株式会社角川書店(初代法人)
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「角川書店」の記事における「株式会社角川書店(初代法人)」の解説
1954年 - 4月2日、株式会社角川書店に改組。資本金は385万円。本社は、東京都千代田区富士見二丁目7番地。 1956年 - 4月に『角川国語辞典』、9月に『角川漢和辞典』を発刊し、辞典分野に進出。 1957年 - 高校教科書『国語(総合)』で教科書分野に進出。 1958年 - 文庫及び単行本の改装と在庫管理を目的として、東京都町田市に鶴川分室を設置。 1965年 - 角川春樹が入社。 1966年 - 角川歴彦が入社。 1967年 - 大阪府豊中市に大阪営業所を設置。朗読音声を収録したソノシート付きの『カラー版世界の詩集』を発刊。 1969年 - 福岡市博多区に九州営業所を設置。 1970年 - 映画「ある愛の詩」の原作小説『ラブ・ストーリィ』を発刊。 1971年 - 角川文庫から横溝正史作品を刊行。エンターテインメント路線の開始。NHK番組の出版化した『日本史探訪』を発刊。 1972年 - 株式会社富士見書房を設立し、角川書店発刊の教科書の自習書の発刊・販売を開始。 1974年 - 文芸誌「野性時代」創刊。埼玉県入間郡三芳町に角川文庫流通センターを設置。 1975年 - 角川源義社長が死去。編集局長の角川春樹が社長に就任。 1976年 - 春樹が株式会社角川春樹事務所を設立。角川文化振興財団を設立。角川映画第一作「犬神家の一族」公開。映画製作と出版を連携させ、角川映画ブームを起こす。 1977年 - 森村誠一「人間の証明」を映画化。 1979年 - 映画「悪魔が来りて笛を吹く」「蘇える金狼」「戦国自衛隊」他公開。 1981年 - 映画「ねらわれた学園」「悪霊島」「セーラー服と機関銃」他公開。 1982年 - テレビ情報誌『ザテレビジョン』創刊。 1983年 - 11月ゲームソフト情報誌『コンプティーク』創刊し、PCゲームや漫画などのマニア向けメディアミックスの足がかりとなる。角川アニメ映画第一弾「幻魔大戦」、映画「時をかける少女」「探偵物語」「里見八犬伝」を公開。 1984年11月 - 本社を東京都新宿区揚場町4番地に移転。 1985年 - アニメ情報誌『月刊ニュータイプ』を創刊、6月少女漫画雑誌『月刊Asuka』を創刊して漫画雑誌に進出。 1987年 - 「ビデオでーた(現・DVD&動画配信でーた)」「CDでーた」創刊。 1988年 - 本社を東京都文京区本郷五丁目24番5号に新築移転。「スニーカー文庫」創刊。 1989年 - 株式会社角川春樹事務所を吸収合併。メディアミックス漫画雑誌『月刊コミックコンプ』を、『コンプティーク』の増刊として創刊。 1990年3月 - 都市情報誌『東京ウォーカー』を創刊。 1991年 - 株式会社富士見書房を吸収合併し、富士見事業部を設置。大漢和辞典「角川大字源」発刊。 1992年 - 株式会社角川興産を吸収合併。「ルビー文庫」創刊。 1992年9月 - 副社長の歴彦が辞任。 1993年3月 - 株式会社ザテレビジョン、株式会社角川春樹事務所(二代目法人)及び株式会社角川メディア・オフィスを吸収合併し、雑誌事業部(新宿区)、ソフト事業部(文京区)、雑誌編集部(千代田区)を設置。8月、大阪支社を大阪市西区に移転するとともに、関西支社に昇格。 1993年8月29日 - 角川春樹社長がコカイン密輸などの容疑で千葉県警に逮捕される。 1993年9月 - 取締役会で角川春樹社長の辞任が了承され、専務の大洞國光が代表取締役社長に就任。歴彦が顧問として角川書店復帰。 1993年10月 - 臨時株主総会が開催され、角川歴彦が代表取締役社長に、佐野正利が代表取締役専務に就任。 1994年 - 5月「ASUKA CIEL」創刊。6月「関西ウォーカー」創刊。10月少年漫画雑誌「月刊少年エース」創刊。 1994年12月 - 株式会社角川書店流通センターを吸収合併。 1995年 - 本社を東京都千代田区富士見二丁目13番3号に新築移転。10月「本の旅人」創刊。12月名古屋市東区に東海支社を設置。株式会社ヘラルド・エースを傘下に収め、株式会社エースピクチャーズに社名変更。 1996年7月 - 「東海ウォーカー」創刊。 1997年 - 新角川映画「失楽園」、「新世紀エヴァンゲリオン」が大ヒット。6月「九州ウォーカー」創刊。11月横浜市中央区に横浜支社を設置。 1998年 - 映画「リング」「らせん」が大ヒット。3月「横浜ウォーカー」創刊。4月子会社の住友商事子会社の株式会社アスミックと角川書店子会社の株式会社エースピクチャーズが合併し、アスミック・エース エンタテインメント株式会社が発足。 1998年11月 - 東京証券取引所市場第二部上場。 1999年 - 4月台湾国際角川書店股份有限公司(現 台湾角川股份有限公司)を設立。5月東芝との合弁でテレビ番組の制作プロダクション「トスカドメイン」を設立。 1999年 - 11月株式会社キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コムを設立。12月 株式会社角川インタラクティブ・メディアを設立。 