その他のニャン系妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:39 UTC 版)
「妖怪ウォッチの登場キャラクター」の記事における「その他のニャン系妖怪」の解説
デザインが異なるキャラクターも存在するため、全てが派生キャラクターというわけではないが、関連するキャラクターも多いため、こちらにまとめる。 ブシニャン 声 - 小桜エツコ イサマシ族。ジバニャンの先祖で、甲冑に身を包んだネコ妖怪。レジェンド妖怪で刀を常備している。一人称は「それがし」。 アニメ版では特定の妖怪メダルを集めたことで出現した。最初はジバニャンが侍のコスプレをしていると思われ、ケータとウィスパーは相手が本当にブシニャンだということを信じていなかった。ケータとウィスパーの友情を見たことで感動しながらケータを認め、自分の子孫をよろしく頼むと伝えながらメダルを渡した。武士らしい言動をしているものの、スマホで自分撮りをしたり、ニャーKB48の写真集(保存用)を読んだりするなど現代的。何かを斬る際には、「〜真っ二つ斬り」や「〜三等分斬り」といった名前を付けている。物を斬れない状態が続くと、禁断症状で暴走する。 コロコロ版の漫画では「先祖妖怪」。何百年かに既に死亡しており、霊体の状態で登場している。かなりの実力者だが霊体なため、物体に触ったり攻撃することができないが、子孫であるジバニャンにとりつくことで実体化することができる。熱血かつ礼儀正しい侍らしい性格だが、かなりの天然ボケで子供っぽい一面もある。無益な殺生はせず、人を憎まず罪を憎み、情を与え、改心を求めるのが彼のポリシーである。一人称は「拙者」。かつてラストブシニャンとは戦友で、仕えていた殿様のために3万人の兵士を斬ろうとした際に死亡し霊体となった。[要出典] 第94話ではウィスパーと合体して「ブシパー」(ブキミー族)が誕生した。 2021年に実施された「『妖怪ウォッチ』であなたが好きな妖怪は?」と題したアンケートでは第5位になった。クリスタルブシニャン 声 - 不明[要出典] イサマシ族/ゴーリキ族。体が水晶になったブシニャン。未来を見通す能力を持つ。[要出典] ゲームでは水晶になっているのは兜と鎧だけだが、コロコロ版では体全体が水晶になっている。[要出典] ラストブシニャン 声 - 矢部雅史 イサマシ族。メリケンレジェンド妖怪。日本の文化に憧れ武士となったUSAのネコ妖怪だが、武士道を間違ってとらえており、よく切腹しようとする。 アニメ版では大兄弟の末っ子として生まれた責任から、行列待ちなどの「ラスト」にこだわる性格になっていたが、エピソードのラストで新しく弟が生まれたことで末っ子ではなくなった。またトムニャンを日本文化に詳しいと思っており、トムニャンの知ったかぶりを真に受けてしまうこともある。[要出典] コロコロ版ではブシニャンと戦友で、同じ殿に仕えていた。数百年間草しか食べていなかったらしく、空腹で餓死寸前になっていることも多い。 ロボニャン 声 - 笹本優子(1)→ 坂東尚樹(アニメ、2以降) ゴーケツ族。ジバニャンのような外見のロボット。 初期はロボットだと自覚しておらず、普通の猫っぽく振舞っていたが、続編の2やアニメではロボットの性能をいかんなく発揮している。 アニメ版では進化したテクノロジーとジバニャンが融合し、未来からやってきたロボットの妖怪。体内がチョコレート工場であり、チョコボーを量産できる。 あらゆる面で能力はズバ抜けており、走行中のトラックも指1本で止める超怪力に加え、現代科学の法則を無視した変形もできるなど妖怪以上の能力を搭載している。電気エネルギーを動力としており、『2』では残存エネルギーがほぼゼロの状態からフルチャージまで100ギガワット相当の電力を必要とした。[要出典]未来の世界では日々自身のパワーアップに励んでいるらしく呼び出すたびに兵装や機能が強化されている。