はくとは? わかりやすく解説

はく【剝】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]はがす はぐ はがれる はげる むく むける

外皮などをはぎ取る。はげる。「剝製・剝奪・剝落・剝離/削剝・落剝」

難読]塩剝(えんポツ)・追い剝(は)ぎ・臭剝(しゆうポツ)・剝(む)き身


はく【伯】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]かみ

頭に立つ者。諸侯の長。「侯伯方伯

神。「河伯風伯

兄弟序列で、最年長者。「伯兄伯仲

父・母年上きょうだい。「伯父(はくふ)・伯母(はくぼ)」

一芸秀でた者の敬称。「画伯詩伯

伯耆(ほうき)国。「伯州伯備

ブラジル。「日伯

名のり]お・おさ・たか・たけ・とも・のり・はか・みち

難読伯父(おじ)・伯母(おば)・伯楽(ばくろう)・伯剌西爾(ブラジル)・伯林(ベルリン)

「伯」に似た言葉

はく【伯】

読み方:はく

旧華族制度で、五等爵第三位伯爵

律令制で、神祇官長官


はく【博】

読み方:はく

[音]ハク(呉)(漢) バク(慣) [訓]ひろい

学習漢字4年

[一]ハク

広く行き渡る広く諸事通ずる。「博愛博士(はくし)・博識博覧該博広博

「博士」の略。「医博文博

博覧会」の略。「万博」

[二]バク〉かけ事。「博奕(ばくえき)・博才博徒賭博(とばく)」

名のり]とおる・はか・ひろ・ひろし・ひろむ

難読博士(はかせ)・博多(はかた)・博打(ばくち)・博奕(ばくち)


は・く【吐く】

読み方:はく

[動カ五(四)

口の中のものを外に出す。「つばを—・く」

胃や肺の中のものを口・鼻から外へ出す。「血を—・く」「息を—・く」

中にたまったものを外部へ出す。「煙突から煙を—・く」

心の中のことを言葉に出す。「本音を—・く」「弱音を—・く」

人に知られたくないことをありのまま打ち明ける白状する。「容疑者が泥を—・く」

[可能] はける


はく【×帛】

読み方:はく

[音]ハク(漢)

白絹絹布。「帛書玉帛布帛幣帛裂帛

書物。「竹帛

難読帛紗(ふくさ)


はく【×帛】

読み方:はく

きぬ。絹布。「—の衣(きぬ)」


はく【拍】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) ヒョウ(ヒャウ)(慣) [訓]うつ

[一]ハク

手のひらでたたく。うつ。「拍車拍手

(「搏」の代用字鼓動する。「拍動脈拍

音楽リズム。「拍節一拍

[二]ヒョウ音楽リズム。「拍子

名のり]ひら

難読拍手(かしわで)・拍板(びんざさら)


はく【拍】

読み方:はく

音楽リズム構成する単位一定の時間的な間隔をもった脈拍で、その長短によりテンポが決まる。ふつう、強拍と弱拍部分がある。ビート

モーラ


は・く【×捌く】

読み方:はく

[動カ下二「はける」の文語形


は・く【掃く/刷く】

読み方:はく

[動カ五(四)

箒(ほうき)でごみを払い除く。そうじをする。「部屋を—・く」

刷く)はけや筆などでさっと塗る。「紅を—・く」

掃き立てをする。

遊里で、相手決めず多数遊女と関係を持つ。

お客一度でも—・かれたことはないわいな」〈伎・伊勢音頭

[可能] はける

「掃く」に似た言葉

はく【×搏】

読み方:はく

[音]ハク(呉)(漢) [訓]うつ

手でたたく。うつ。「搏撃搏戦搏闘竜攘虎搏(りゅうじょうこはく)」

規則正しく打つ。鼓動する。「搏動脈搏

[補説] 「拍」を代用字とすることがある

難読搏風(はふ)


