釜石会場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 16:34 UTC 版)
場所:釜石市平田地区 テーマ:「海と未来のワンダーランド」 面積:約12ha ◆パビリオン◆ 海のワンダーランド館(テーマ展示館) 白いピラミッド型のパビリオン。 テーマ:「海の不思議-海と人の望ましい未来」 出展者:三陸・海の博覧会実行委員会 (1)海・生命の起源ゾーン……エントランスゾーン。ストロマトライトのオブジェと、ビデオスクリーンによる地球上の様々な生物の誕生とドラマの映像。 (2)海の神秘と魅惑ゾーン……メインゾーン。「フランス・ディーニュのアンモナイトの壁」の原寸大剥離標本の展示。3つの水槽ではメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)、オーム貝などの、熱帯海水魚の泳ぐ珊瑚礁の海を再現。 (3)海と未来ゾーン……水蒸気をスクリーンにした「スチームビジョン」の映像トンネル。海洋都市や海洋開発、海洋牧場の立体模型等の展示。 りあすシアター(テーマ映像館) テーマ:「三陸の海と人々」 出展者:三陸・海の博覧会実行委員会 幅8m高さ3.2mのスクリーンに3D映像で、三陸の四季折々の海とそこで暮らす人々のドラマを上映。 しんにってつパビリオン・ポセイドンシアター テーマ:「海を知る。未来にひろがる地球」 出展者:新日本製鐵株式会社 エントランスは、ポセイドンの神殿をイメージ。 カナダのアイマックス社の開発した縦17m×横22mの巨大スクリーンに、「ザ・ディーペスト・ガーデンー深海からのメッセージ」を上映。 三陸・海のパビリオン テーマ:「海・未来・ふれあい」 出展者:運輸省、東北運輸局、第二港湾建設局、第二管区海上保安本部、仙台管区気象台 津波防波堤「ハイブリッドケーソン」をパビリオンとして実物展示。内部では「海・ふれあい」「クルージングキャビン」「海・未来」の3つのゾーンの展示。 ケーソンの頂上部からは人口滝が流れていた。 ケーソンの側には屋外展示として、「津波実験水槽」「イルカランド」や、クルーザーヨット、モーターボートなどを設置。 海洋牧場館 半球形のドーム型パビリオン テーマ:「海、宇宙、未来への夢」 出展者:清水建設株式会社 中央には直径6mの2つの円形の水槽を3mの水路でつなげた「ミニ海洋牧場」があり、音響給餌ロボットによる1万尾のマダイの稚魚の飼育を実演。 「ミニ海洋牧場」の周りには、「海洋牧場コーナー」「海洋技術コーナー」「宇宙コーナー」の3つのゾーンがあり、「宇宙コーナー」ではアニメーション「スペースリゾート構想宇宙ホテル」をビデオ上映。 岩手ふるさと館 テーマ:「花咲く未来」 出展者:岩手県内59市町村ほか シンボルゾーンでは、59市町村の花3万本のリボンフラワーを制作し、7.8mの岩手県土の形の花のオブジェを展示。 市町村展示ゾーンでは、12の地区に分けて、それぞれの12のコーナーで独自の企画で表現する展示。 他に「姉妹都市コーナー」「アマチュア無線コーナー」「子供絵画コーナー」「岩手県北海道県人会交流コーナー」があった。 さんりく魚ふれあい館 テーマ:「ふれてみよう三陸の海の生きものたち」 出展者:三陸・海の博覧会実行委員会 エントランスをぬけると「インフォメーションカウンター」「回遊型大型水槽」があり、三陸の漁業を紹介したパネルも展示されていた。 「三陸の魚・水槽展示ゾーン」では7つの大水槽に、三陸の海の魚介類や甲殻類を分類展示。北海道オホーツク水族館より贈られた「オオカミウオ」の展示もあった。 東北の未来館 テーマ:「東北の輝く未来」 出展者:東北6県、仙台市ほか 「東北インテリジェントコスモス構想ゾーン」では、宇宙から見た東北の自然をVTRなどで紹介。チョウザメの養殖技術研究のコーナーの展示もあった。 「みちのく観光ゾーン」では東北各県の観光地や祭りを写真やVTRで紹介。「東北再発見ゾーン」では東北6県と仙台市の自然・文化・産業を各ブースで展示。 