[要出典] ボイスチェンジ機能があり、普段の声も『1』とアニメ登場の当初は女性的な声だったが、『2』およびアニメ版で低い男性的な声に自ら変更した。アニメ74話でロボニャンF型との出会いを経て、彼の意志を受け継いで最後には自らF型に進化した。クールな声や決め台詞の「アイルビーバック!」など、ターミネーターシリーズの登場人物であるT-800へのオマージュが多く見られる。 2015年7月6日に開催された『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジャパンプレミアでは、ゲストとしてロボニャンと日野晃博がレッドカーペットに登場した。 2017年1月14日に実施された大学入試センター試験の「日本史A」において、選択肢の中にあるロボットの説明の一環として、ロボニャンが実際の試験問題に掲載された。ロボニャンF型(ロボニャンエフがた) 声 - 坂東尚樹 ゴーケツ族。美しいフォルムを目指し作られた最新型のロボニャン。 アニメでは、ロボニャンよりも未来で作られた進化型ロボニャンとして登場した。ミサイルで島1つを消し飛ばしたり、世界中の工場の機械をコントロールしてチョコボーを生産させるなどの機能を持つ。ラストで巨大隕石から地球を救うために自爆し、通常のロボニャンがその意思を引き継いでF型に進化した。 先述の通り未来のジバニャンであるが、214話でジバニャンが他の妖怪から自身に関する記憶が薄れる病気である「妖怪グデングデン熱」に感染した際には他の妖怪と同様にジバニャンのことを忘れていた。 ロボニャンUSA(ロボニャンユーエスエー) 声 - 佐藤健輔 ゴーケツ族。ロボニャンがUSAで改造手術を受けた姿。 ゴルニャン 声 - 笹本優子 ゴーケツー族。ロボニャンの色違い。声はロボニャンとは違うが、『2』以降は音声加工が入り、ロボットらしくなった。 Uロボニャン(アルティメットロボニャン) 声 - 坂東尚樹 プロフェッショナルが作り上げた究極のロボニャン。スマートな体とその体からは想像できないほどのパワーを持つ。必殺技はジバニャン・コマさん・USAピョン・フユニャンをミサイルにして発射する「アルティメットミサイルシステム」。 映画「空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン」では、実写世界のイナホが作った怪しい薬を飲んだロボニャンF型がこの姿に変化した。 フユニャン 声 - 梶裕貴 イサマシ族。ジバニャンの亜種にあたる浮遊霊のネコ妖怪。トレードマークは額の大きな傷と赤いマント。ケイゾウ/フミアキのパートナー的存在。必殺技は「ど根性ストレート肉球」。 所持していたマキモド石を使い、主人公を過去に導いた。事件解決後は60年前に再び留まり、60年経った現代でもケマモト村のパトロールをしたり、現在の祖母の家を住まいとして普通の猫に化けて情報収集をしていた。 劇場版2作の現代では、変身ポーズを取ることによりダークニャンの姿へとパワーアップできるようになった。変身時の口上は「パワーアップだ!」。 ねとらぼ調査隊で2021年に実施された「『妖怪ウォッチ』であなたが好きな妖怪は?」と題したアンケートでは第4位になった。デカニャン 声 - 梶裕貴 超巨大ネコ妖怪。『2』の物語の鍵を握る。必殺技は「猫色吐息でばっふぅん」。 周囲の物や人物を巨大にする力を持っている。「〜でふ」という独特の喋り方で話す。ある目的を達成するために主人公にケマモト村に行くように薦める。 正体は60年後のフユニャン。体に付いたキノコのせいで妖力の放出が疎かになって巨大化した。巨大化の影響でケイゾウ/フミアキの家の倉から出られなくなり、思念体を送って主人公をケマモト村に呼び寄せた。コミカライズ版ではストレスを感じるたびにこの姿になることができる。