昭和37年)5月に制御車化し、クハ110形クハ111(2代)となる。1967年(昭和42年)に自動扉装備の2扉ロングシート車に改造、デハ11(2代)と2両編成を組んで運用されたが、1986年(昭和61年)3月に廃車。 70系 西武鉄道クモハ301形を1964年(昭和39年)に2扉クロスシート車に改造して譲受。1995年(平成7年)に廃車。 デハ10形(II) デハニ50形デハニ54を1967年(昭和42年)に自動扉装備の2扉ロングシート車に改造し、同年9月23日に竣功。クハ111(2代)と2両編成を組んで運用されたが、1986年(昭和61年)3月に廃車。 80系 松江温泉駅停車中の80系 80系 くにびき国体をきっかけとした車両近代化のため、西武鉄道451系を1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて譲受した、片運転台の2両編成(デハ80形+クハ180形)。旧形式車と60系 (I) を置き換えた。1995年(平成7年)から1996年(平成8年)にかけて廃車。 90系 西武鉄道551系を1985年(昭和60年)から1986年(昭和61年)にかけて譲受した。1985年(昭和60年)に譲受した車両は片運転台の2両編成(デハ91+クハ191)で、1996年(平成8年)に廃車。1986年(昭和61年)に譲受した2両(デハ92・デハ93)は入線当初より両運転台に改造されており、同年内にデハ60形 (II) に改番された。 デハ1形電車(左)・80系(右) 60系 (II) デハ60形(II) 90系のうち両運転台の車両は、1986年(昭和61年)内にデハ60形61・デハ62に改番された。冷房車導入後もしばらく残されていたが、2006年(平成18年)に廃車。 2100系 3000系 5000系 2100系 1994年(平成6年)から1995年(平成7年)にかけて京王5000系(初代)の2両編成を4編成譲受した、一畑電気鉄道では初の冷房車。ワンマン対応車両である。2013年に2104編成が島根県のキャラクター「しまねっこ」を配した「ご縁電車しまねっこ号」となっている。 3000系 1997年(平成9年)に南海21000系の2両編成を4編成譲受した、ワンマン対応車両である。老朽化のため2015年(平成27年)より、後述の1000系及び7000系に置き換えられ、2017年(平成29年)1月21日 - 22日のさよならイベントを持って運用を終了。 5000系 1998年(平成10年)に京王5000系(初代)の2両編成を、一部座席のクロスシート化を行った上で2編成譲受した、ワンマン対応車両である。 1000系 東急1000系電車を譲受・改造した2両編成の電車。2014年度に2編成が導入され、2015年2月より営業運転を開始した。2015年度にも1編成が導入され、12月10日より「しまねっこ号II」として営業運転を開始した。 7000系 1両編成で運行可能な、デハニ50形以来86年ぶりとなる新造車両。2016年度に2両が導入され、2016年12月より営業運転を開始、2017年度にも2両が導入された。
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