る
る
る
[助動][れ|れ|る|るる|るれ|れよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。
1 受け身の意を表す。…れる。
「あたの風吹きて、三つある舟、二つは損はれぬ」〈宇津保・俊蔭〉
2 可能の意を表す。…することができる。
「酔(ゑ)ひのすすみては、忍ぶることもつつまれず」〈源・竹河〉
「秋来(き)ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」〈古今・秋上〉
4 軽い尊敬の意を表す。…れる。…なさる。→ゆ[助動] →らる
[補説] 中古になって発達した語で、近世まで広く用いられた。1の用法のときはラ変動詞には付かず、無生物が受け身の主語になることはきわめて少ない。2は、鎌倉時代ごろまでは、多く打消しや打消しとなる反語を伴って不可能の意を表す。なお、2・3の用法には命令形がなく、4は平安時代以降、盛んに用いられた。口語形「れる」。
る【×屡】
る【流/留】
読み方:る
〈流〉⇒りゅう
〈留〉⇒りゅう
る【流】
読み方:る
律の五刑の一。罪人を遠隔の地に送り、他に移ることを禁じた刑。死より軽く、徒(ず)より重い。遠流(おんる)(安房(あわ)・常陸(ひたち)・佐渡・隠岐(おき)・土佐など)、中流(ちゅうる)(信濃・伊予など)、近流(こんる)(越前・安芸(あき)など)の区別があった。流刑。流罪。
る【瑠】
る【×縷】
る【×縷】
る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 05:55 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動平仮名 | |
---|---|
文字 |
る
|
字源 | 留の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-75 |
Unicode | U+308B |
片仮名 | |
文字 |
ル
|
字源 | 流の部分 |
JIS X 0213 | 1-5-75 |
Unicode | U+30EB |
言語 | |
言語 | ja, ain |
ローマ字 | |
ヘボン式 | RU |
訓令式 | RU |
JIS X 4063 | ru |
アイヌ語 | RU |
発音 | |
IPA | ɺɯ̹ |
種別 | |
音 | 清音 |
かな | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仮名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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五十音と撥音
濁点つき
半濁点つき
|
る、ルは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第9行第3段(ら行う段)に位置する。
概要
- 現代標準語の音韻: 1子音と1母音からなる音 /ru/。舌の先で上歯茎付近をはじくことによる有声子音/r/とうからなる音。国際音声記号で語中の/r/は歯茎はじき音[ɾ]で記述される。語頭の/r/は接触の持続時間がやや長く歯茎側面はじき音[ɺ]で記述される。
- 五十音順: 第41位。や行の「い」と「え」を数に加えると43位。
- いろは順: 第11位。「ぬ」の次、「を」の前。
- 平仮名「る」の字形: 「留」の草体
- 片仮名「ル」の字形: 「流」の右下の部分
- ローマ字: ru
- 点字:
- 通話表: 「留守居のル」
- モールス信号: -・--・
- 手旗信号:3→7
る に関わる諸事項
- 日本語に「る」で始まる単語は極端に少なく、(「ルール」などの「ル」で始まる外来語を除けば)三省堂「大辞林 第二版」では200項目しかない。しかもそれらのほぼ全てが漢語であり、それ以外ではアイヌ語由来の地名「留萌」と他「るんるん」ぐらいしかない。
関連項目
る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 22:58 UTC 版)
「イラストレーター一覧」の記事における「る」の解説
アンドリュー・ルーミス(アメリカ 1892年 - 1959年。『やさしい人物画』他の教育書)
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る
出典:『Wiktionary』 (2021/12/11 14:48 UTC 版)
文字
接尾辞
る
- 主に外来語の略語や漢語などに付され、ラ行五段活用の動詞(多くは俗語)を造る。ただし「退治る」はザ行上一段活用である。
- 五段活用動詞の仮定形および命令形に相当する語形に付き、下一段活用の可能動詞を作る。
類義語
- (語義2)れる、られる
助動詞
- (自発) 動作がはっきりと意図しないで、自然に起きることを表す。
- (受身)他者から発せられる動作を被ることを表す。
- (可能)動作をすることができることを表す。
- (尊敬)動作の主語に対する軽い敬意の念を表す。
活用
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 | 活用型 |
---|---|---|---|---|---|---|
れ | れ | る | るる | るれ | れよ | 下二段型 |
諸言語への影響
- 日本語: れる
「る」の例文・使い方・用例・文例
- テストでAをとる
- 私は少年が道路を走って横切るのを見た
- 同じ羽の鳥は群れる;類は友を呼ぶ
- 宿題をするのに1日6時間使う
- 記憶とは過去から憶えている何かである
- ポール・ジョンソンという人を知っているかい
- いつか彼女は日本のマザーテレサになるだろう
- 家族を捨てる
- 沈みかけた船から退去する
- 快楽にふける
- 税を軽減する
- MondayはMon.と略される
- 規則の効力を一時停止する
- 彼にはその仕事をする力はないと思う
- 彼女は英語をすらすらと話すことができる
- ペンギンは飛ぶ能力を失っている
- 彼女は英語を教える才能が豊かだ
- 受け入れられること
- 英語の講習を受けはじめたので英語がずっとよくわかる
- 彼女が秋祭りを一番うまくまとめることができる
ると同じ種類の言葉
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