デハ30形→デハニ30形→デハ30形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 15:09 UTC 版)
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1921年(大正10年)に汽車会社東京支店で製造された国鉄モハ1057を1953年(昭和28年)に譲受し、デハ31として使用。1955年(昭和30年)にナニワ工機で車体を鋼体化し、荷物室が設置されてデハニ31となるが、1968年(昭和43年)に荷物室が撤去されてデハ31となり、同時に2扉化(自動扉化)や外板張替、クリーム色+青帯への塗装変更に前面窓上への方向幕取り付け、放送設備設置や西武鉄道からの譲受車に合わせた運転台周りの変更といった更新改造を実施した。デハニ時代は貨車牽引や荷物輸送、2扉改造後は主に60系(I)・70系用の増結用予備車、また貨車牽引用の装備を残したまま更新したことから貨物にも使用されていたが、1986年(昭和61年)3月に廃車となり、その後は1990年代初頭まで部品取り用として平田車庫に留置されていた。
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