釜石市パビリオン・きらら童夢 「ひょっこりひょうたん島」をモチーフとした、大ドーム(直径30m)と小ドーム(直径14m)を組み合わせたパビリオン。 テーマ:「海へ!LOVE KAMAISI……釜石の美しい自然と未来」 出展者:釜石市 大ドームでは、「釜石の自然」についての展示。「三貫島」の実物モデルや、御箱崎半島の千畳敷を白色石灰石で50分の1で再現したコーナー、「光の森」「不思議の木」の展示などがあった。 小ドームでは、「釜石の未来」の映像を上映。 いわて未来館X テーマ:「未来発想による北上山系開発構想・プロジェクトX」 出展者:三陸博コンストラクションパビリオン出展実行委員会 「プレゼンテーションX]では、北上山系開発構想「プロジェクトX」について、スライドとナレーションで上演。 「ガイダンスX」では、「プロジェクトX」の柱となる4つの事業についてのパネル展示。 「ビューX」では、特殊音響と大型映像による「プロジェクトX」の上映。 東北電力グループ館・サエーナの剣 外観は宝箱と剣の形をしたパビリオン。 テーマ:「Ocean Energy for Human Energies」 出展者:東北電力グループ 映像とキャストの実演による体験劇場「サエーナの剣」を上演。キャストが会場の中から「小さな勇者」を捜し出し、さらに会場にいる観客が心を一つにして魔王と戦う、というストーリー。 NTTコミュニケーションドリーム館 テーマ:「愛と夢がいっぱい、未来のコミュニケーション」 出展者:日本電信電話株式会社 「NTTスペクトラツアーズ」では3軸駆動の「スペクトラ号」に乗り、宇宙空間でのアドベンチャーを体験。 「コミュニケーションプラザ」では3D-TV]や「スカイビュー」などのNTTの最新テクノロジーを紹介。「コミュニケーションスタジオ」では、「富山博覧会」のステージを通信衛星を使ったTV会議システムでむすび、クイズ合戦を開催した。 農林アメージングランド・自然のめぐみ館 出展者:JAグループ岩手県経済連、岩手県林業協会 岩手県の間伐材で作った巨大迷路では、農業と林業についての問題をパネル展示。答案用紙に答えを書きこんで出口をめざす。 農業のコーナーのテーマは「豊かな大地からの贈り物」 野菜やコメや果物の踊る人形を展示。 林業のコーナーのテーマは「豊かな森林からの贈り物」 森での楽しいリクリエーションの様々から木工品までを展示紹介。 コカ・コーラ館 カマボコ型のパビリオン。出入り口の側にはキャラクター「少年トム」と「愛犬ジム」の人形が立っている。 テーマ:「エキサイティング・ライトショー『トムとジムのシーアドベンチャー』」 出展者:みちのくコカ・コーラボトリング株式会社 最新のライティングシステムによる光と音のショー。マルチスライドと着ぐるみキャラクターの実演の組み合わせで、少年トムと愛犬ジムの宇宙や未来へのアドベンチャー劇を上演。 岩鋳鉄器館 テーマ:「伝統そして新たな創出」 出展者:株式会社岩鋳鋳造所 入り口エントランスホールで、世界最大の南部鉄瓶(直径1.1m 高さ1.5m)を展示。 「南部鉄器の歴史紹介ゾーン」「岩鋳企業紹介ゾーン」「南部鉄器製造工程ゾーン」「茶室ゾーン」「鉄鐘ゾーン」等を展示。 三井グループ・東芝館 テーマ:チャレンジ!『ジャパンカップF1』」 出展者:三井グループ・東芝出展者会 大型プロジェクターに映し出されるF1マシンを、観客が手元のブック型PCを使って操作する参加型アドベンチャー。 NEC C&Cパビリオン テーマ:「おもしろ不思議大作戦ーC&Cサイバーツアーズ」 出展者:日本電気株式会社 「サイバードラゴン」の中のコクピット空間では、双方向型シミュレーションゲーム「C&Cサイバーツアーズ」を展開。 カシマ・マリン・ワンダーランド テーマ:「見て、さわって、参加する海のワンダーランド」 出展者:鹿島 「マリンサイエンスゾーン」では、海の生物に関するクイズイベントを展開。他に「トビハゼプール」「アッププール」「リラックスゾーン」など。 富士通電脳最前線ハイパーステーション テーマ:「ハイパーステーション発、21世紀行き」 出展者:富士通株式会社 富士通のPCによるゲームや占いなどの体感展示。 