ジバニャンの水筒を巨大化させて大時計を停止させたり、ジバニャンを巨大ウバウネと同等の大きさに巨大化させたりするなどの活躍を見せた。 ダークニャン 声 - 梶裕貴 ブキミー族。フユニャンが新たな力を求め新しく生まれ変わった姿。必殺技は「ダークニャイトクロー」。 ゲーム版『2』の『真打』から初登場し、フユニャンがセバスチャンの試練を受けたことで生まれ変わる。 劇場版ではケイゾウ側の妖怪達によってパワーアップした妖怪ウォッチ零式により変身する。素早い飛行能力を持ち、ブチニャンを巨大ウバウネまで送るために活躍する。 フユニャンエース 声 - 梶裕貴 イサマシ族。トランプのエースと融合したフユニャン。 フユニャンS 声 - 梶裕貴 イサマシ族。Sランクになったフユニャン。 フユニャン曹操 声 - 梶裕貴 イサマシ族。曹操の力を宿したフユニャン。武将レジェンド妖怪。 ぷにフユ イサマシ族。フユニャンに似たぷにぷにした感覚のネコ妖怪。 フユニャンサンタ 『ぷにぷに』の妖怪。イサマシ族。サンタクロースの帽子を被ったフユニャン。 マスターニャーダ 声 - 坂東尚樹(『2』元祖/本家)、志村けん(劇場版・『2』真打以降) プリチー族。神秘のエネルギー「ホース」を使いこなすネコ妖怪。必殺技は「無限のホースパワー」。 ケイゾウ/フミアキと同様ガッツ仮面の大ファンで、ガッツ仮面の決めポーズをしたり、よく花道商店街のテレビでガッツ仮面の番組を見ている。 最強の妖怪かつ妖怪の師匠と呼ばれているが、10秒立つと疲れてしまう弱点を持つ。また、途中で居眠りすることが多い。 ねとらぼ調査隊で2021年に実施された「『妖怪ウォッチ』であなたが好きな妖怪は?」と題したアンケートでは第9位になった。 トムニャン 声 - 布施川一寛 プリチー族。USA出身の亡霊(ファントム)であるネコ妖怪。一人称は「トムっち」、語尾に「ミャウ」を付ける。 外見はジバニャンに類似しているが、体色は黄色で星条旗をイメージした赤と青の腹巻を付ける。金色の前髪と、顔にそばかすがある。首にはベル(釣鐘)を付けている。好物はデリシャスティック(スティック型のビスケット)、必殺技は「ワンハンドレッド肉球」。 元々は少女「エミリーちゃん」に飼われていた猫であった。しかし、ジバニャンと同じくトラックに轢き殺されて妖怪と化した。[要出典] ゲームでは『3』より登場。USAに定住しており、「テンプラ」限定クエストで仲間になる。 アニメ版ではルームメイトのジェリーと共にケータの家の隣に引っ越して来た。ギターを弾きながら独自の歌を歌う癖がある。能天気な性格で、ジェリーが暴走したり自分の知ったかぶりが原因でラストブシニャンが切腹しようとする傍でギターを演奏することもある。「レディー・ニャニャ」のファン。 コロコロ版では「トムっち、ショック!」を常套句としており、ケータを「数多の妖怪の支配者」として自分の思い通りに利用しようと意図している。13巻で実はゴゴゴGFが見せた生前のトムニャンの幻影からエミリーちゃんを解放するため、ゴゴゴGFを倒す協力者を求めて日本を訪れていたことが判明した。事件が解決後はUSAに戻り、ウィスパーの妖怪パッドにお礼のメッセージと共にエミリーちゃんと一緒に映った写真を送った。 宝石ニャン プリチー族。全身が宝石でできたネコ妖怪たち。サファイニャン 声 - 矢部雅史 全身がサファイアでできたネコ妖怪。 エメラルニャン 声 - 笹本優子 全身がエメラルドでできたネコ妖怪。 ルビーニャン 声 - 奈良徹 全身がルビーでできたネコ妖怪。 トパニャン 声 - 遠藤綾 全身がトパーズでできたネコ妖怪。 ダイヤニャン 声 - 坂東尚樹 全身がダイヤモンドでできたネコ妖怪。 アニメ版では妖怪ベストテンに登場し、初登場1位の快挙を成し遂げた。だが過去のエピソードで一度も登場しなかったため、最終的に選ばれなかったウィスパーから突っ込まれた。 