腹巻

デジタル大辞泉

はら‐まき【腹巻（き）】

読み方：はらまき

１ 腹の冷えるのを防ぐため、腹に巻く布、または毛糸などで筒形に編んだもの。はらおび。腹当て。

２ 鎧(よろい)の一。胴を囲み、背中で引き合わせるようにした簡便なもの。鎌倉後期ごろから歩卒が用い、室町時代には上級武士にも用いられた。

防府歴史用語辞典

腹巻 （はらまき）

よろいの一種で、歩兵用に軽く、小型化したものです。胴を守るためのものです。南北朝時代には袖［そで］とかぶとを加えて、三つ物［みつもの］と呼ばれました。

関連項目

防府の文化財「色々威腹巻兜、大袖、喉輪付」

歴史民俗用語辞典

腹巻

読み方：ハラマキ（ｈａｒａｍａｋｉ）

（１）腹にまく広い帯。
（２）鎧の一種で、背後や右脇で引合せたもの。

国指定文化財等データベース

腹巻〈藍韋肩赤威／（伝楠正成所用）〉

主名称：	腹巻〈藍韋肩赤威／（伝楠正成所用）〉
指定番号：	246
枝番：	00
指定年月日：	1899.08.01(明治32.08.01)
国宝重文区分：	重要文化財
部門・種別：	工芸品
ト書：
員数：	1領
時代区分：	南北朝
年代：
検索年代：
解説文：	南北朝時代の作品。

腹巻

主名称：	腹巻
指定番号：	257
枝番：	00
指定年月日：	1901.08.02(明治34.08.02)
国宝重文区分：	重要文化財
部門・種別：	工芸品
ト書：
員数：	1領
時代区分：	南北朝
年代：
検索年代：
解説文：	南北朝時代の作品。

重要文化財のほかの用語一覧

工芸品：	脇指  脇指  腹巻  腹巻  腹巻及膝鎧  舎利塔  舞楽所用具

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短編小説作品名辞典

腹巻

作者篠原貞治

収載図書阿呆たち―掌編小説集
出版社労働者文学会
刊行年月2007.2
シリーズ名労文叢書

JMnedict

腹巻

姓	読み方
腹巻	はらまき

ウィキペディア

腹巻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/26 13:59 UTC 版)

腹巻（はらまき）は、日本の鎧の一形式。

Weblio日本語例文用例辞書

「腹巻」の例文・使い方・用例・文例

• 鎖腹巻きという,板と鎖で作った防御具
• よろいの腹巻の背の部分のすきまに当てる板
• 腹巻きという衣類
• 腹巻きという鎧
• 鎧の腹巻の背の部分の隙間をふさぐ板
• そのキャラクターはまた，タオルでできた腹巻きをしている。