TEAM EYESメンバー
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「ウルトラマンコスモス」の記事における「TEAM EYESメンバー」の解説
TEAM EYES全員の隊員の名前の最初には、すべて自然を現す漢字が当てられている。ムサシを除いたメンバーは、劇場版第2作まで全員TEAM EYESに所属していたが、劇場版第3作の時点では隊長に昇進したフブキを除いてEYESから離れている。 春野 ムサシ(はるの ムサシ) 本作品の主人公。SRC宇宙開発センターの宇宙パイロット候補生で、少年時代にウルトラマンコスモスと出会って真の勇者を目指している。1990年生まれの19歳。旧名は五十畑ムサシ。 カオスヘッダー襲来時にコスモスと再会して一心同体となった後、リドリアスをおとなしくさせるために単身立ち向かった勇敢な行動を評価されてヒウラにスカウトされてTEAM EYESに入隊する。 社交的で明朗快活な性格だが、時に失言を発してしまい、顰蹙を買うこともしばしば。人類と怪獣や地球外生命体との共存というEYESの使命を全うしようと懸命に任務に取り組むがその分無茶をし、窮地に陥ることも少なくないが、最後まで奇跡を信じあきらめない自身の行動は今まで現実だけを見がちだった他の隊員たち(特にフブキ)にも始めはあきれながらも次第に感化されるようになる。しかし怪獣保護に対する理想と現実に苦悩することもあり、第28話ではEYESの怪獣保護の姿勢が世間から認められていないと焦り「怪獣を守る力」を求めるあまりエリガルを死なせてしまい、第32話ではSRCが開発途中だったドリームスリープの完成に鏑矢諸島の怪獣たちを実験台にすることに終始反対しヒウラの命令に背いて前線に出たこともある。後半以降はコスモスと一心同体と知ったカオスヘッダーや様々な侵略者たちに直接襲撃される回数も多かったが、それらの困難を乗り越えて成長していった。 最終章で、カオスヘッダーが「心」を持ったことに気付き、コスモスを含む周囲が決闘に望もうとする中、ただ一人その姿勢に疑問を持ち続け、カオスヘッダーも救おうと決意。コスモスやEYES、リドリアスら怪獣たちと共にカオスヘッダーの心から憎しみと怒りを取り除いて、救うことに成功。分離したコスモスからも「真の勇者」になったと認められ、コスモスと涙を流しながら別れた。『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』 ウルトラマンに会うことと、宇宙飛行士となって火星に行くことを夢見る小学5年生。宇宙科学技術者の父親、五十畑浩康を3歳の時に宇宙ロケット事故で亡くす。天体観測をしている際にウルトラマンコスモスと出逢う。 『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』 本作品の2年後のため22歳。コスモスと分離後にTEAM EYESを退任、SRC宇宙開発センターに移籍し、念願のアストロノーツとなった。 ツトムの結婚式に出席するために向かったサイパンでかつてのSRC隊員キドと再会、TEAM SEAの臨時隊員となる。その後北九州にスコーピスが出現した際にコスモスと再会し、再び一つとなる。 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 前作に引き続き宇宙開発センターのアストロノーツを務める。怪獣たちを惑星ジュランに移住させる「ネオユートピア計画」を進める。 すべてを守るために再びコスモスと一体化するもジャスティスに敗れ、異次元に閉じ込められた(そのため、この作品ではジュリやフブキたちに比べると出番が少ない)が、仲間のフューチャーエナジーで復活した。 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 別次元のムサシがZAP SPACYのクルーとして登場。 『ウルトラマンサーガ』 バット星人の巨大円盤が遊星ジュランに現れたことで再びコスモスと一体化、バット星人の実験場となった別宇宙の地球フューチャーアースへ向かう。そこで出会ったウルトラマンゼロ=タイガ・ノゾム、ウルトラマンダイナ=アスカ・シンと共闘、さらに融合してウルトラマンサーガになる。事後は、遊星ジュランへ帰還した。 アヤノと結婚し1人息子のソラが誕生しており、家族で遊星ジュランに住んでいることが明かされる。 テレビシリーズ当時と比べると落ち着いて大人びた性格になっており、タイガをやさしく諭したり子どもたちと談笑したりしている。 『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』 コスモスとしてエタルガーと戦っていたが敗北し、コスモスの封印直前に分離させられた。時空城と共にウルトラマンギンガたちの宇宙にたどり着いた後、エタルガーを追ってきたウルトラマンゼロと共にエタルガーを倒すために、ヒカルとショウにある特訓を課す。脚本を担当した小林雄次は、テレビシリーズのムサシであればアレーナと戦うべきか葛藤したであろうが本作品では達観してヒカルとショウに任せているとしており、先輩としての貫禄を表現している。 ヒウラ・ハルミツ TEAM EYESの隊長。33歳。元SRC研究セクションの研究員で、MITIにも所属していた。他の隊員たちからは親しみを込めて「キャップ」と呼ばれ、信頼されている。EYESにムサシの資質を見抜いてスカウトした人物でもある。漢字表記は「日浦晴光」。 基本的に穏和で紳士的な性格だが、理系の頭脳と豪快な行動力で部下を引っ張って職務に当たり、自らテックサンダーに搭乗して現場に出ることも多い。元恋人で、友達以上恋人未満な間柄の科学者、サワグチ・ヤスエからは「大雑把で不完全」と評されているが、隊員たちを厳しく、そして温かく見守る気持ちは本物で、木本博士からも評価されている。また、怪獣や地球外生命体の対応を巡って、自ら統合防衛軍と真っ向から対立する姿も多く見られた。 第55話でサワグチから宇宙開発センターに見送りに来るようにと「抜き打ちテスト」を申し込まれたが、ガモランII保護の任務に没頭しすぎたために、見送りには間に合わず「落第点」とみなされ、2人の関係は進展しなかった(しかし、後日サワグチからの手紙で「追試」という再度のチャンスを与えられ、喜んでいた)。 フブキ、アヤノ同様、ムサシ=コスモスであることに気付いていたがずっと胸に秘めており、物語終盤、コスモス救援のためにフブキが自らにそれを告げようとしたとき、P87ポイントのカオスヘッダー殲滅任務優先のためにそれを大声で遮って言わせなかった。しかし本当は他の隊員同様ムサシを心配しており最後までムサシを見殺しにできず途中で軌道を外れて単独で救出に向かった。企画書の段階では少し固い印象であったため、嶋なりにアレンジして、そのイメージのままに演じたという。隊員との距離感を縮める試みの一つとして、「隊長」ではなく「キャップ」と呼ばれ、指令室で隊員に「行ってこい!」というのではなく、現場に自らも積極的に赴いている。 ヒウラ役の嶋は、過去に演じた『超獣戦隊ライブマン』の強い印象のレッドのイメージを払拭できるかどうか少し不安であったが、従来の隊長像とは異なり、「隊員と距離感が近く、失敗もするし、ズッコケもする隊長にしたい」とプロデューサーの渋谷に言われたことから、少し人間味のある三枚目のようなイメージを嶋に求められたことが嬉しく、自身が演じることで「こんな隊長もいる」と感じてもらえるならやりがいがあると思い、その手の演技に自信があったため、すぐに不安が晴れたという。 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 TEAM EYESを退任しており、SRC技官と大学教授を兼任している。 ミズキ・シノブ TEAM EYESの副隊長。28歳。元防衛軍教官。SRCの怪獣保護の理念に共鳴してEYESに入隊した。女性ながら他の隊員たちからは「リーダー」と呼ばれ、怪獣保護の任務に謙虚に取り組み、ヒウラ同様信頼されている。冷静沈着な戦闘のプロで、前線に出て指揮を執る場合が多い。漢字表記は「水木忍」。 防衛軍時代の元上官・竹越真一に、「かつての上官とその部下」以上の想いを持っていたが、第18話で「TEAM EYES の一員であることが、今の自分の幸せ」と吹っ切る。また、SRC医師のカワヤからは、数回に渡って求愛され、そのたびに一蹴してきたが、第35話を機に関係が少々変わり始め、第58話のラストで自らカワヤにキスをするまでになった。『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 EYESを退任後は防衛軍に戻り、教官に復帰する。 フブキ・ケイスケ 防衛軍出身の隊員。23歳。SRCの科学力に魅力を感じてEYESに入隊した。漢字表記は「風吹圭介」。 クールな性格だが、短気でやや攻撃的な一面もあり、SRCの甘い理念には当初は危機感を抱き、攻撃的な態度を怪獣に取るなど共感できずにいた。そのため、怪獣への対応を巡って他の隊員との対立もしばしばあった。特にムサシとは性格が全く逆なことから火花をちらす場合が多いが、後に彼との関係も氷解し、ムサシと春風コンビ(ヒウラ命名)を組むことになり、良きライバルや良き友な関係となっていく。それと同時に、EYESの仲間たちとの触れ合いやコスモスとの出会い、数々の任務を経て怪獣保護の理念には強い意思を持つように目覚める。 反面、お化けなどのオカルトは苦手なようで、調査現場で自分のドッペルゲンガーを見た際は自分は死ぬのかと怖がり、そこで知り合ったオカルト好きの女子大生・三条寺カスミにすがっていた。後に、彼女とは一緒にカラオケに行く仲にまでになる。 中盤以降、「生ぬるい組織」とEYESを馬鹿にしたナガレに「曇った目で見てる」と言い返したり、防衛軍時代の上官・佐原がEYESを防衛軍に統合しようと話を持ち掛けて来た際にはEYESの姿勢は崩さないと堂々と表明する場面をみせ、ムサシ以上に成長が体現された男でもある。カオスウルトラマン戦でムサシを救った際に彼がコスモスではないかと疑い、後に確信したが、長い間自分の心の中にしまっていた。 防衛軍空手選手権三連覇の記録を持つ(三連覇達成時の試合では気を失ったまま戦って勝利した)が、少年時代は体が弱く、群馬県の蛍ヶ村で鍛えていたという過去や、プリンが好物な甘党という一面も持つ。テックサンダーの操縦時にはサングラスを着用することが多い。 幼いころにサヤカという妹が亡くなったり、かつての同僚だったミサキ・アイを失うなど、悲しい過去も幾つかある。『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 本編終了後、主要メンバーを退任し、第2世代のTEAM EYES(新生TEAM EYES)結成の際に第1世代のTEAM EYESでの能力が評価されて隊長(キャップ)に昇格した。デラシオンの脅威を前に、最後まで希望を捨てずに立ち向かう姿勢を見せ、部下たちにもそう呼びかけている。 ドイガキ・コウジ EYESのメカ開発担当の科学者。25歳。高知県出身で、大学卒業後にEYESに入隊した。元MITIの研究員で、ヒウラの後輩でもあった。漢字表記は「土井垣浩次」。 マイペースな性格で、チームのムードメーカー的存在。生物学や物理学、擬似科学的分野など幅広い分野を持つ天才科学者を自称する博覧強記な巨漢の青年だが、そんな第一印象とは裏腹に蚤の心臓で気が小さい一面もある。テックスピナーなど様々なメカ・装備を開発し、遺物の分析など手広く裏方の仕事をこなす。作戦の立案はドイガキによるものが多い。テックサンダー3号の操縦には当初苦手意識を持っていてなかなかうまく乗りこなせなかったが、見事に克服する活躍を見せた。 実家は土佐のかつお漁師。家業を継がなかったため、父親とは関係はあまり良くない。 大学時代の友人・吉井ユカリとは、複数の事件を通してその関係を深め合っていき、ついに婚約までした。 フブキからコスモス=ムサシであることが明かされた際、シノブは直前のヒウラ、フブキ、アヤノの会話からそれを察したが、ドイガキは明かされても最初は信じられずにおり、TEAM EYESの中ではムサシの正体を最後に知った人物である。『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 EYESを退任後はSRC科学セクション主任として登場する。コスモスの生体エネルギーを頼りに、ムサシを捜索する。ミーニンのことを忘れていたらしい。 モリモト・アヤノ 主に通信・データ分析オペレーターを担当する女性隊員。司令室の超高性能コンピューター「エイジャーMAX」を使いこなす活発な19歳。神流市出身(地図上では山梨県に位置する)。漢字表記は「森本綾乃」。 オリジナルセブンのキョウコに憧れて、趣味であるピアノを用いて、日々怪獣や宇宙人を癒やす音楽を作曲している。 EYESでは最年少だが、ムサシより10か月先輩。若干甘えん坊で美男子に惚れっぽく、好奇心旺盛な性格で、他の隊員から子ども扱いされることも少なくないが、本人はそれを嫌っている。そのため当初はやたらとムサシを後輩扱いし、「先輩」と呼ばせようとしていた。だが、隊員としての自覚はきちんと持っており、少女時代に憧れの青年からもらった「カエルの騎士」のキーホルダーにその信念を込めて常に携帯している。怪獣に対する愛情もムサシに負けないほど持ち、中盤以降は怪獣保護の現場に出て活躍するようになる。 単独でテックサンダー3号を操縦した時には、コクピットの電飾板に若葉マークを、シェパードを運転して現場に出動した際にはカエルの騎士のステッカーをそれぞれ貼り付けていた。 食べることが趣味で、ストレス解消のために美味しいものを食べている。 ムサシのことは「ムサシ隊員」と終盤直前まで呼んでいたが、徐々に彼に惹かれていき「ムサシ」と呼び捨てるようになり、そのころにフブキ同様、ムサシがコスモスであることに薄々感づいていた。『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 EYESを退任後は鏑矢怪獣保護区の管理員になった。「ムサシが一番会いたい奴」とフブキが噂しており、なかなか会えないようである。ムサシ消失後、真っ先に宇宙開発センターに駆けつけ、ムサシの認証票を見つける。 『ウルトラマンサーガ』 ムサシと結婚し姓が「春野」に変わっている。遊星ジュランに移住し息子のソラを儲けていたことが明かされる。
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