営業利益

デジタル大辞泉

えいぎょう‐りえき〔エイゲフ‐〕【営業利益】

読み方：えいぎょうりえき

企業の主たる営業活動から発生する利益。売上高から売上原価を控除して売上総利益を算出し、その金額から販売費および一般管理費の合計額を控除して求める。営業黒字。

会計用語辞典

営業利益

読み方：えいぎょうりえき

損益計算書において、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益のこと。
計算後、損失となってしまった場合は、これを営業損失といいます。

人材マネジメント用語集

営業利益

【英】operating income

・営業利益　＝　売上総利益　－　販売費および一般管理費

・営業利益は、損益計算書上において、売上総利益から販売費および一般管理費を差し引いて計算される利益のことを指す。

・企業本来の営業活動における利益であり、受取利息や固定資産売却益などによって計上される利益は含まれない。つまり、企業の本業による利益獲得力を示している。

・また、営業利益は人事関連において賞与原資を算出する際の業績指標として活用されることがある。

・活用するメリットは、社員の本業における成果に対する意識付けを強化することが可能になること。一方、デメリットは、営業外損益等のコストが含まれておらず、賞与原資が財務基盤を圧迫する可能性があること。また、キャッシュマネジメントの成果が含まれていないことが挙げられる。

IT用語辞典バイナリ

営業利益

読み方：えいぎょうりえき
【英】operating income

営業利益とは、企業の営業活動によって生まれる利益のことである。

営業利益は、総売上高から売上原価や販売費、一般管理費などを差し引いて計算する。営業利益は、本業の利益を表す指標として使われるもので、資産運用などによって計上される利益は含まれない。

営業利益を大きくするためには、売上高を上げること、仕入れ価格や販売経費、手数料、広告費などを抑えること、水道費や電気代、人件費を抑えることなどの方法がある。

営業利益を計算した結果、マイナスになった場合は、営業損失と呼ぶ。

企業活動のほかの用語一覧

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営業利益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/02 13:33 UTC 版)

「利益」の記事における「営業利益」の解説

営業利益（えいぎょうりえき、英: net operating profit）は、事業利益（じぎょうりえき）、EBIT（イービット、英: earnings before interest and tax）とも呼ばれ、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたものである。販売組織や本社運営の効率性を含めた、企業の本業での収益力を表す指標だといえる。 営業利益=売上総利益 - 販売費及び一般管理費 =(売上高 - 売上原価) - 販売費及び一般管理費

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「営業利益」の例文・使い方・用例・文例

• 同業他社と売上高営業利益率を比較することで、マーケティング戦略の違いがわかるだろう。
• A社の特に素晴らしい点は、その営業利益率の高さだ。
• 過去3年の営業利益率の推移については、表3を参照して下さい。
• 去年に比べ今年の我社の営業利益は減った。
• 今年の我社の営業利益は去年と比べて減った。
• 今年の我社の営業利益は去年に比べて減った。