はく【×柏】

読み方:はく

人名用漢字] [音]ハク(漢) ヒャク(呉) [訓]かしわ

[一]ハク〉木の名。コノテガシワ。「松柏側柏扁柏(へんぱく)」

[二]〈かしわ(がしわ)〉木の名。「柏木柏餅(かしわもち)/赤芽柏

[補説] 「栢」は異体字

難読柏手(かしわで)・柏槙(びゃくしん)


はく【泊】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]とまる とめる

船が浅い所や港に停止する。「泊地仮泊停泊

よそで宿る。「一泊外泊宿泊漂泊旅泊

あっさりしている。「淡泊

沼。湖。「梁山泊


はく【泊】

読み方:はく

とまること。宿泊また、その数をかぞえる語。「3—4日

[補説] レンタルビデオ・レンタカー・レンタルドレスなどで、日付越えて貸し出される場合にも用いられることがある


はく【白】

読み方:はく

[音]ハク(漢) ビャク(呉) [訓]しろ しら しろい もうす

学習漢字1年

[一]ハク

しろ。しろい。「白亜白衣白煙白髪紅白純白精白蒼白(そうはく)・漂白卵白

色・印・汚れなどがついていない。「白紙白票白文空白潔白余白

明るくはっきりしている。「白昼白日/明白」

ありのままに言う。申し上げる。「白状科白(かはく)・関白敬白建白告白自白独白

さかずき。「挙白大白

白居易。「白詩元白

文字分析から)九九歳。「白寿

[二]ビャク〉しろ。しろい。「白衣(びゃくえ)・白檀(びゃくだん)・白虎(びゃっこ)/黒白

[三]〈しろ(じろ)〉「白黒白目色白

[四]〈しら〉「白壁白波

名のりあき・あきら・きよ・きよし・し・しろし

難読白馬(あおうま)・白朮祭(おけらまつり)・白粉(おしろい)・飛白(かすり)・白湯(さゆ)・白鑞(しろめ)・科白(せりふ)・白膠木(ぬるで)・白乾児(バイカル)・白板(パイパン)・白熊(はぐま)・白耳義(ベルギー)


はく【白】

読み方:はく

白いこと。白いもの。しろ。

「やみの中にぽっと—のひなげし浮き出たような」〈長与竹沢先生と云ふ人

ボラ幼魚

白人(はくじん)2」の略。

光り輝く—や芸子に」〈浄・忠臣蔵


は・く【×穿く/履く/×佩く/帯く】

読み方:はく

【一】[動カ五(四)

(穿く)衣服などを、足先から通して下半身につける。「ズボンを—・く」「袴(はかま)を—・く」

(履く)履物を足につける。「靴を—・く」「たびを—・く」

佩く帯く)刀・矢などを腰につける。身に帯びる。「太刀を—・く」

[可能] はける

【二】[動カ下二佩く帯く)腰につけさせる

一つ松人にありせば太刀—・けましを」〈記・中・歌謡〉


はく【×箔】

読み方:はく

人名用漢字] [音]ハク(漢)

すだれ。「珠箔」

すだれ状のすのこ。「蚕箔

のべがね。「金箔銀箔


はく【×箔】

読み方:はく

金属をごく薄く打ち延ばしたもの。金箔銀箔錫箔など。「—を押す」

人が重んじるように外面的に付加されたもの。値打ち貫禄。「—が落ちる」


はく【×粕】

読み方:はく

[音]ハク(呉)(漢) [訓]かす

酒のしぼりかす残りかす。「糟粕(そうはく)」


はく【×膊】

読み方:はく

[音]ハク(呉)(漢)

肩から手首までの部分。うで。かいな。「下膊上膊前膊


はく【舶】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢)

海を渡る大きな船。「舶載舶来巨舶商舶船舶


は・く【著く/着く】

読み方:はく

【一】[動カ四]弓に弦を張る

陸奥(みちのく)の安太多良真弓(あだたらまゆみ)はじき置きてせらしめ来なば弦(つら)—・かめかも」〈万・三四三七〉

【二】[動カ下二【一】に同じ。

陸奥安達太良真弓(あだたらまゆみ)弦(つら)—・けて引かばか人の我(わ)を言(こと)なさむ」〈万・一三二九〉


はく【薄】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]うすい うすめる うすまる うすらぐ うすれる すすき

