『賭ケグルイ』のギャンブル
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「賭ケグルイ」の記事における「『賭ケグルイ』のギャンブル」の解説
投票ジャンケン 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。考案者は早乙女芽亜里。 クラスメイト30人に「グー・チョキ・パー」のいずれかを白紙のカードに書いてもらい、ゲームプレイヤーに見られないように投票箱へ投函する。そして、プレイヤーは投票箱から3枚のカードを取り出し、対峙し合うという形式。 それ以外は通常ルールと変わらず、出したカードがあいこなら再度ジャンケン、そして3枚目もあいこなら引き分けで再試合という仕組み。また、プレイヤーが引いた3枚のカードに「グー・チョキ・パー」の3種が出揃うとは限らない。こうした運否天賦による「不平等」も、このゲームの特色の1つ。 作中では、チップレートは1枚につき、1万円であった。 ダブル神経衰弱 皇伊月が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、2人対戦用のカードゲーム。同じデッキのトランプを2つ同時に使用する、変則型の神経衰弱。考案者は皇伊月。 通常ルールと異なり、「マーク」「数字」の双方が合致しなければ、1ペアと認められない。1ペア揃えた場合、もう一度引ける。カードの総計は104枚のため、過半数である54枚(27ペア)のカードを先に取ったプレイヤーが勝利する。 このゲームの通常の必勝法は、103分の1の確率で運によって当たりを導き出すか、カードの配置を記憶することにある。 作中では、チップレートは1枚につき、100万円であった。 生か死か 早乙女芽亜里と蛇喰夢子が西洞院百合子に挑んだギャンブル、伝統文化研究会が実施している、ルーレットゲームと丁半博打を組み合わせたゲーム。考案者は西洞院百合子。 壺振りが剣を模したコマ10本を壺に入れ、ルーレット盤に振り下ろす。そして、盤上にある番号の割り当てられた30箇所の穴、そのいずれかに刺さったかどうかを予想するという構図。 当ゲームにおける最大の特徴としては、剣が上向きに刺さった場合は「生」として倍率が30倍になり、下向きに刺さった場合は「死」として倍率がマイナス30倍となる点にある。 掛金チップは、ゲーム前に両プレイヤーの合意で決定される。掛金チップは、「生」になれば自分のものになるが、「死」や「外れ」の場合は、相手に渡る。なお、両プレイヤーとも外れの場合、差し引きゼロで掛金の移動は起こらない。 いずれかのプレイヤーのチップが無くなった時点で決着となり、敗者は勝者に差額分の金額を支払う。 2枚インディアンポーカー 生徒会が実施する債務整理大集会で行われた。木渡潤、蕾菜々美、蛇喰夢子と早乙女芽亜里、4人対戦用のトランプゲーム。考案者は五十嵐清華。 プレイヤーはゲーム前にチップを10枚受け取る。チップ1枚分の価値は、そのプレイヤーが生徒会へ申告した借金額を10で割ったものである(申告額が100万円なら、チップ1枚の価値は10万円)。対戦によって他のプレイヤーにチップが移動してもチップの価値は変わらず、1枚当たり元々持っていたプレイヤーの借金申告額の10分の1で固定である。 生徒会が任意で選んだ4人で対戦を行う。ジョーカーと絵札を除いた40枚のトランプを使用。ディーラーから2枚のトランプが配布され、1枚目は自分のみが見る。2枚目は自分では見ずに、ほかのプレイヤーの方へ開示する。この2枚のカードで出来る役が強いかで勝敗を決する。役は「ペア(同じ数字が揃う)」「マーク(同じマークが揃う)」「ブタ(数字もマークも揃わない)」の順で強く、同じ役ができた場合は数字の合計が多い方が勝ちとなる。カードのチェンジは不可。 ポーカーと同様にベット・コール・フォールド・レイズを行うことができる。1ゲームで賭けられるチップは最大5枚まで。さらに、参加者全員が1ゲームごとに参加料として自分のチップを1枚支払わなければならない(自分のチップが手元にない場合は、ほかのプレイヤーのチップで支払う)。 全10ゲームを行い、最終的なチップの獲得額により順位を競う(枚数は関係なし)。1位となったプレイヤーは、申告した借金額が最も少ないプレイヤーの借金額と同額となるよう、自身の借金を生徒会から代理返済される。以下、2位が2番目に低い借金額、3位が3番目に低い借金額となり、4位のプレイヤーは最も高い借金額を背負わされることとなる。