創業以降とは? わかりやすく解説

創業以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 10:20 UTC 版)

マギルス」の記事における「創業以降」の解説

1873年マギルスは高さ14mの2段延長はしご車ウルマ―・ラダー(Ulmer Ladder)」を開発し1873年ウィーン開催され国際博覧会発表し金メダル受賞している。1883年にはマギルス長男ハインリッヒ会社に加わる。業績好調であり、新工場設立など得て企業規模拡大している。1887年マギルス会社を3人の息子対し譲渡マギルス開発した車両ワゴン)は初期は馬により牽引され次に蒸気エンジン替わりその後ガソリンエンジンによる動力に切り替わっている。1910年代後半にはトラックバス製造開始当初アメリカから輸入されディーゼルエンジン使用していたが、1929年以降、独自のディーゼルエンジン開発し、このエンジン使用した車両製造開始している。また、マギルス製品過酷な状況下でも作動するため技術力関し定評がある。この他にもマギルスターンテーブル式のはしご車発明しており、これはマギルス・リッター(Magirus Leiter)と呼ばれ世界中で消防隊必須機材となっている。 1940年から1945年までマギルスの名称は使用されず、フロントグリル付いていたMを模したエンブレムもクレックナー=ドイツKlöckner-Deutz 正式にKlöckner-Humboldt-Deutz, KHD Deutz AG前身名義となり、KHDエンブレムである円形の物に代わり販売が行われている。1949年エンブレムマギルスのMに戻っており、ブランド名マギルスドイツとして販売されている。1974年フィアットトラック部門とのパートナーシップ締結。この結果1975年フィアット商用車部門イヴェコ」が誕生している。1975年マギルス=ドイツイヴェコ傘下企業となっており、「イヴェコ・マギルス」としてマギルスブランドのトラック製造している。KHDフィアットとの合弁事業1979年突如終了し急遽フィアットマギルス=ドイツ所有者となっている。イヴェコトラックは、1980年代終わりまでドイツおよび他のヨーロッパ市場中東市場ではマギルスブランドとして販売されていた。 2013年、イヴェコ・マギルスは消防用設備に関して再び「マギルスブランド使用することを決定している。また、この年9月23日社名を「Magirus GmbH」に変更している。現在、マギルスブランドは、消防設備部門にのみ使用されているブランド名となり、通常のトラック部門ではイヴェコブランドが使用されている。

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創業以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 02:32 UTC 版)

