創業前史とは? わかりやすく解説

創業前史(1931年〜1935年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:26 UTC 版)

東ソー・クォーツ」の記事における「創業前史(1931年1935年)」の解説

1931年昭和6年)、社長佐野隆一フェロシリコン製造中に原料である珪石透明なガラス物質構成したのに着目し東北大学教授青山新一の指導のもとに、透明石英ガラス研究開始した東北大学理学部ガラス工作室研究行われたが、原料溶かす熱源一苦労した石英ガラス溶かすには2300前後温度最適であるが、最適な熱源酸水素炎確保することが難しかった仙台では水素ガス入手ができず、アセチレンガス燃焼で最高3800温度得て研究した後ほど青山教授低温化学研究によって酸素水素ガス大量に手に入れられて、良い研究条件得られた。 最初大学低温研究室隣接する民家仙台市伊勢屋横町11番地)を改造して面積70平方メートル試験研究所研究始まった1933年昭和8年4月から、東北大学理学部付属ガラス工作室にいた川村太郎清野宝(通称清野実)、早田末吉によって、青山教授指導のもとに本格的研究始められた。そこで行なった研究によって、水晶から原料粉を造り酸水素炎溶融して細い棒状通称ムク棒)にし、さらにそれを使用して管を製作する方法等を開始した研究によって、当時出資した佐野隆一はその石英ガラス耐熱理化学用ガラスとして重要性があるとのことで、企業化準備着手した

※この「創業前史(1931年〜1935年)」の解説は、「東ソー・クォーツ」の解説の一部です。
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