き‐ぼり【木彫(り)】
もく‐ちょう〔‐テウ〕【木彫】
木彫(もくちょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)
木を素材として多用するのは、日本の仏像の特徴である。樹種別にみると、飛鳥時代にはもっぱらクスノキが用いられた。例外としてはアカマツ材を用いた京都・広隆寺の弥勒菩薩半跏像があるが、この像の制作地については日本・朝鮮半島の両説がある。奈良時代は、銅造、乾漆造、塑造の仏像が数多く制作され、乾漆を併用しない純粋の木彫像はむしろ少数である。奈良・唐招提寺講堂に安置されていた木彫仏像群はカヤ材が用いられ、鑑真周辺の工人の参加が想定されている。平安時代中期以降寄木造が主流となると、ヒノキをはじめカツラやケヤキなど、多様な素材が用いられた。用いられる木材は、御神木などの神聖な木が使われることもあり、古代からのアニミズムの影響が考えられる。
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木彫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 21:46 UTC 版)
コンソは、祖先神のような英雄をかたどった木彫「ワーガ」も有名であり、彼らの伝統的な葬礼文化とも結びついている。ワーガを撮影するときには村人に許可を取る必要があるが、中にはそのときに撮影料をとる者もいる。ヨーロッパ人観光客には、世界遺産登録以前から人類学者の紹介などによって知っている者たちがおり、村によってはそういう観光客に木彫を販売する事例もあった。ただし、それは祖先伝来のワーガではなく、観光客向けに新たに彫ったものにすぎない。
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