借金額が増えた場合は、差額を生徒会への借金として背負う。なお、申告した借金額が一番少ないプレイヤーがゲームで1位となった場合、その借金は免除され、全額が生徒会から返済される。 説明段階で早々にイカサマは不問かつ生徒会は不介入が宣言されており、これはすなわち自己申告の段階で嘘をついていようが、生徒会からは何も言ってこないということである。本来の借金より申告額が多かった場合、順位が上位なら本来の借金との差額が任意の人物へと小切手として渡される。たとえ、その額が億単位だろうと例外はない。これは、生徒間で発生した借金を全て生徒会に集め、学内に多くいる子息・令嬢たちの手綱を握る目的が主であるため。 ESPゲーム 生志摩妄が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、カードゲームとロシアンルーレットの複合ゲーム。考案者は生志摩妄。 プレイヤーとディーラーとで違う密室に分かれる。2つの部屋の様子はカメラとモニターを介して中継される。プレイヤー側からはディーラーの手元しか見えないが、ディーラー側からはプレイヤーの部屋全体を見ることができる。 まず、それぞれのプレイヤーは6弾入るリボルバー銃を各自貰い、好きなだけ銃弾を装填する(全く弾を込めなくてもかまわない)。その後、互いの銃を同じ箱に入れる。それぞれの銃は同じもので、外見上区別できない。 ディーラーとプレイヤーには5枚のESPカードが配布されている(マークは丸・四角・星・十字・波)。ディーラーは5枚のカードを任意の順序で裏向きに並べる。プレイヤーはその様子をモニターで確認した後、それぞれ同様に裏向きで5枚のカードを並べる。 ディーラーがカードを開示した後、プレイヤーのカードを開示する。並べた位置が一致したカードの枚数が多い方が勝ちとなり、一致した枚数の差が勝ち点となる。 勝ったプレイヤーは箱から銃を一つ取り出し、勝ち点の数だけ相手に向けて引き金を引く。一致したカードが同数だったとき、銃弾が出なかったとき、銃弾が出ても相手に当たらなかったときは銃弾を込めるところからゲームをやり直す。1発でも銃弾を受けた方がゲームの敗者となる。 本来は勝敗が決まるまでゲームを繰り返すルールだが、本編では蛇喰夢子と生志摩妄の間で交わされた提案・交渉により、「最大3セットまで」「銃弾が出ても当たらなかった場合は、外した分だけ相手が引き金を引く」というルールが追加された。 一流アイドル決定戦 「バトっていいとも!」 夢見弖ユメミが蛇喰夢子に挑んだギャンブル。考案者は夢見弖ユメミ。 ユメミの学内ライブの後に開催。もともとテレビ用の企画だった物をユメミが流用した。 プレイヤーは予め用意された9つのゲームに挑戦する。各ゲームの勝者は、3×3のマスに1つ自分のマークを付けることができる。○×ゲームのように、先に縦・横・斜めのいずれか1列に自分のマークを揃えたプレイヤーが最終勝者となる。 ゲームの種類は、ダイスを交互に振って決める。劇中で登場したゲームは以下。なお、夢見弖ユメミは(ごく一部の例外を除けば)この全てにおいて満点で勝利することが可能とのこと。心肺機能チェック 肺活量の多さを競う。 アイドルソングイントロクイズ 観客が選んだ曲のイントロを流し、何の曲か当てた方が勝者となる。 ガチンコ歌唱力対決! ダイスで選んだ観客のスマートフォンに歌唱採点アプリをダウンロードする。予め指定した曲を歌い、採点結果の良い方が勝者となる。ユメミは自身の曲「純愛ポーカー」、蛇喰夢子は「仰げば尊し」を歌った。 利きファン! ダイスで指定した観客の誕生月を当てる。双方外れた場合は、誕生月がより近かった方が勝者となる。 当初の計画では、会場全員を夢見弖のファンで埋め尽くし、事前に収集してあった個人情報を完全に記憶することで必勝とする予定だったが、鈴井涼太たち3人が紛れ込んでいたために9つの勝負で唯一必勝ではなくなってしまった。 ポーカーフェイスを保て! からし入りのものが含まれたたこ焼きを食べ、それを悟られた方が敗北となる。 極限ババ抜き 1枚のジョーカーと2枚のエースを用いたババ抜き。先にAのペアをそろえた方が勝者となる。 選択(チョイス)ポーカー 蛇喰夢子が豆生田楓に挑んだギャンブル、ポーカーとハイ&ローを組み合わせた、2人対戦用のカードゲーム。考案者は桃喰綺羅莉。 チップは1枚につき1,000万円という超高レートギャンブルで、「公式戦」のため青天井。使用するカードはジョーカーを1枚含めた53枚。