セガサミーグループ時代
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2013年6月29日に民事再生法を申請し、同年7月5日に民事再生手続を開始(その後2014年4月30日に民事再生手続廃止・同年7月31日に破産手続開始決定)したインデックスの再生スポンサーが同年9月18日にセガに決定し、同時にセガが141億円でインデックスの事業を譲受する契約を締結した。民事再生スポンサー選定に先んじてセガは、同年9月5日に旧インデックスの事業受け皿会社である株式会社セガドリームを設立した。社名の由来はセガのプロジェクトコードから取ったもの。 2013年11月1日付で、旧インデックスからアトラスブランドを始めとするデジタルゲーム事業(家庭用ゲーム、ソーシャルゲーム)、コンテンツ&ソリューション事業(コンテンツ配信、システム開発、遊技機関連開発受託、インターネット広告など)、アミューズメント事業(業務用アミューズメント機器の開発・販売)事業、関連する有形固定資産・無形固定資産・知的財産を旧インデックスから譲受したと同時に、社名も株式会社インデックスに変更した。2013年10月31日まで旧インデックスが使用していた公式サイトなども新インデックスが取得したと同時に、旧インデックスの事業に従事していた社員は、新旧分離と同時に旧インデックスを一旦退職の上、新インデックスに再雇用された。社名変更について、当時の代表取締役社長の濱田康彦は「譲受した事業とブランドを生かすべくインデックスに社名を変更した」と話している。 セガ本体も新インデックスが『真・女神転生』シリーズ(『ペルソナ』シリーズ含む)などのアトラス主要タイトルを譲受した事により、2012年3月期から2期連続で赤字が続いていたコンシューマゲーム事業の立て直しを図った結果、セガ本体のコンシューマゲーム事業は2014年3月期は3期ぶりの黒字転換となった。 2013年12月1日付で、アミューズメント事業並びにアミューズメント事業に関連する有形固定資産・無形固定資産・一部負債は、セガ本体(後のセガ・インタラクティブ)へ吸収された。 2014年4月1日付で、新インデックスは会社分割を行い、分割会社である「株式会社インデックス」を「株式会社アトラス」に商号変更した上で、コンテンツ&ソリューション事業を新設分割設立会社である「株式会社インデックス」に承継した。アトラスブランドなどのデジタルゲーム事業は「株式会社アトラス」が保有する。また、同時に米国子会社であるIndex Digital Media,Inc.もAtlus U.S.A., Inc.に商号変更された。
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