セーラーニャン 声 - 小桜エツコ プリチー族。船で働く乙女なネコ妖怪。 ぷにニャン 声 - 小桜エツコ プリチー族。プニプニした水色のネコ妖怪。 コアラニャン 声 - 潘めぐみ プリチー族。コアラとネコがミックスした妖怪。 ふくらんだ鼻を押すと二次元(アニメ)の世界を三次元(実写)の世界に切り替える能力を持つ(三次元の世界で鼻を押すと二次元の世界に戻る)。 南海カナミが持っていたぬいぐるみが妖怪化した。 ガブニャン 声 - 笹本優子 ウスラカゲ族。ドラキュラ化したネコ妖怪。 『コロコロコミック』読者応募から生まれた妖怪。 アニメ版では咬まれた人もガブニャンに変わる能力を利用して、人類ガブニャン化計画を実行しようとした妖怪として登場。実はケータの夢の中で出てきた妖怪であり、現実には存在しない。本編では「ガブニャン!」としか喋らなかったが、一応普通に喋れる。 マスクドニャーン 声 - 小桜エツコ イサマシ族。マスクを被り、プロレス界に殴りこみをかけたネコ妖怪。 コロコロ版の漫画ではメラメライオンの能力でジバニャンがこの姿になったが、ただ単にマスクと黒パンツとブーツをかぶってきただけで、ケータとウィスパー、USAピョンにも突っ込まれている。またアントニオ猪木を意識しているような行動やしゃべり方が目立つ。[要出典] ニャン騎士 声 - 小桜エツコ イサマシ族。騎士の装備をしたネコ妖怪。 ニャン魔女 声 - 小桜エツコ フシギ族。魔女っ子なネコ妖怪。 アニメではとりつかれると魔法少女になり、変身能力や必殺技が使えるようになる。 モモタロニャン 声 - 小桜エツコ イサマシ族。桃太郎のようなネコ妖怪。 イヌニャン・サルニャン・キジニャンの三匹の御供を連れてきている。 アニメ版では三匹を探す途中ではぐれてしまい、その間にレッドJとマイティードッグを御供にしたため三匹はリストラされてしまった。 イヌニャン 声 - 佐藤健輔 ゴーケツ族。モモタロニャンの御供の一匹で、柴犬と猫を混ぜ合わせたような妖怪。「ワンニャン」が口癖。なお、頭の部分は取り外しが可能。 サルニャン 声 - 安野希世乃 プリチー族。モモタロニャンの御供の一匹で、猿と猫を混ぜ合わせたような妖怪。耳の部分は取り外しが可能。 キジニャン 声 - 佐藤智恵 ポカポカ族。雉と猫を混ぜ合わせたような妖怪で、モモタロニャンの御供の一匹にあたる。くちばしの部分は取り外しが可能。 キンタロニャン 声 - 小桜エツコ ゴーケツ族。鉞を担いでいる、金太郎のようなネコ妖怪。 ウラシマニャン 声 - 小桜エツコ ポカポカ族。浦島太郎のようなネコ妖怪。乙姫から玉手箱を貰い忘れたショックで妖怪になった。 アニメ版では地味系妖怪。性格はネガティブ。または努力。語尾に「〜だ」、「〜んだ」、「〜ぞ」を付ける。都会や乙姫が苦手。 フルーツニャン プリチー族。ゲーム版『2』から初登場したネコ妖怪達。ジバニャンに似ているが、様々なフルーツの姿をしている。 ちゃお版の漫画ではジバニャンと会うためにフミちゃんの家で猫の集会を行っていたが、実際はチョコボーが欲しくてやって来たという。メロンニャン 声 - 浅利遼太 メロン果汁100%のネコ妖怪。 ミカンニャン 声 - 笹本優子 ミカン果汁100%のネコ妖怪。 キウイニャン 声 - 永田亮子 キウイ果汁100%のネコ妖怪。 ブドウニャン 声 - 遠藤綾 ブドウ果汁100%のネコ妖怪。 イチゴニャン 声 - 安野希世乃 イチゴ果汁100%のネコ妖怪。 スイカニャン 声 - 佐藤健輔 スイカ果汁100%のネコ妖怪。とりつかれるとスイカ割りがしたくなる。
※この「その他のニャン系妖怪」の解説は、「妖怪ウォッチの登場キャラクター」の解説の一部です。
「その他のニャン系妖怪」を含む「妖怪ウォッチの登場キャラクター」の記事については、「妖怪ウォッチの登場キャラクター」の概要を参照ください。
- その他のニャン系妖怪のページへのリンク