役の内容や強弱は通常のポーカーと同じで、ジョーカーは必ず最も強い役が成立するようにワイルドカードとして扱う。 1回のカードチェンジ後、初回の枚数を決める「ベット」とそこからさらにチップを積む「レイズ」のみ行える。そこで、より多くの枚数を積んだプレイヤーに「強い順」か「弱い順」かを決める権利が与えられる。その後、お互いのカードを開いて「強い順」が選ばれていた場合は通常のポーカーと同様に強い役を持っているプレイヤーの勝利、「弱い順」が選ばれていた場合は逆に弱い役を持っているプレイヤーの勝利となる。 「弱い順」であれば、よりブタに近い手札の方が強いことになるため、カードが貧弱であってもチップの多寡によって有利・不利をコントロールできる。 なお、手持ちのチップが切れても支払える範囲でのチップを後から追加することは可能。その場で現金を用意できなくても、本人の財力で融通できることが認められれば許容される。 扉の塔 五十嵐清華が蛇喰夢子に挑んだギャンブル。このギャンブルのためだけに桃喰綺羅莉が学内に建設した塔で行われた。考案者は桃喰綺羅莉。 塔は円柱状の5階建てとなっており、5階をスタート地点としてゲームを始める。1階まで降りたうえで再び5階に戻ってくるまでの速さを競う。 階層移動の方法は、各階に設置された2本の梯子と、1階と5階を直接つなぐ中階段の2つがある。梯子や階段の入り口、さらに各階の側面6か所にはモニター付きの扉が設置されている。ただし、側面のドアを開いた先はただ外に繋がっているだけで、そこから1階を目指すのは困難を極める。モニターには数字で答えられる問題が表示され、正しく解答できれば扉は自動的に開く。 各プレイヤーは、交互に扉を選択・問題の解答・階層移動までを行う。制限時間は5分間であり、それを過ぎてしまうと扉は自動的に閉まる。 1階まで降りた証拠として、1階の中階段脇に飾られたユリの花を5階まで先に持ってきたプレイヤーの勝利。故意に花を隠すなどの妨害行為は禁止。 指切りギロチン 蟲喰恵利美が蛇喰夢子に挑んだギャンブル、いつも持ち歩いている拷問器具を用いたゲーム。偶然賭場にいた生志摩妄と3人で行うこととなる。考案者は蟲喰恵利美。 ギロチン台にプレイヤー全員の指を1本ずつ入れた後、20本ある紐をハサミで各プレイヤー順番に1本ずつ切っていく。1本だけはギロチンの刃に繋がっており、切ると刃が落ちてくる。ギロチンの落下は勝敗には関係なく、早く指を抜いたものが負けというもので、ギロチンで指が落ちる覚悟があるのかという度胸が試される。 しかし、実際はギロチンと指の間に安全用の鉄板が仕組まれており、恵利美がそれを知らずに恐怖におびえる相手の様子を楽しむためのものであった。 ニム零式 蛇喰夢子、鈴井涼太、陰喰三欲と陽喰三理が選挙戦で使用したギャンブル。「0」「1」「2」「3」が書かれたカード各10枚ずつ、計40枚を使って行うギャンブル。考案者は黄泉月るな。 最初にプレイヤーに4枚ずつ手札を配る。手札の確認後、何票賭けるかをベッティングし、全員が同意した時点でそのラウンドでベットされる票数が決定する。フォールドすることも可能。さらに票の借金を申し出ることで自分の持っている票以上のベットをすることも認められている。フォールドしなかったプレイヤーで手札を順に1枚ずつ場に出していく。場のカードの数字の和が10以上になった時点で終了、最後にカードを出した者が負けとなる。敗者は最初にベッティングした数の票を場に支払い、他のプレイヤーに分配する。端数は切り捨てとなる模様。これを3回繰り返す。 劇中では三欲・三理により、「敗者は毒を塗布した剣山に指を刺す」というルールが追加された。また、ディーラーのるなは「ギルブレス・シャッフル」という特殊なシャッフルを行うことで、数字の偏りを解消した。 選択左か右か 桃喰リリカが早乙女芽亜里に持ちかけたギャンブル。どちらの手にチップ(票)が在るかを当てるというシンプルなもの。考案者は桃喰リリカ。 芽亜里が外れた場合にはリリカが芽亜里から1票貰い、当てた場合にはリリカが芽亜里に100票与えるという条件での提案だった。 一旦は芽亜里に勝負を断られるが、鈴井から呼び出され急遽陰喰・陽喰姉妹と対戦することになった芽亜里は、その軍資金(チップ)獲得のため勝負を受けた。 ファンクラブ限定緊急じゃんけん大会 夢見弖ユメミが選挙戦でファンを相手に行ったじゃんけんゲーム。考案者は夢見弖ユメミ。 賭けるのは1人1票、勝てば1票プラス。負けた者は残念賞で、ユメミと一緒にチェキを撮ることが出来る。 