オーシャンとその仲間
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「オーシャンズ13」の記事における「オーシャンとその仲間」の解説
ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー) 主人公。現在は足を洗っている。ルーベンに再三、バンクとの関係を解消するように注意するがルーベンは取り合わず、予測通りの結果となる。ルーベンの病状を知ってラスベガスに舞い戻り、バンクへの報復のために計画を立てる。まだ駆け出しの頃に、ルーベンに助けてもらったという話をする。 ラスティー・ライアン(ブラッド・ピット) ダニーの右腕で計画の直接的な実行役。現在もホテル経営に手を出しているが、ルーベンの台詞によれば芳しくない。イザベルとの交際も続いているが、ダニーに男女関係に関する難しさを愚痴る。ダニーと同じく若い頃ルーベンに助けられたという話をする。 ライナス・コールドウェル(マット・デイモン) 「黄金の指を持つスリ」の異名を持つ青年スリ。伝説の泥棒「ボビー・コールドウェル」の息子。シリーズにおいて盗人稼業の新人としての扱いだったが、今作では一味の資金運営を任されるなど、かなり主要なポストについている。ただし、メンバーや両親からは相変わらず子供扱いされて、からかわれている。 物語前半では裏方として活動していたが途中より、イエンの秘書として付け鼻をしてバンクへ潜入し、スポンダーの籠絡を担当する。 フランク・キャットン(バーニー・マック) イカサマディーラー。カジノゲームの品評会で、実は胴元が負ける新しいギャンブル「ナフセッド」をバンクに売り込み潜入する。 バシャー・ター(ドン・チードル) 爆発物・兵器専門家。ホテルに地震を起こすために、1作目と同じく地下深くで作業を行う。寝たきりになったルーベンに手紙を書き、結果的にその手紙がルーベンを救う事になる。 バージル・モロイ(ケイシー・アフレック) 双子のモロイ兄弟の兄。弟との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に弟と一緒。バンクカジノに使われるダイスに細工するために単身でメキシコのメヒカリの工場へ潜入する。しかし、待遇改善を求めてストライキを起こしてしまい、計画に支障を出す。スペイン語が堪能。 ターク・モロイ(スコット・カーン) 双子のモロイ兄弟の弟。兄との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に兄と一緒。兄が潜入中の工場でストライキを起こし、計画に支障が出たことで、事態収集のためにメキシコへ派遣される。ところが珍しく兄と意気投合し、ストライキを止めるどころか自分まで参加してしまう。 イエン(シャオボー・チン) 軽業師。現在はスタントマンとして活動中。本作では中国の不動産王に扮してバンクに潜入し、内部から計画をすすめる。また、バンクが欲していた携帯電話の、そのメーカーのの取締役と顔見知りだったことから、作戦が円滑に進むようになる。 リヴィングストン・デル(エディ・ジェイミソン) 電気・通信・メカニック専門家。カードシャッフル機に細工するため、カードシャッフル機製造元の作業員としてバンクに潜入する。 ソール・ブルーム(カール・ライナー) 往年の詐欺師。 5ダイヤモンドの極秘審査員ケンジントン・チャブに成りすまし、バンクカジノへ潜入する。ソールとしてはただ普通に客としてホテルで過ごしているだけだが、極秘審査員と勘違いしたバンクからは一介の客にも関わらず破格の待遇を受ける。 ローマン・ネーゲル(エディー・イザード) ダニーらと旧知の技術屋。前作は脇役であったが、本作ではコンピューター・セキュリティーの専門家として「グレコ」を破るべくチームの主要メンバーとして参加している。「グレコ」を開発したグレコ・モンゴメリーとは同級生で旧知の仲であるか、毛嫌いしている。しかし、「グレコ」については破るのはまず不可能と高く評価する。 テリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア) ラスベガスの3大カジノのオーナー。第1作以来、オーシャンズの仇敵。