伊呂波歌とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 伊呂波歌の意味・解説 

いろは‐うた【×伊呂波歌】

読み方:いろはうた

平仮名47文字を1字1回使って作った七五調4句の今様歌。「色は匂(にほ)へど散りぬるを、わが世誰(たれ)ぞ常ならむ、有為(うゐ)の奥山けふ越えて浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」がそれで、鎌倉時代以降末尾に「京」、あるいは「ん」がつけ加えられるようにもなった。涅槃経(ねはんぎょう)の偈(げ)「諸行無常是生滅法(ぜしょうめっぽう)、生滅滅已(しょうめつめつい)、寂滅為楽(じゃくめついらく)」の意を訳したものという。弘法大師の作といわれてきたが、現在では否定されている。平安中期以後の作で、手習いの手本や字母表として使われた。最も古くみられるのは承暦3年(1079)の「金光明最勝王経音義」である。→あめつちの詞 →たいに

伊呂波短歌」に同じ。


伊呂波歌

読み方:イロハウタ(irohauta)

平安中期頃の今様歌


いろは歌

(伊呂波歌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 07:59 UTC 版)

いろは歌(いろはうた)とは、完全パングラムの1つであり、47字の仮名文字を重複させずすべて使って作られている。七五調韻文で、作者は不明だが、10世紀末から11世紀半ばの間に成立した説が有力である。




「いろは歌」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊呂波歌」の関連用語

1
有為の奥山 デジタル大辞泉
76% |||||



4
10% |||||

5
10% |||||


伊呂波歌のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊呂波歌のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのいろは歌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS