セガサターン版以前の3機種に共通する変更とは? わかりやすく解説

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セガサターン版以前の3機種に共通する変更

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:51 UTC 版)

ダライアスII」の記事における「セガサターン版以前の3機種に共通する変更」の解説

サターン版以前ハードにおいては画面数の違いスペック上の理由により様々な要素縮小もしくは削除されており、いずれの機種ステージボス構成および攻撃パターンに独自の変更があり、アーケード忠実と言える版はない。また、最初に移植されメガドライブ版追従したような共通の仕様少なくない。以下に共通の仕様述べる。 2人同時プレイ不可 画面比率変更 当時の家庭用ゲーム機およびテレビモニタでは、オリジナル同様の2画面(3画面構成其のまま移植することは(スペック的にも住環境的な意味でも)難しかったため。1画面に収まるように再設計されている。具体例個々の項目で述べる。 ショット数について アーケード版4連射だった自機ショット全機種で2連射減少している。またパワーアップして2連装ショットになった際も、大きめ一つの弾としか判定されず、掛け合わせる自機ショット性能アーケードの1/4にまで下がっている。PCエンジン版メガドライブ版より弾速が遅いが、パワーアップ時に付加されるサブショットが独立連射できるためアーケード異なる形ながら、攻撃性能が若干改善されている。 トーチカ核爆発や「TUNA SASHIMI」のナレーションなど容量要する演出多く削除。 敵の撃破エフェクト簡略化され多くの敵で同じグラフィックSE使い回している。 ラスタースクロールは「太陽」とその色違いステージのみ全ての機種再現しているが、一部ボス背景ラスターメガドライブのみ再現している。 全機種ともアーケードよりスクロール遅くスクロール加速するシーン削除された。このためサビボス突入するなどのアーケード版のBGMタイミング一切再現されない。ステージ開始時の降下クリア時の浮上演出PCエンジン版のみ再現している。 音楽say PaPa」について アーケード版においてはsay PaPa第一部兆し」を最終ステージ手前のボスクリア〜ステージセレクトに、二部以降最終ステージそれぞれ演奏していたのが、移植版では単純にパート最終ステージ演奏するよう変更された。 なおsay PaPaを全パート通して流す演出ポニーキャニオンから発売されたゲームシミュレーションビデオ『ダライアスII』が初出となる。グランドオクトパス撃破した時点から演奏が始まるため家庭用構成とも異なる。また原作準拠演出収録されている。 メガドライブ版『ダライアスII』 タイトーから発売開発タイトー内製(2019/02/28のYOUTUBEZUNTATA CHANNEL 」で発言画面上下20%程度黒帯にして5:3程度横長ゲーム画面としている。 キャラクター画面サイズよりさらに縮小されアーケードの5〜6割程度サイズになっている。 この変更により敵弾をよけ易くなった反面一部の敵はアーケード比べショットが非常に当てづらくなっている。 使用キャラクターオプション画面選択可能で、ティアットヤングを選ぶと、自機初期装備がショット・レーザー・ボムそれぞれ1段階ずつパワーアップした状態となる。 ボス変更 ゾーンCのキラーヒジア削除されオリジナルボスのネホノジアアジの骨)がゾーンXに追加された。同じモチーフボスだが性能配置ステージにあまり共通性はない。 アーケード版からのボス性能配置変更が行われ、アロイランタン体内連戦するシーン削除された。 スチールスピンゾーンB(ステージ2)からGHIJ(ステージ4)へ移動レッドクラブゾーンGHIJ(ステージ4)からQSU(ステージ6)へ移動ゾーンKMヤマトとLのリーダイン入れ替え(共にステージ5)。 中ボスオクトパスエレクトリックファンイソギンチャク)に変更されたが、性能はほぼ同一容量限界から一部ステージアーケードとまった異な地形になっており、基地風のグラフィックパターンがアーケードより頻出する容量は元々6メガビット予定して開発していたが、ヤマト登場させるために8メガビット増やされた。 隠しコマンド入力全てのボス登場する12ステージ連続スペシャルモード選択できるBGMアーケード版豊富なPCM利用していたため、FM音源への移植にあたって大きく簡略化されたがメロディー忠実に再現している。 アレンジ担当岩垂徳行岩垂OGR指示品質チェックを受けるためタイトー研究所通ったと言う。 全ステージクリア後には、前作の『エキストラバージョン』のように、自機機に付き30000点のボーナス加算される残機ボーナス制にもなった。 なお当時は、主にアーケード版をやりこんでいファンからの不評見られた(#評価)。 セガ・マスターシステム日本国外向けセガマークIII)版『SAGAIA』 海外のみの発売開発ナツメ容量の関係からゾーン数が、太陽1、水星2、金星1、月2、地球1、火星2、木星3のA〜Lの全12ゾーン減少している。また、背景大きくアレンジされステージがある。 内容メガドライブ版のダウンスケール移植となっており、メガドライブ版踏襲した部分大きい(2人同時プレイ不可、ティアットヤングを選ぶと強化された状態でスタートオプション画面設定項目が同一など)。 一方でBG使用したアーケード版比する大きさボスアロイランタンの中で再度ボス戦再現ネホノジアキラーヒジア戻っている、1ゾーンしかない地球面のボス難易度によってリーダインヤマト変化リトルストライプカット音源制約ゾーンAや最終ゾーンシンクロ演出カットされアラート画面で一旦BGM途切れる、などの違いがある。 PSGBGMを手がけたのは水谷郁(スタッフロールには「MUSIC COMPOSER」としてOGRクレジットされている)。メロディー概ね原曲踏襲しているが、三連符再現できずリズム調整されている。 『ダライアス コズミックコレクション』版2019年発売されNintendo Switch版『ダライアス コズミックコレクション』の特装版に、国内初となる他機種移植版収録同年9月には「CONSUMER EDITION」として、特装版の中から本作含め家庭用ゲームソフト群のみ収録された版がダウンロード専売リリースされた。翌2020年にはPlayStation 4(PS4)版『コズミックコレクション』が通常版と「CONSUMER EDITION」とで同時にリリースされた(PS4はどちらの版もダウンロード専売特装版リリースされなかった)。 『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』版※この部分出典 → PS4・PS5・Xbox OneXbox Series X/S用ソフトとしてセガ2021年9月24日リリースしたマルチプラットフォームゲームソフト『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』のゲーム本編には、マスターシステム本体3DCG化し本編では実機として主役キャラの拠点置かれる形で登場いくつかの専用ソフト実際に遊べる状態で実装されるが、有料ダウンロードコンテンツ1つ探偵ライフ充実パック」を導入すると、マスターシステム用ソフトが4つ追加される。この4つ一つとして、『SAGAIA』が『ダライアスII』と改題して収録されている。これはゲーム本編舞台日本であることから、「日本マスターシステム版ダライアスII』がリリースされている」IF設定にしているためでタイトル画面ロゴが『DARIUS IIになっている以外、内容自体は『SAGAIA』とほとんど同じ。またSwitch版違い付加価値要素無く、ほぼ「素」に近い状態で完全移植されている。 PCエンジンSUPER CD-ROM2版『スーパーダライアスII』 NECアベニューから発売開発はA-Wave。 迫力優先しアーケードのキャラクターサイズをほぼ再現したまま一画面に変更されている。 アーケード版時点前作より大きな自機デザインであったため、画面対すキャラクター比率が非常に大きく敵弾判定速度画面合わせた調整が行われているが、敵機体当たりボス至近攻撃などはそのサイズのため対処難しくなっている。 大まかなステージ構成当時移植としてはアーケード版近く背景比較忠実に書かれている。ただし壊滅都市地下など入り組んだ地形PCエンジン本体二重スクロール性能兼ね合い大幅に簡略化された。また、演出面でもアーケード版ゾーンAや最終ゾーンでは道中からボス戦までBGMによるシンクロ演出があったが、PCエンジン版CD読み込みが入る為、曲が切り替わりボス戦BGM流れるほか、MD版海外マークIII版で再現されていた最終ステージや他ステージなどのラスタスクロールが、ゾーンA、Z、Xといった一部ステージ除きカットされている。オリジナル演出として、ヤマトステージではゾーンによって青空夕焼けバージョン追加されている。 登場ボス大幅に変更されており、アーケード登場したボスのうち、前作スーパーダライアス』に登場済みボス中ボス変更グランドオクトパス表現上の理由断念マザーホーク海洋生物でないという理由削除バイオストロングメカ・バイオストロングアレンジ変更され結果純粋にアーケードから登場ボスキラーヒジアヤマトリーダイン三体だけとなり、残りはすべてオリジナルボス一部モチーフが『サーガイア』や『外伝』と共通している)に変更された。 アーケードからのボスであるヤマト戦のみ画面左右にスクロールし、アーケードと同じ移動範囲再現している。 中ボスすべてのゾーン別の物が用意され前作スーパーダライアス』の全てのボスと、数体オリジナル中ボス構成されている。 ミス時のパワーダウン方式変更され難易度によって変わるようになったイージー設定一切パワーダウンしなくなる。 BGM担当T's MusicBGMはギターソロパートを特徴とした、原曲とは異な大胆なアレンジ施されておりCD-DA収録。これにバーチャルリアリティサウンドシステムが施され、音が上下左右全方向展開する多次元サウンド売りとなっていた。一方でSEに関して原音から大幅に変更されており、PCエンジン内蔵音源ということ考慮して前作比較してレベル大幅にダウンしている。ソフトに先行してサウンドトラック発売された。 ソフト発売先行して小学館から発売された『PCエンジンCD-ROMカプセルVol.4体験版収録された。 上記の表に記載したとおり、Wii版バーチャルコンソール配信・販売されていた(要800Wiiポイント)が、現在は終了している。 PCエンジン版ボス種類以下の通りゾーン名コードボスボスモチーフA GE0P GOLDEN EYESゴールデンアイズマトウダイ B BG3F B-GUADIAN(ガーディアンヨウジウオ・チンアナゴ C KL2H KILLER HIJIA(キラーヒジアアジヒラキ DE D700 REVENGE SHARKリベンジシャークジンベイザメ F DD0S DEEP DRAGONディープドラゴンウィーディーシードラゴン GI CA2C CRAB ARMER(クラブアーマーカブトガニ HJ BC00 BALD CRABボールドクラブタカアシガニ KM FB30 YAMATOヤマトヤドカリ LNO F407 LEADAIN(リーダインウニ PQRSTU KN8G DARK MODON(ダークモドンオニボウズギス ZVWXYZV これ以降全てラスボスである。 V'WY RS93 MECH BIO STRONGメカバイオストロング胎児 VX IO0R MODERATOモデラートリュウグウノツカイ ZZ' TW2F HEAT ARROWヒートアローマンボウ ゾーン中ボス中ボスモチーフA KING FOSSILキングフォスルシーラカンス B GUARD SAVAGEガードサベージイタチザメ C HYPER STINGハイパースティングミノカサゴ D BIG RAJARNN(ビッグラジャーンヌトビエイ E LITTLE STRIPESリトルストライプエンゼルフィッシュ F FATTY GLUTTONファッティグラトンピラニア G STEEL SPINEスチールスピンハリセンボン H DRIO SAWM(ドリオサームウツボ I BURST OUTバーストアウトフグ J RED CRABレッドクラブシオマネキ K FLYNOUO (フライノウオ) フウライウオカミソリウオ) L STRONG SHELLストロングシェルウミガメ M CUTTLE FISHカトルフィッシュイカ N BATTLE CHAINSAWバトルチェーンソーノコギリザメ O KEEN BAYONET(キーンベイオネットメカジキ P WINER GUIPY(ウィナーグィパイ) ウナギ Q MYSTIC POWERミスティックパワーアンモナイト R FIRE STARファイヤースターヒトデ T BUDDY BLAZERバディブレイザーウミテング S IRON HAMMERアイアンハンマーシュモクザメ U MY HOME DADDYマイホームダディヤドカリ Z' OCTOPUSオクトパスタコ Z' RAMY.L(ラミィ.L) ヒラメ V GREAT THINGグレートシングクジラ V CARY.R(カリィ.R) カレイ W EARZAM(エーザム) ホオジロザメ W EYEN DART(アインダート) コバンザメ X GREEN CORONATUS(グリーンコロナタスタツノオトシゴ Y HARD MOLLUSK(ハードマウルスククラゲ Y ALLOY LANTERNアロイランタンアンコウ Z DUAL SHEARS(ディアルシェアーズ) アメリカザリガニ Z BARNOR ANGEL(バーナーエンジェル) トビウオ V' ELECTRIC FANエレクトリックファンイソギンチャク V' TOUGH SPRING(タフスプリング) エビ

※この「セガサターン版以前の3機種に共通する変更」の解説は、「ダライアスII」の解説の一部です。
「セガサターン版以前の3機種に共通する変更」を含む「ダライアスII」の記事については、「ダライアスII」の概要を参照ください。

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セガサターン版とプレイステーション版セガサターン版とプレイステーション版で以下の相違点がある。後発のプレイステーション版では数々の追加要素が加わっている。作画監督の玉置一平曰く、セガサターン版の方が画像は綺麗だが、「目指した完成形」はプレイステーション版の方であるという。主人公、黒須剣の音声はセガサターン版では収録されておらずテキストのみであったが、プレイステーション版では新たに声優の収録による音声がついた。第1話の登場人物、川崎亜紀の声がプロの声優のものに再収録された。第1話において窓の鍵など、重要な視点の画像など多くのグラフィックが追加された。第6話のステージ・部屋の仕掛けが、大幅に変更・追加された。また、タイマーの下に体力ゲージが表示されるようになった。セガサターン版では第1 - 5話の進め方で第6話の制限時間が変わるが、プレイステーション版ではそれが無くなった。セガサターン版に収録されていた「せがた三四郎占い」が削除された。また、グラビア本の「せがた三四郎」のページが「サッチー」のページになった。プレイステーション版では途中で新たな謎解きが追加された。新規オープニングムービーの追加。第4話「依頼者」を、ドラマCD化して付属。廉価版一本の作品から前後編へと分離した。前編

セガサターン版の変更点

セガサターン版の評価

セガサターン版オリジナルモード

セガサターン版・PlayStation版『サンダーストーム&ロードブラスター』

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