本作では資金に困ったダニーより資金提供を持ちかけられ、犬猿の仲ながらも、商売敵であるバンクのホテルが自身のホテルのプールに影を作ったことなどを挙げて、仲間となることを了承する。ただし、リターン自体も破格ながら、自分はあくまでスポンサーであってリスクは取らず、リターンは優先して取ることを約束させる。また、バンクのダイヤモンド・コレクションを盗み出させることも協力の条件に加えるが、実はこれはトゥルアーと裏で繋がっており、彼に横取りさせることでダニーのメンツを潰すことを狙っていた。 上記の通り実行役になるつもりはなかったが、困ったダニーに頼みで「ナフセッド」の品評会でサクラを演じ、バンクにこれを採用させることに成功する。 ルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド) ラスベガスでホテル経営に精を出す実業家で資産家。今回の物語のきっかけ。バンクと新規建設するカジノホテルを共同経営する計画を立て、多額の資金を投資する。バンクと手を切るよう友人たちの再三の注意にも関わらず「シナトラと握手したから」と逆にバンクを擁護するも、結局彼に裏切られて、経営権を放棄させられ、そのショックで心筋梗塞を起こし、寝たきりになる。このため、今回の計画にはほとんど参加しない。 前作までは単なるスポンサーの役割であったが、駆け出し時代のダニーやラスティーらに目を掛けていた恩人であったことなどが明かされる。
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オーシャンとその仲間
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「オーシャンズ11」の記事における「オーシャンとその仲間」の解説
ダニエル(ダニー)・オーシャン(ジョージ・クルーニー) 主人公。作戦のリーダー兼立案者。その腕前から裏世界では有名な泥棒、詐欺師として名を馳せており、さまざまな人脈を持つ。「インカの婚礼用仮面」の強奪計画に失敗してニュージャージーの刑務所に入っていた。その間に妻テスに見切りをつけられ、離婚させられたが、かなり未練がある様子。 ラスティ・ライアン(ブラッド・ピット) オーシャンの右腕で、チームのNO.2。オーシャン同様に交友関係が広く、経験豊富。仲間のスカウトをしていく。オーシャンが刑務所に入ってからはハリウッドの若手俳優にイカサマポーカーを教えていた。食事時間を省くために移動や仕事中に何かを食べている。愛車は1963年型フォード・ファルコン・フューチュラコンバーチブル。終盤にはオーシャンに「大金を儲けてもこんなオンボロに乗ってるのか」とからかわれる。 フランク・キャットン(バーニー・マック) 前科持ちのカジノのディーラー。賭博委員会から身を隠すため、ラモーン・エスカランテという偽名でアトランティックシティーのトランプ・プラザ・ホテル・アンド・カジノで働いており、ベネディクトのカジノに潜入する。頭の回転が速くライナスの仕事に一役買う。 ルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド) ベガスのカジノホテル経営者で資産家。ラスベガスの裏に顔が利く一人で、オーシャンの駆け出しの頃の恩師でもある。同業者のベネディクトに自分のカジノホテルの一つを潰されてしまったため、ベネディクトを快く思っていない。作戦のスポンサーとして資金面をサポートする。 ちなみにエリオット・グールドの出演は監督のソダーバークが『ロング・グッドバイ』等のグールドの70年代の出演作品のファンであり、ソダーバーグたっての希望でグールドにルーベン役をオファーした。 バシャー・ター(ドン・チードル) イギリス人の爆発物専門家。通称「人間火薬庫」。爆破で金庫を狙う強盗団を率いていたが、部下に恵まれず、捕まりかけた所をラスティに助けられる。当初の計画では停電を起こす予定が事故により停電させられなくなったことから、過去の仕事で知った電磁波発生器「ピンチ」を使って停電を起こすことを提案する。 日本語版では表現されていないが、イギリス出身者としてコックニー訛りが酷い。 バージル・モロイ(ケイシー・アフレック) 双子のモロイ兄弟の兄。弟との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に弟と一緒。