木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3120 |
枝番: | 04 |
指定年月日: | 1962.02.02(昭和37.02.02) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | (所在古保利薬師堂) |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 315 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1914.04.17(大正3.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 328 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1914.04.17(大正3.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安・鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安・鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 372 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1913.07.15(大正2.07.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 423 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1915.08.10(大正4.08.10) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 461 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1900.04.07(明治33.04.07) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 596 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1904.02.18(明治37.02.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 676 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1911.08.09(明治44.08.09) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 719 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1921.04.30(大正10.04.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 特国天及多聞天ノ足〓ニ建暦二年八月六日造立ノ銘アリ |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1212 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 825 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1917.08.13(大正6.08.13) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 971 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1942.12.22(昭和17.12.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像(金堂安置)
主名称: | 木造四天王立像(金堂安置) |
指定番号: | 42 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.03.29(昭和27.03.29) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 広目天像の光背裏面に「山口大口費上而次木〓二人作也」/多聞天像の光背裏面に「薬師徳保上而〓師手古二人作也」の銘がある |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 飛鳥 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 飛鳥時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1049 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1937.08.25(昭和12.08.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1104 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1938.08.26(昭和13.08.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1218 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1912.09.03(大正1.09.03) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在観音堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在観音堂)〉 |
指定番号: | 1247 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1923.03.28(大正12.03.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在金堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在金堂)〉 |
指定番号: | 1371 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.04.17(明治35.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1480 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.04.17(明治35.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1486 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1909.09.21(明治42.09.21) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(上堂四天王)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(上堂四天王)〉 |
指定番号: | 1515 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1901.03.27(明治34.03.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(新堂安置)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(新堂安置)〉 |
指定番号: | 1524 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.04.17(明治35.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在講堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在講堂)〉 |
指定番号: | 1562 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1909.04.05(明治42.04.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在東金堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在東金堂)〉 |
指定番号: | 57 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.11.22(昭和27.11.22) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在伝法堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在伝法堂)〉 |