2000年 - 2月株式会社ウォーカープラス・ドット・コムを設立。3月札幌市中央区に株式会社角川書店北海道を設立。 2001年 - 西友から株式会社エス・エス・コミュニケーションズの株式を取得し、子会社化。「ビーンズ文庫」創刊。「ガンダムエース」創刊。 2002年6月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、福田峰夫が代表取締役社長に、本間明生が代表取締役専務に就任。 2002年10月 - 株式交換により株式会社メディアワークスを子会社化。 2002年11月 - 新設子会社株式会社角川大映映画が、大映株式会社から映画事業に関わる営業の全部を譲り受ける。 2003年4月1日 - 分社型新設分割により事業を株式会社角川書店(二代目法人)に継承させ、株式会社角川書店から株式会社角川ホールディングスに社名変更し、持株会社化。角川歴彦が代表取締役社長兼CEOに就任。 2004年3月18日 - 角川ホールディングスが株式会社メディアリーヴスの株式公開買い付けを行い、株式会社メディアリーヴスとその子会社の株式会社エンターブレイン及び株式会社アスキーを子会社化。 2004年3月 - 日本ヘラルド映画株式会社の株式を取得。4月、米国「ドリームワークス」と業務提携。 2004年9月 - 東京証券取引所市場第一部に移行。 2005年3月 - 日本ヘラルド映画株式会社とその子会社のヘラルド・エンタープライズ株式会社、グロービジョン株式会社、シネプレックス・アジア株式会社を影響力基準により子会社化。 2005年4月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、本間明生が代表取締役社長兼COOに就任。 2005年11月 - 中国「インターコンチネンタルグループホールディングス」とその子会社10社を子会社化。韓国「CJエンターテイメント」と業務提携。 2006年2月 - 株式会社角川オーバーシーズを吸収合併。 2006年7月1日 - グループ一体の連結経営を強力に推進する責任が当社にあることをグループ内外に示すため、株式会社角川ホールディングスから株式会社角川グループホールディングス(角川GHD)に商号変更。 2007年1月 - 角川GHDの子会社株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズの管理事業を新設分割し、株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズと株式会社角川マガジンズ(初代)の持株会社「株式会社角川マガジングループ」を設立。 2008年4月1日 - 佐藤辰男が代表取締役社長兼COOに就任。 2009年4月 - 株式会社中経出版の株式を取得し子会社化。 2010年6月 - 歴彦が取締役会長に、佐藤辰男が代表取締役社長に就任。 2011年11月 - リクルートから株式会社メディアファクトリーの株式を取得し、子会社化。 2013年4月1日 - 株式会社角川グループパブリッシング(二代目角川書店)を吸収合併。代表取締役専務に井上伸一郎が就任。 2013年6月22日 - 株式会社角川グループホールディングスから株式会社KADOKAWAに商号変更。 2013年10月1日 - 株式会社角川書店(三代目法人)、株式会社アスキー・メディアワークス(旧・メディアワークス)、株式会社角川マガジンズ(旧・角川マガジングループ)、株式会社メディアファクトリー(旧・リクルート出版)、株式会社エンターブレイン(旧・ベストロン映画)、株式会社中経出版、株式会社富士見書房、株式会社角川学芸出版(旧・飛鳥企画)、株式会社角川プロダクションを吸収合併。 2014年3月31日 - 新規ネットサービス運営事業を分割し株式会社Walker47を設立。 2014年4月1日 - 松原眞樹が代表取締役社長に就任。 2015年3月 - 株式会社Walker47を吸収合併。 2019年4月1日 - 代表取締役副社長執行役員に井上伸一郎が就任。 2019年7月1日 - ビルディング・ブックセンターとKADOKAWA KEY-PROCESSの株式所有に関わる事業を除く全事業をカドカワ株式会社(株式会社KADOKAWA)に簡易吸収分割で承継させ、株式会社KADOKAWAから出版物の製造・物流子会社を束ねる中間持株会社「株式会社KADOKAWA Future Publishing」に商号変更。関谷幸一が代表取締役社長に就任。 詳細は「KADOKAWA」を参照
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株式会社角川書店(2代目法人)
