開発構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/07 02:48 UTC 版)
「マセラティ・3500GT」の記事における「開発構想」の解説
1950年代半ばまでマセラティはフェラーリの最大のライバルとしてレース活動を主体としており、マセラティ・A6などロードカーの市販も手掛けてはいたがごく少量生産で、依頼主のオーダーを受けてから造るワンオフカー的な要素が強いものだった。また当時のスポーツカーは一般的に信頼性が低く、フェラーリなどはスピードは出せるが、高い値段の割にロードカーとしては居住性が劣悪で、信頼性にも著しく欠けていた。そのような状況を打開するため、当時のマセラティのトップ、オメル・オルシとチーフエンジニアのジュリオ・アルフィエーリは、『速く、そして安心して乗れるグランツーリスモ』を、しかも量産車で実現するという構想を立てた。開発コードネームはティーポ101(Tipo101 )。
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