ラジコンなどの操作に長ける。弟と共に潜入や変装も行う。 ターク・モロイ(スコット・カーン) 双子のモロイ兄弟の弟。兄との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に兄と一緒。主にドライバーを務めるが、兄と共に潜入や変装も行う。 イエン(シャオボー・チン) バーナム・サーカスの中国雑技団曲芸師で非常に小柄な中国人だが、俊敏な運動神経と柔軟な体を持つ。英語は理解できるものの、基本的に中国語しか話さない。サーカス公演時のパフォーマンスを見たオーシャンから"あいつで決まりだ"と高い評価を受けている。 リヴィングストン・デル(エディ・ジェイミソン) 電気・通信・メカニック専門家。作戦に参加する前はFBI組織犯罪対策部の嘱託として電子技師をしていた。いつもどことなく挙動不審でオドオドしており、焦ると大量に汗をかく癖がある。 ソール・ブルーム(カール・ライナー) 往年の天才詐欺師。現在は高齢のためフロリダのセントピーターズバーグで隠居生活を送る。のんきでおっとりとした性格だが、作戦で東欧系の武器商人ライマン・ゼルガに化ける際は相手を恐縮させる男へとがらりと豹変する。 当初は乗り気ではなかったが、計画のスケールの大きさに昔の血が騒ぎ、参加を決意した。 ライナス・コールドウェル(マット・デイモン) シカゴで「黄金の指を持つスリ」と呼ばれている青年。伝説的な泥棒「ボビー・コールドウェル」の息子。電車でサラリーマンの財布を狙うというつまらない生活を送っていたが、この仕事で父を超えられるというオーシャンの言葉で参加を決める。メンバーの中では若く経験が少ないことから計画では地味な役回りばかり任せられることに苛立ち、独断で行動して計画を何度か危機に陥れる。
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オーシャンとその仲間
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「オーシャンズ12」の記事における「オーシャンとその仲間」の解説
ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー) 主人公。前作でテスと縒りを戻して再婚し、コネチカット州イーストヘイブン(英語版)で幸せな生活を送っていた。足を洗う決意をしているが、昔のクセでつい泥棒的な思考に陥ってしまう。ベネディクトの直接の訪問を受け、再び仲間たちを招集する。 ラスティ・ライアン(ブラッド・ピット) ダニーの右腕で、計画の直接的な実行役。カジノ強盗の分前を元手にロサンゼルスのウェスト・ハリウッドでホテル経営を始めるが、上手くいっていない。分け前は全額使ってしまった上に多額の負債も抱えている中でベネディクトの訪問を受け、目の前で愛車を爆破される。 前作直後はフランクと共にヨーロッパで泥棒稼業をしており、その際に出会ったイザベルと恋人関係で彼女の捜査情報を利用していた。自身の犯行を彼女が捜査し、ミスで足が付いたことを事前に察知したため彼女の元を去るが、今でも未練がある。 ライナス・コールドウェル(マット・デイモン) 「黄金の指を持つスリ」の異名を持つ青年スリ。前作の強盗で自信がつき、分け前を元手に地元シカゴで、オーシャンズのような自前の窃盗団を作ろうと後輩の育成にあたるが上手くいっていない。オーシャンズを「組織」として捉えていたり、チームの指揮を執るノウハウを得たいと思っているため、仲間からは浮いてしまっている。凄腕の詐欺師である両親と暮らしており、日々、からかわれているらしい。 終盤ではダニー、ラスティら仲間たちの多くが逮捕されてしまったために残ったバシャーとタークを相手にリーダーのように振る舞い、顰蹙を買うが、テスをジュリア・ロバーツに変装させる奇策を立案する。 バシャー・ター(ドン・チードル) 爆発物・兵器の専門家。ラッパーに転職し、ロンドンで活動していた。分け前は音楽活動の資金で使い込んでいた。今回は、基本的にはリヴィングストンと共に電子技術方面で活躍する。 逮捕を免れたことで、終盤ではライナスらと共にテスを使った計画に加わる。 バージル・モロイ(ケイシー・アフレック) 双子のモロイ兄弟の兄。