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2003年4月1日 - 株式会社角川書店(初代法人)が、分社型新設分割により事業会社として株式会社角川書店(2代目法人)を設立。角川歴彦が代表取締役会長兼CEOに、福田峰夫が代表取締役社長に、本間明生が代表取締役専務に就任。 2003年9月 - ストック型フリーペーパー「東京インデックス」創刊。 2003年11月 - 文芸誌「野性時代」新創刊。フロー型フリーマガジン「カドナビ」を名古屋及び福岡地区で創刊。 2004年1月 - エンタテインメント事業部を分割し、角川大映映画に譲渡。 2005年10月1日 - 富士見事業部の会社分割により株式会社富士見書房を設立。 2006年3月 - 井上泰一が代表取締役社長に就任。 2006年4月1日 - 角川書店(2代目法人)の人的新設分割により、ウォーカー事業部と広告事業部、株式会社ウォーカープラス及び株式会社角川書店北海道の株式を新設会社の「株式会社角川クロスメディア」に、また、テレビ情報事業(ザテレビジョン)と株式会社角川インタラクティブ・メディアの株式を新設会社の「株式会社角川ザテレビジョン」に承継。 2006年6月 - 井上伸一郎が代表取締役専務に就任。 2007年1月 - 角川書店(2代目法人)の会社分割により、出版事業部・カルチャーコンテンツ事業部を新設する「株式会社角川書店(三代目法人)」に、雑誌事業部を「株式会社角川マガジンズ(初代法人)」に、映像関連子会社とその管理を角川ヘラルド映画に、経営管理・統括部門を角川GHDに、それぞれ承継。株式会社角川書店(2代目法人)は、株式会社角川グループパブリッシングに商号変更し、角川グループ出版事業における営業・物流・販売・宣伝・生産を担う会社となる。 2007年3月 - 関谷幸一が代表取締役社長に就任。 2012年7月1日 - 子会社角川出版販売株式会社を吸収合併。角川シネプレックス株式会社を子会社化。 2013年3月26日 - 子会社角川シネプレックス株式会社をユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス株式会社に売却。 2013年4月1日 - 株式会社角川グループホールディングスに吸収合併され解散。
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株式会社角川書店(3代目法人)
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旧会社情報 角川グループホールディングス > 角川書店 株式会社角川書店(3代目法人)Kadokawa Shoten Publishing Co., Ltd.角川書店 種類株式会社 市場情報非上場 本社所在地 日本〒102-8177東京都千代田区富士見一丁目8番19号角川第3本社ビル 3 - 8F 設立2007年1月4日 業種情報・通信業 事業内容出版・編集業、アニメーション・ゲーム製作、映画の企画製作・買付・配給、映像パッケージ販売、スタジオ運営 代表者井上伸一郎(代表取締役社長) 資本金1億円 売上高401億76百万円(2012年3月期) 営業利益21億45百万円(2012年3月期) 経常利益22億20百万円(2012年3月期) 純利益18億22百万円(2012年3月期) 純資産170億30百万円(2012年3月期) 総資産295億97百万円(2012年3月期) 従業員数160名 主要株主株式会社角川グループホールディングス(100%) 関係する人物角川歴彦(元取締役会長)椎名保(元代表取締役専務)山下直久(元代表取締役専務)新名新(元常務取締役) テンプレートを表示 2007年1月 - 株式会社角川書店(2代目法人)の出版事業部及びカルチャー・コンテンツ事業部を会社分割により、小説・コミックのストーリーコンテンツ及び映像ソフト・書籍・ムック・雑誌を含むカルチャーコンテンツを中心とした専門出版社として株式会社角川書店(三代目法人)を設立。井上伸一郎が代表取締役社長に就任。 2008年4月 - 角川書店のクロスメディア事業関係会社である株式会社角川デジックス、株式会社角川ジェイコム・メディア、株式会社キッズネットの管理に係る事業に関する権利義務を株式会社角川マーケティングに譲渡。 2011年1月 - 角川映画株式会社を吸収合併。「角川映画」の名称は映像事業のブランドとして存続する。椎名保が代表取締役専務に就任。 2011年4月1日 - 角川書店他グループ各社の家庭用ゲームパブリッシング事業を角川ゲームスに統合。 2011年6月13日 - 本社を角川第3本社ビルに移転。これに先立つ形で同年5月30日に管理局及び紀尾井町オフィス(旧角川映画本社)が同所に移転しており、本社の統合が完了。 2011年11月 - ニコニコ動画と連携し、ニコニコ動画会員に向けて提供されるWEB漫画誌「ニコニコエース」創刊。 2012年5月 - NTTドコモと共同でスマートフォン向けアニメ配信事業を行う合弁会社、株式会社ドコモ・アニメストアを設立。 2012年7月 - 子会社角川シネプレックス株式会社の管理事業を株式会社角川グループパブリッシングに譲渡。 2013年3月 - 角川シネプレックス株式会社がユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス傘下になるのに伴い、角川シネマ新宿、角川シネマ有楽町が角川書店直営に移行する。 2013年4月 - スタジオ事業部門を会社分割により新設した株式会社角川大映スタジオに継承。 2013年10月1日 - 株式会社KADOKAWAに吸収合併され解散。
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