セガサターン版の評価
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「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の記事における「セガサターン版の評価」の解説
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO『YU-NO』はセガサターンへの移植が決まった時点から、複数のコンシューマーゲーム雑誌で特集が組まれるほどの注目を集めた。 この反響は、PC-98版『YU-NO』が発売される1年前の1995年に発売されたプレイステーション(PS)版『ときめきメモリアル』(コナミ)のヒットにより美少女ゲームブームが起きていたことと、制作元であるエルフがこれまでに『野々村病院の人々』(1996年11月29日発売)や『下級生』などといったセガサターン向け作品で成功を収めていたことに由来する[要出典]。また、移植の発表に先立つ1997年1月24日に『YU-NO』のプロデューサーである菅野がシーズウェアに在籍していたころに制作した『EVE burst error』のセガサターン版が「セガサターンマガジン」の読者レースで一位を獲得するなど高い評価を得たことも、反響を大きくする要因となった[要出典]。 ゲーム雑誌『ファミ通』 No.469(1997年11月28日発売)のクロスレビューでは、8・7・7・5の合計27点を獲得した。クロスレビューの参加者であるサワディ・ノダはシナリオの複雑さについて評価し、水ピンは過去に戻って別の選択をすることの面白さについて評価した[要ページ番号]。セガサターンマガジン vol.43(1997年11月28日発売)のレビューでも9・9・9の合計27点を獲得した。また、ライターの酒缶はGamerに寄せたリメイク版のレビュー記事の中で「真相を知るには用意されている並行世界のストーリーを全て見る必要があるため、表面的には条件が厳しいゲームではあるが、実際遊んでみるとシステムがしっかりしているため、ストーリーを埋めていくのが楽しかった」と、セガサターン版を遊んだ時の様子を振り返っている。 ゲーム誌による売上の集計誌名売り上げ集計期間出典ファミ通 13万9509本 1997年12月4日 - 12月28日 同誌No.700 セガサターンマガジン 22万3494本 不明 サターンのゲームは世界いちぃぃぃ! 電撃セガサターン 24万0820本 1997年12月4日 - 1998年2月8日 同誌VOL.17 デジタルメディアインサイダー 15万6956本 1997年12月4日 - 1998年1月31日 同誌No.4 1998 Apr.
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