前作と変わらず弟との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に弟と一緒。ユタ州プロボで結婚式を挙げ、ハネムーンでフロリダのディズニーワールドに行く計画を立てていたが、婚約者の家族との顔合わせでベネディクトの訪問を受ける。分け前はこの結婚費用に使ってしまっている。 トゥルアーの絵画を盗み出す実行犯だったために足がつき、卵を盗み出す計画実行直前に逮捕されてしまう。 ターク・モロイ(スコット・カーン) 双子のモロイ兄弟の弟。前作と変わらず兄との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に兄と一緒。兄の結婚の家族の顔合わせでベネディクトの訪問を受ける。用途は明かさないものの、分け前は半分近く使ってしまったという。 逮捕を免れたことで、終盤ではライナスらと共にテスを使った計画に加わる。 イエン(シャオボー・チン) 小柄な軽業師の中国人。強盗の分け前を元にフロリダ州マイアミに豪邸に美人モデルと住んでいるが、手をつけた事業は失敗し、彼女にも愛想を尽かされ上手くいっていない。 アムステルダムでの強盗によって、イザベラにより、似顔絵の手配書が出回っており行動を制約される。また、そのアムステルダムからの脱出の際に旅行カバンに隠れたことが仇となり、一人だけブリュッセルに行ってしまう。 フランク・キャットン(バーニー・マック) イカサマディーラー。極端な手フェチ・爪フェチ・ネイルサロン好きが嵩じて、ニュージャージー州イースト・オレンジ(英語版)に分け前でネイルサロンを経営していた。カジノ強盗後しばらくはラスティと行動を共にしていたため、オーシャンズの中で唯一、ラスティとイザベルの関係を知っている(またイザベルもフランクのことを知っていた)。 最初のアムステルダムの強盗において足が付き、イザベルによって翌日に逮捕され、チームから離脱。 リヴィングストン・デル(エディ・ジェイミソン) 電気・通信の専門家。ニューオーリンズのナイトクラブでコメディアンとして活動しているがスベってばかりいる。親と同居しており、カジノ強盗の分け前には手をつけていないが、利子が払えないため計画に参加する。頼りなく見えるが泥棒の知識はライナスより上。 トゥルアーの絵画を盗み出す実行犯だったために足がつき、卵を盗み出す計画実行直前に逮捕されてしまう。 ルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド) ラスベガスでホテル経営に精を出す実業家で資産家。占いに凝っている。カジノ強盗の分け前は株式投資に回して、離脱したソールの分の肩代わりを申し出るほど、大幅に増やしたという。このためベネディクトへの支払いには困っていないが、ダニーらの身を案じて行動を共にする。また、同業者としてラスティを案じている。 基本的に実行犯としては関わっていなかったが、卵を盗み出す当初計画の際には車椅子の富豪のフリをして美術館を訪れようとする。しかし、付き添いのバージルが既に警察の手配を受けていたため、一緒に捕まる。 ソール・ブルーム(カール・ライナー) 往年の詐欺師。ニューヨークの高級リゾート地イースト・ハンプトン(英語版)で資産家のフリをして隠遁生活を送っていた。金は全部使って死ぬと言い、計画への参加を拒否する。しかし、ダニーらが成功するか気を揉む生活を送る。 終盤、ダニーらを助けるため密かにローマへと飛ぶ。ジュリア・ロバーツと旧知のブルース・ウィリスの登場でチームが危機に陥ったところに出くわし、その場で機転を効かせて彼女の主治医サイモン・レオポルドと名乗って収拾をつける。 テス・オーシャン(ジュリア・ロバーツ) ダニーの妻で専業主婦。前作の後、ダニーと再婚し幸福な生活を送っていた。ダニーの泥棒稼業を批判し、夫が今もクセが抜けないことを厳しく見ている。 アメリカに残っていたが、ダニーら仲間たちのほとんどが逮捕されてしまった終盤の危機に際して、ライナスに騙されてローマに呼び出され、そのままハリウッド女優「ジュリア・ロバーツ」に変装して、卵をすり替える実行犯役を頼まれる。当初は断ろうとするも、なし崩し的に計画に参加することとなる。
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