指定番号: | 1574 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1915.08.10(大正4.08.10) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1780 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1925.08.25(大正14.08.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 広目天像の左足〓に巧匠快慶アン(梵字)阿弥陀仏の刻銘がある |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1781 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1925.08.25(大正14.08.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1826 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1926.04.19(大正15.04.19) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1846 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1917.04.05(大正6.04.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1868 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.07.31(明治35.07.31) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在本堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在本堂)〉 |
指定番号: | 1939 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1944.09.05(昭和19.09.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 1973 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1919.08.08(大正8.08.08) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
木造四天王立像〈/(所在阿弥陀堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈/(所在阿弥陀堂)〉 |
指定番号: | 2068 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1904.02.18(明治37.02.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 2095 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1915.03.26(大正4.03.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像(所在金堂)
主名称: | 木造四天王立像(所在金堂) |
指定番号: | 72 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1953.03.31(昭和28.03.31) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 奈良時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 2115 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1918.09.12(大正7.09.12) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 持国天、多聞天ノ胎内ニ元亨元年十月十七日興福寺大仏師康俊ノ銘アリ |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1321 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 2119 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1918.09.12(大正7.09.12) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3030 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1955.06.22(昭和30.06.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 持国天像内に康治元年六月廿四日、増長天像内に永治二年五月十七日の造立供養の銘がある |
員数: | 2躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | 1142 |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像(所在釈迦堂)
主名称: | 木造四天王立像(所在釈迦堂) |
指定番号: | 3171 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.05.26(昭和39.05.26) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 2躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3398 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1987.06.06(昭和62.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | この四天王像四躯は、この寺の秘仏本尊である前項の如意輪観音像を祀る厨子外の四隅に安置されている。 いわゆる三尺立像で、その大きさは坐高二尺ばかりの本尊の守護尊としてふさわしく、制作の時期もほぼ同じ頃、十二世紀前半と推定される。しかし、四天王像は、いずれも都での造像を思わせる洗練された作風を示しており、一木割矧造(一材で像の概形を彫り、一旦割放して内刳りを施し、再び矧合わせる)の技法にも手慣れたところがうかがわれ、本尊像と本来一具同作のものであるかどうか定かでない。 各像の頭部が小さめで下半身の長いプロポーションや動きをひかえた躰勢、さらには両脚部の軽快なつくりは、康平四年(一〇六四)仏師長勢の作と考えられる京都広隆寺十二神将像(国宝)に近いところがあるが、躰躯はかなり量感を減じて、甲・衣の彫りが浅くなっているあたり、制作時期の下降を示すものであろう。また、広目天像の両眼を大きく見開き、口をへしめたユーモラスな表情は、平安時代後期の奈良興福寺板彫十二神将像(国宝)の中の真達羅大将像のそれに相通じる趣がある。 四天王像は、仏法守護の尊像として、古くから信迎造立され、各時代を通してその遺品は少なくないが、平安後期の都風を示す四躰一具完存する作例は意外に少ない。この大門寺像は、中世頃に彩色を補われ、現状、矧目等の緩みがあるものの、後世の大きな改変はみられず、数少ない当代都作として高く評価される。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3436 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1993.01.20(平成5.01.20) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 本寺の木造弥勒仏及両脇侍像(重文)と一具として製作されたとみられる等身の四天王像である。 四像とも檜材の寄木造、頭体幹部は左右二材より造り、内刳【うちぐり】のうえ割首【わりくび】とし、両肩をはじめ適宜別材を矧【はぎ】足す構造になる。表面はサビ下地、漆塗、彩色および漆箔仕上げとする。各像ともに彩色はほとんど剥落し、持物・台座を後補とし、本体の小矧材にも後補をまじえるが総じて保存状態は良好といえる。 控え目な筋肉描写による忿怒の表情、腰幅の広い太造りの体躯、おっとりした身のこなしにはいかにも藤原時代風の穏和な気分が感じられる。その作風にはたとえば岩手・中尊寺金色堂の三壇諸仏中、元来藤原清衡の壇のものとみられる二天像などに近く、製作は弥勒三尊像と同様、十二世紀半頃と推定される。 開口する増長天・広目天像には閉口する他二像に較べて体勢に大きな動きが与えられ、また広目天像の諧謔的な表情、多聞天像の腰高でスマートな体形など、四体の形制には少しずつ変化を付けながら、群像としてのまとまりはよく保たれており、三尊像を含めていずれも洗練された典型的な藤原和様に統一されている。半丈六の弥勒像を中心としてこれらの像が立ち並ぶさまは壮観であり、宇佐神宮を中心に都との結び付きの強い当地方の文化的先進性を示す遺品として評価される。 本寺は元弘三年(一三三三)に創建され、翌年後醍醐天皇の勅願寺となったこの地方の名刹であるが、『太宰管内志』には本寺が初め近くの江島村に在したと記され、弥勒三尊、四天王像はこの前身寺院よりもたらされた可能性もあろう。 |
