木造千手観音立像 1躯・木造菩薩立像 2躯(伝日光・月光菩薩) - 国宝
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本堂内陣厨子内に南(正面)向きに安置されていた千手観音像とその両脇侍像で、1994年、国宝に指定された。1982年に収蔵庫(宝仏殿)が完成してからはそちらに移されている。像高は千手観音が291.0センチ、伝・日光菩薩が242.1センチ、伝月光(がっこう)菩薩が241.7センチ。3体とも頭・体の根幹部から蓮肉(蓮華座の中央部分)までの主要部分を一材から造る一木造で、作風から平安時代初期・9世紀の作と推定される。彫像の千手観音像は、42本の手で千手を代表させるのが一般的だが、道成寺像は2本多い44手を有するのが特色である。
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