京都機械工具」の記事における「創業以降」の解説

1950年5月齋藤山崎宇城の3名は京都機械退社京都市南区永城町に24坪の工場借り創業者3人、京都機械からの移籍が4名、さらに工場貸主である某社から1名、合計8名で創業した。なお藤田は創業者らの説得により、別の企業在籍したまま、社外役員として経営参加する6月には車載工具低価格化を狙うトヨタが、納入元を京都機械から京都機械工具切り替えるその後朝鮮戦争特需により自動車業界足並みを揃えるように、京都機械工具業績右肩上がりとなる。 1950年8月2日京都機械工具株式会社正式に発足資本金100万円。社長齋藤務めた当時スパナを手がけていたが、工程全て外注であった。なお製造と販売分離しており、販売藤田在籍する京華産業委ねられた。当時商標は「京」の字を円形にした「工」の字で囲ったもの。工の字が二重丸見え、「二重京丸」として親しまれた。 1950年 - 10月ごろから翌年にかけて、京都市南区東九条烏丸町一貫生産可能な工場(烏丸工場工場165平方メートル空き地132平方メートル)を設け会社生産移転を行う。旧工場メッキ設備新設するなどして並行使用される1952年 - 資本金200万円増資し中京区西ノ京中合町の土地買収し御池工場(敷地1653平方メートル)を建設10月には本社移転鍛造工場作られ、完全な一貫生産体制が整う。 1953年 - スパナプライヤーモンキーレンチJIS表示取得資本金400万円増資(以下割愛)。従業員数53人に増加した1956年 - 防衛庁の、1958年には日本国有鉄道納入指定を得る。 1957年 - 伏見区下鳥羽長田町で14850平方メートル土地購入営業委ねていた京華産業東京事務所設立伏見工場は1960年9月から随時稼働開始1959年 - 8月ソケットレンチの搾出加工製造特許出願戦時中見たアメリカ製ソケットレンチ越え品質のものを製造できるようになった1961年 - アメリカのフラーツール社への輸出開始車載市販輸出同時に手がけるうになる1964年 - 伏見工場に本社工場移転1966年には隣接地を1755.6平方メートル買い取り、さらに規模拡大御池工場跡地は「御池ゴルフとなった1966年 - 京都機械工具トヨタ車載工具90%を納入しており、トヨタ業績の向上に伴い日本作業工具メーカートップ業績を得るに至った市場占有率は10.1%。この年から久御山町での土地買収始める。伏見工場では近隣対す震動騒音公害発生しており、また当地国道1号枚方バイパス開通されるなどしたため。なおこの頃から、熱処理鍛造メッキと、工程別に子会社を3社独立させている。 1968年 - 11月、久御山工場(敷地面積39000平方メートル)が操業開始。なお完成ないしは移転完了(表面処理工場除く)は1979年。久御山工場への完全移転および伏見工場の閉鎖2000年2月1970年 - 輸出製品向けに特化した北陸ケーティシーツール株式会社設立工場敷地面積約45000平方メートル操業1971年3月から。当時売上高の内、輸出20%占めていた。また、1973年時点その内90%以上はアメリカ対象であった1973年 - 販売部門京華産業から、京華産業工具部を独立させた新会社であるケーティーシー販売株式会社移管京華産業工具部からは23名が移籍京都機械工具からは5名が移籍し新規入社4名の32名体制であった同年同社東京営業所竣工次いで仙台広島など、営業拠点は8箇所となる。 1980年 - 3月大阪証券取引所第二部京都証券取引所上場この頃資本金は6億500万円社長である齋藤勲四等瑞宝章受章。なお1975年には藍綬褒章受章している。 1981年 - 齋藤社長退き会長となり、専務山崎社長に宇城副社長となる。 1982年 - デラックス工具セット発売(後述)。藤田社外取締役退任1984年 - ミラーツール発売(後述)。ケーティーシー販売吸収合併伏見工場跡の遊休地活用、およびKTCツールアンテナショップとして連結子会社株式会社アサヒプラザ」(ホームセンター事業)設立1986年 - 精密金型事業進出1988年 - 本社事務所京都府久御山町移転1989年 - 佐藤浩輔が社長に就任(もともとは三菱銀行から顧問として出向)。創業以来の「創業者トリオ体制に幕が引かれる1992年 - トヨタコストダウンのために、これまで月に1億円の売り上げ占めていた車載工具オプション化を実行輸出車向けへの出荷継続されるも、車載工具需要減少一途を辿る1994年 - ネプロス発表鈴鹿サーキット公認ツール認可1995年 - ネプロス発売TMP優秀賞受賞中国福建省合弁会社福清京達師工具有限公司」を設立1997年からは現地での生産開始。ただし高級品の生産行っていない。 2001年 - トヨタF1チームとテクニカルパートナー契約締結2002年 - 21世紀バージョンツール発売企業ミュージアムものづくり技術館完成2003年 - 第16回日経ニューオフィス推進賞経済産業大臣賞受賞 2004年 - 中国上海市合弁会社上海凱特希工具貿易有限公司設立(2008年解散)。 2013年 - 大阪証券取引所東京証券取引所現物株市統合に伴い東京証券取引所2部上場11月子会社「アサヒプラザ」を解散清算することを発表清算完了2015年3月末の見込み。 ※ 特記無き場合公式サイト沿革に因る。 ※ 1964年 - 1988年までの間は京都市伏見区下鳥羽渡瀬町101本社があった。跡地には連結子会社であるホームセンター「アサヒプラザ」(1984年設立)があったが2013年末に撤退(後述)。そののち従来よりあった西友「下鳥羽店」、「ひごペットフレンドリー京都店」が営業行っている。 「アサヒプラザ」では「KTC ワールドブースKTC工具直接販売行っていたが、大手企業との価格競争により業績低迷続き事業の継続は困難として2013年11月20日、「株式会社アサヒプラザ」の解散清算取締役会決定2013年をもって鳥羽店、長岡京店共に閉店することとなった京都新聞での報道によれば今後経営資源工具事業集中する見通し。 なおアサヒプラザは一号店伏見区鳥羽1991年南区吉祥院出店しているがこれは1994年撤退1995年からは長岡京市出店していた。

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