公共財ゲーム 蛇喰夢子、皇伊月、尾喰茨、骨喰ミラスラーヴァと豆生田楓が選挙戦で使用したギャンブル。ゲーム理論における公共財へのフリーライダーに対するアプローチをアイデアとして用いた、5人対戦用の賭博ゲーム。考案者は宇留瑠美亜。 まず参加者は銀貨を5枚ずつ受け取る。次に1人ずつ別室へ移動し、全員が銀貨を入れられる「税金BOX」か本人のみ銀貨を入れられる「私財BOX」に5枚の銀貨を自由に配分して入れることができる。それぞれのBOXは中が見えないため、どちらにどれだけ入れたかを他の参加者が知ることはできない。銀貨は一度部屋に入ったら持ち出せないため、必ず消費して部屋を出なければならない。全員が入れ終わったらディーラーが銀貨を次のように分配する。 ・「私財BOX」に入れられた銀貨は、入れた者の私財となる。 ・「税金BOX」に入れられた銀貨は、枚数を2倍にした上で全員に私財として等分する(「税金BOX」に銀貨を入れていない者にも配分される)。 ここまでの流れを1ターンとし、これを5ターン行う。5ターン目終了時に私財を40枚以上持っている者には、その枚数に応じて1位から順に選挙票100票、30票、3票が定楽乃から与えられる(4位以下は0票)。ただし、私財が40枚に満たなかった者は定楽乃に100票与える。 また、プレイヤーはターン開始前に「合議」を開き、3名以上の賛成があった場合1度だけ、1人のプレイヤーをギャンブルから追放することが出来る。追放されたプレイヤーはギャンブルから除外され、私財も全て没収となる。 ACTIVE STATION(Aステ) ユメミ、夢子、和楽喰による選挙戦として行われた、イベント式ギャンブル。モチーフはミュージックステーション。演技力を必要とする3つのギャンブルを行う。生歌唱対決 夢子とユメミが提案したギャンブル。それぞれが歌唱を披露し、審査員である観客の得票数が多い方が勝ちというシンプルなもの。勝利チームは30票獲得できる。夢子とユメミはユメミが作詞作曲した「ツーペアの乙女」、和楽喰は「アメイジング・グレイス」を歌った。 やせがまんデスマカロン 和楽喰が提案したギャンブル。勝利チームは30票獲得できる。 双方が3つのマカロンを順に食べる。その中には1つずつ激辛マカロン(デスマカロン)が含まれており、相手が食べたどのマカロンがデスマカロンかを当てる。より少ない回数で当てたチームが勝ち。 スワサント・トロワ 黄泉月が提案したギャンブル。勝利チームは100票獲得できる。 ジョーカーを除いたトランプ52枚を山札とし、プレイヤーはまず山札から1枚カードを引き、自分だけが確認する。数字はそのまま扱い、絵札は10として扱う。 確認したらカードを読み上げ場に置く(この時、嘘を吐くのも可)。これを順番に繰り返し、場の合計値が「63」を超えないようにする。 自分の番で63にギリギリ近づいたと判断したら「パス」を宣言し、ゲーム終了。以降はカードを置けない。こうして1人ずつ抜けていき、最後の一人になった時点で場の札を開示。真の合計値が63以下なら最後に残った一人が勝ち、63を超えていたら最後に残った一人のみが負け。 戦争 桃喰リリカ、尾喰凛、尾喰茨と、芽亜里のクラスメイトである杏子、有架、美鳥の6人で行われたギャンブル。考案者は尾喰凛。 各プレイヤーはそれぞれ、「攻撃」か「守備」かを選択する。「攻撃」の場合は自分以外のプレイヤーを何人選んでも問題ない。「守備」を選んだらコストとしてマイナス5点となり、他のプレイヤーに1点ずつ加算される。全てのプレイヤーの選択が終わったら結果を開示する。 また、選択とは別に、他プレイヤーに「要請」を送ることができる。受け取ったプレイヤーは「要請」を受けるかを返信することができるが、「要請」に従わなかったとしてもペナルティは無い。 「攻撃」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「攻撃」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」されたプレイヤーは10点減点となる。「守備」を選択しているプレイヤーに「攻撃」していた場合、「守備」したプレイヤーに10点を加算、「攻撃」したプレイヤーは10点減点となる。 誰かがギブアップするか、10ターンの経過でゲーム終了となる。マイナス分の支払いは、1点=1票・1スカムコイン・1000万円のいずれかで計算する。 じゃんけんポーカー 五十嵐清華が主催した「大集約」で行われたギャンブル。蛇喰夢子・早乙女芽亜里・生志摩妄・西洞院百合子・夢見弖ユメミ・蟲喰恵利美・陰喰三欲・尾喰茨によるトーナメント戦。