[一]ハク

厚みが少ない。「薄氷薄片希薄厚薄

数量などが少ない。乏しい。「薄給薄幸薄謝薄弱薄利

真心欠ける。心がこもっていない。「薄情薄志弱行軽薄酷薄浮薄

迫る。近づく。「薄暮肉薄

[二]〈うす〉「薄味薄着品薄手薄

名のり]いたる


はく【迫】

読み方:はく

常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]せまる さこ せこ

ひたひたと対象近づく事態差しせまる。「迫撃迫真迫力急迫緊迫切迫逼迫(ひっぱく)」

圧力及ぼして苦しめる。押しつめる。「迫害圧迫脅迫

名のり]せり・とお

難読]迫(せ)り出す・迫持(せりもち)・筥迫(はこせこ)・迫間(はざま)


はく【×魄】

読み方:はく

[音]ハク(漢) [訓]たましい たま

人の肉体宿り活力生み出すもの。たましい。「気魄魂魄

月のかげ部分。「生魄

落ちぶれる。「落魄


はく【×魄】

読み方:はく

たましい精神つかさどる陽の気を魂(こん)というのに対し肉体つかさどるという陰の霊気

「楽(がく)はわが魂と共に、わが耳によりてわが—を動かせり」〈鴎外訳・即興詩人


捌く

読み方:はく

カ行下二段活用動詞「捌く」の終止形
「捌く」の口語形としては、カ行下一段活用動詞捌ける」が対応する

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はく

  1. 酷暑。〔第一類 天文事変
  2. 酷暑を云ふ。

はく


はく


はく


はく

  1. 佳良ノ意アリ、美貎者、美装者、資産家等。〔第二類 人物風俗
  2. 総て物事がよい意味にして種々の言葉として使はれる。「はくい」の略。美貎。美装資産家のこともいふ。

ハク

読み方:はく

  1. 宿泊所。

分類 ルンペン大阪


読み方:はく

  1. 一度窃取した物品被害者に返へすこと。或は白状すること。
  2. 麦飯音読省略語。〔闇〕 ②博徒賭博)。省略語。〔博〕 ③捕縛。右同(※⑵参照)。〔盗〕
  3. 酷暑。②犯行使用した刃物類。③凡て物事のよい意味に用いられる。「はくい」の略。④一応窃取した物品被害者返すこと。⑤自白すること。

分類 闇/博/盗/犯罪


読み方:はく

  1. 取リ得タル物品ヲ其侭戻スコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 所持隠匿セル贓物警察官吏ニ提出シ、又ハ故買者ガ無償ニテ被害者ニ対シ贓物返還ヲナスヲ云フ。〔第四類 言語動作

分類 東京府

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読み方
はく

読み方
はく

白玖

読み方
白玖はく

読み方
はく

読み方
はく

読み方
はく

はく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:27 UTC 版)

白 (曖昧さ回避)




「はく」の続きの解説一覧

はく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 10:41 UTC 版)

動詞: 吐く・嘔く

はく【吐く・く】

  1. の中や体内にあるものを、口から外に出す。
  2. 狭いところを通じて、中から外に出す。
  3. 嘔吐する。
  4. 言葉として言い表す
  5. 白状する。
  6. 外に示す。
  7. 出力するアウトプットする。

活用

翻訳: 吐く・嘔く

動詞: 掃く・刷く

はく【掃く・く】

  1. などで)地面などをさっとなでる

活用

翻訳: 掃く・刷く

動詞: 履く・穿く・佩く・着く・関く

はくく・穿く・く・く・く】

  1. (履く)(靴下などを)身に着ける
  2. (穿く)(ズボンなどを)足を入れて下半身身に着ける
  3. 佩くなどを帯びる

活用

翻訳: 履く・穿く・佩く・着く・関く



  • 画数:7
  • 音読み:シン
  • 訓読み:はく





  • 画数:10
  • 音読み:ト、 ツ
  • 訓読み:はく










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