千石船「気仙丸」 テーマ:「江戸海運のロマン満載-今、甦る伝統の一枚帆船」 出展者:気仙地区千石船建造推進協議会 江戸時代の千石船「気仙丸」を、船大工有志による「気仙船匠会」が復元。野外展示。 3D立体映像シアター・エネルギーワンダーランド テーマ:「人と海とエネルギー」 出展者:通商産業省 資源エネルギー庁 展示コーナーでは、波力発電や潮汐発電、海洋温度差発電などの海洋エネルギーを紹介。3D映像シアターでは、「エネルギーワンダーランド」を上映。 未来・インフラ館 テーマ:「伸びゆく東北、輝け岩手、ダイナミックライド、その興奮と感動」 出展者:建設省東北地方建設局 2台の体感シミュレーションマシン「コンストラクティブ号」のアドベンチャーツアー。巨大パノラマ壁画の展示も。 日立グループ館・ネオビマルチアニメシアター テーマ:「Interface……人と技術の理想をめざす」 出展者:日立グループ 42インチの日立高画質ネオビジョンと立体映像4Dビジョンを組み合わせた映像「音楽はともだち」を上映。 パナソニック館 テーマ:「映像新発見ーおもしろ映像ランド」 出展者:松下電器産業株式会社 「ハイビジョンシアター」では「バルセロナの風」を上映。他に「3D立体映像/ザ・ファーコズ」「テレビの壁」「BSコーナー」など。 夢・21世紀館(企業集合館) テーマ:「小さな夢、大きな夢、21世紀をみつめる」 出展者 SMC株式会社:「SMC童話の広場」……人形ロボットによる童話劇を上演。 東北郵政局:「三陸・乙姫郵便局」……「ふれあいマルチスペース」「郵政事業PRコーナー」他に記念切手の発売も。 大成建設株式会社:「CGミュージアム」……CG映像による古代都市探検など。 日本たばこ産業株式会社:「JTジョイフルランド」……「コロンブス君の不思議の森」を体験。 株式会社間組:「ハザマのわくわく海底冒険ランド」……マルチスクリーンとジオラマによる海底都市の冒険。 三菱グループ関係各社:「MITSUBISHI MARINE MUSEUM '92」……潜水調査船「しんかい6500」実物大模型の展示など。 岩手の産業館 テーマ:「未来の岩手創造・コミュニケーションネットワーク」 出展者:岩手で活躍する製造からサービス業までの代表企業25社 バザール館 テーマ:「くらしに夢と楽しさを」 8企業・団体による物産出店 ◆プレイランド◆ 遊具:ウェーブスインガー、メリーゴーランド、スカイサイクル、パラトルーパー、パールスルー、ロックンロール、アドベンチャーリバー、ゴーカート、シミュレーションマシンSR-2など。 ◆イベントステージ◆ 《7月》 加山雄三&ワイルドワンズ オープニング・アクト(7/4) 中村雅俊コンサート(7/5) 沢田知可子コンサート(7/6) 河島英五コンサート(7/8) 坂本冬美コンサート(7/11) 二宮柊子ファッションショー(7/12) 演歌まわり舞台・山川豊(7/14) 演歌まわり舞台・門脇睦男&オヨネーズ(7/15) 演歌まわり舞台・角川博(7/16) 演歌まわり舞台・三船和子(7/17) ロシア民族アンサンブル(7/18) 松山千春コンサート(7/25) 鳥羽一郎コンサート(7/28) 《8月》 アコースティックコンサート(天野滋、安部光俊、山口岩男、西塚三四郎)(8/1) 中国雑技団(8/4〜6) ヤングアイドル特集(中嶋美智代、鈴木ユカリ、吉沢瞳、遠野舞子)(8/8) ウィーン・モーツァルト少年合唱団(8/10) ベンチャーズコンサート(8/13) LLブラザーズコンサート(8/15) KANコンサート(8/16) 松本典子コンサート(8/23) 津軽三味線と民謡日本一の競演(大塚文雄、小野花子、小杉真貴子)(8/31) 《9月》 演歌の星(唐木淳、小金沢昇司、大石円、立樹みか、田川寿美、西方裕之)(9/5・6) 千葉美加コンサート(9/13) 新沼謙治&はやせひとみコンサート(9/15)
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