等々喰定楽乃の提案により、ギャンブルの様子は全校に生中継されている。 使用するのは「グー」「チョキ」「パー」の絵が描かれたカード(各種21枚ずつ)。パッケージに「世界に一つだけ」と書かれており、「大集約」においては全ての対戦で同じカードセットを使用する。 まず2人のプレイヤーに5枚ずつカードを配る。1回のチェンジの後、「頭(ヘッド)」と呼ばれるカードを1枚場に伏せる。その後各プレイヤーが「強制参加費(ブラインド)」を支払った後、ベッティングを通常のポーカーと同様に行う。ベット額が決まったらまず「頭」を開き、通常のじゃんけんのルールで勝った方が勝利。あいこだった場合は残りの手札を開き、「頭」と同じカードをより多く所持していた方が勝利となる。これを5回繰り返し、終了時により多くの票を所持していたプレイヤーが最終勝者となる。途中でどちらかの所持する票が尽きた場合はその時点で終了となる。 「強制参加費」は1回目は10票、2回目は20票、3回目は40票、4回目は80票、5回目は160票。 なお、チェンジでカードを捨てる際、カードの向きは表向きでも裏向きでもかまわない。 運命のタロットカード テレビアニメ版オリジナルのギャンブル。第12話(最終話)にて、蛇喰夢子が桃喰綺羅莉に提案した。タロットカードを使用する。考案者は桃喰綺羅莉。 まずタロットカードの大アルカナ22枚を円形に並べる、3人がそれぞれ一枚ずつカードを引く(蛇喰夢子の選択を「現在」、桃喰綺羅莉の選択を「過去」、鈴井涼太の選択を「未来」とした)。 カードの番号を点数とし、3枚のカードの点数を合計する。 その際、カードが正位置ならプラス、逆位置ならマイナスとして数える。 3枚の合計値の正負によって勝敗を決める(作中では正なら夢子、負なら綺羅莉の勝ち、0なら引き分けという設定だった)。 なお、愚者のカードが出た場合、他のカードの点数に関係なく、愚者の位置方向で勝敗を決める。 100票オークション テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。生徒会選挙の票を使用する。考案者は×喰零。 オークショニアを含めて同じ会場内で互いの姿が確認できることがオークション続行の条件であり、オークショニアも票の入札が可能。票の出品者は原則匿名。また、ルールの変更は参加者全員が合意すれば認められる。他の入札者との談合行為は禁止となっている。 オークショニアの司会の下で1票から入札がスタートし、入札者は手元のタブレットに入札票数を入力して入札していき、誰も他の入札者が現れなくなった時点で落札となる。ただし、一度に出品される票数は100票であり、入札に使用された票は全てオークショニアに支払われる。 オークショニアの出品票が全てなくなった時点でオークションは終了となる。 コイントス テレビアニメ版2期オリジナルのギャンブル。考案者は桃喰リリカ。 一族の名を得るか捨てるかを賭け、トスされたコインの表裏を当てるもの。
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『賭ケグルイ(仮)』のギャンブル
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お寿司ロシアンルーレット 早乙女芽亜里が蛇喰夢子に提案したギャンブル。用意された10貫のお寿司を交互に食べていき、先にワサビが大量に入った「ハズレ」を引いた方が負け。鈴井涼太曰く「テレビでよく見るやつ」。 実際は10貫全てにワサビが入っており、さらにその内の1つはシャリの半分の量のワサビが入っている。芽亜里曰く「本質はハズレを食べても顔に出さないこと」。 アツアツおでんゲーム 豆生田楓が皇伊月に提案したギャンブル。交互にアツアツのおでんを食べて先に「熱い」と言った方が負け。伊月曰く「テレビでやってたのを真似しただけ」。 ウヌーン 夢子が「10人に聞けば10人知っていると答える」と断言するほど有名だというギャンブル(芽亜里と五十嵐清華は知らなかった)。桃喰綺羅莉によれば昔は「ウニャラヌペッタ」と呼んだらしい。腕がついた壺のようなものを使う。それ以外の詳細は不明。 決めポーズだるまさん 夢子が考案したギャンブル。通常の「だるまさんがころんだ」に、「静止した瞬間のポーズの魅力を競う」という要素を追加したもの。
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