木造四天王立像(新禅院伝来)
主名称: | 木造四天王立像(新禅院伝来) |
指定番号: | 3445 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1994.06.28(平成6.06.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1281 |
検索年代: | |
解説文: | 東大寺新禅院(廃絶)に伝来した四天王像で、現在は真言院地蔵堂に安置されている。各像像内に納められていた白檀製五輪塔、金光明経四天王品などの経典類により新禅院聖守【しようしゆ】(一二一五-九一)が蒙古調伏を祈念して弘安三年(一二八〇)夏がら翌四年三月にかけて発願、造像したものと判明した。願文は建治三年(一二七七)に東大寺大勧進に任ぜられた聖守の自筆とみられ、文章中に亀山上皇、後宇多天皇をはじめとする檀越あるいは聖守に縁の深い人々の名が織り込まれている。 広目天は桜材、他は檜材を用いるが、いずれも頭・体部を通して前後矧とし、玉眼【きよくがん】、彩色仕上げとする。四体相互には若干作風の相違がみられるが、衣縁のはためくさまや各部の質感が巧みにとらえられ、衣甲の細部まで入念に刻出されている。納入品には作者の名は見えないが、建治三年(一二七七)に聖守により東大寺大仏師に補任された慶守(運慶の會孫にあたる仏師慶秀と同一人物とみられる)が中心になっての造像と考えられ、この頃の慶派仏師の力量を示す佳作として推賞される。彩色の保存状態のよさも特筆される。 元冦に際しては宮中や主要寺院をはじめ、各地で調伏のための修法等が頻繁に行われたことが記録にみえるが、このとき本尊として新造されたことが明らかな仏像画の遺品は意外に少なく、本像はその一例としても貴重である(図版は一八~一九ページ参照)。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3453 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1995.06.15(平成7.06.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 本堂須弥壇上の四隅に、釈迦三尊像を囲んで安置される四天王像である。前方の持国天は左手を腰に当て、右手を振り上げて三鈷を執り、増長天は左手を挙げて戟を突き、右手を腰に当てて両者対称的な動勢を表し、後方の広目天は左手に経巻、右手に筆を持ち、多聞天は左手は腰脇で戟を執り、右手に宝塔を捧げ持つ。また肉身の色は持国を緑、増長を赤、広目を白、多聞を青に塗り分ける。大仏殿の鎌倉再興にあたり運慶、快慶らが製作した四天王像の形制・身色が同様であったことが記録から知られている。こうしたいわゆる大仏殿様四天王像の遺品は少なくないが、本像はその最古例である快慶作の金剛峯寺像(重要文化財)と甲制の細部に至るまで共通するところが多く、おそらく大仏殿像にかなり忠実に依って造られたものであろう。 持国・多聞天像は左右二材矧、増長・広目天像は前後割矧の構造になる。作風もこれに応じて二様が認められ、前者が忿怒の形相に生彩があり、太造りの充実した造形を示しているのに対して、後者は顔面の筋肉描写がやや単調で、全体にまとまりのよさが感じられる。十三世紀半ば頃の慶派仏師の手になる作品とみられるが、四躯とも堂々として力強く、動勢の把握も的確で、そのできばえはこの種の四天王像のなかで出色のものといえよう。また着衣や甲に各種花文を主体として、象や虎、孔雀といった鳥獣や密教法具をまじえた多彩な彩色文様が鮮やかに残り、当初の銅製光背および宝冠、邪鬼を完備する保存状態のよさも特筆される。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 3463 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1997.06.30(平成9.06.30) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 等身、一木造の四天王像で、いずれも兜をかぶる姿に表される。黒石寺本堂須弥壇上に安置されている。 前方の持国・増長天はいずれもケヤキ(か)の大きな一材の木裏を用いて木取りされ、背面下半身に方形の背刳りを施す構造になる。持国天の両肩より先、増長天の左前膊半ばより先、右肩より先等が後補で、表面は白地彩色とするがほとんど剥落、わずかに増長天の袴の唐草文(墨描)が認められる程度である。 これら二体は作風もよく似ており、頭部が小さめで、下顎の張った面部にそれぞれ個性的な大ぶりの目鼻立ちを刻み出し、体躯は腰を強く捻り、上体を傾けて激しい動きを表す。側面観では頭部から胸にかけての奥行が浅く、下半身の著しい肥大が強調される。こうした体型や、陰刻線を主体とした衣文【えもん】の彫法、あるいは持国天の頬がこけ、上唇を突き出した顔つきなどの特色には貞観四年(八六二)銘の黒石寺本尊、薬師如来像(重文)と通じるところがあり、おそらく本尊像と同時期に、同系の作者によって造られたとみてよいであろう。 広目・多聞天はカツラ材製で、広目天は右肩を通る線で体部を左右に割って内刳りを施し、多聞天は前方二体と同様、下半身に方形の背刳りを行う。後補部は広目天の両手先、右足首以下、多聞天の左肩より先、右肘より先、両足首以下などで、彩色はやはり剥落が著しいが広目天の胸甲や肩当の繧繝による花文など、各所に文様が認められる。 広目天は太造りで、体躯の構え方や甲制には増長天に倣った点があり、また多聞天の動きを控えた姿は他の像と多少異なった印象を与えるが、その面貌にはやはり前方の二体を意識したようなところが見受けられる。これら後方像の作風は持国・増長天に比べて穏やかさを増しているもののなお平安初期の風をとどめており、腕部まで共木彫出とする構造も古式で、おそらく十世紀初めころまでに四体一具をなすべく、追加造像されたものとみられる。 東国の古代彫像を代表する遺品のひとつといえ、ことに持国・増長天は薬師如来像とともに、九世紀彫刻の基準的作例として価値が高い。 |
木造四天王立像
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 78 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1953.02.14(昭和28.02.14) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像(講堂安置)
主名称: | 木造四天王立像(講堂安置) |
指定番号: | 85 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1954.03.20(昭和29.03.20) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像〈康慶作/(所在南円堂)〉
主名称: | 木造四天王立像〈康慶作/(所在南円堂)〉 |
指定番号: | 87 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1954.03.20(昭和29.03.20) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1189 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 33 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1927.04.25(昭和2.04.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
木造四天王立像
主名称: | 木造四天王立像 |
指定番号: | 191 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1925.04.24(大正14.04.24) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 4躯 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造四天王立像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 06:27 UTC 版)
重要文化財。平安時代。像高は持国天201.3センチ、増長天194.8センチ、広目天197.0センチ、多聞天204.0センチ。大講堂須弥壇の四隅に立つ。ヒノキ材、寄木造。頭体部を通じ、正中と両側とに矧ぎ目があるが、うち正中の矧ぎ目は別材を寄せたものでなく、割矧とみられる。全体に太作りで体躯の抑揚が少なく、制作は10世紀末から11世紀前半とみられる。ただし、4躯のうち広目天像のみ作風が異なり、別に制作されたものと考えられている。各像の天衣、持物、光背、邪鬼とその下の方座は後補である。
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