ロシアでの人工島開発構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 08:46 UTC 版)
「中小企業ホールディングス」の記事における「ロシアでの人工島開発構想」の解説
2008年2月14日、東京都内のホテルで露日経済協議会及び2014年ソチ冬季オリンピック協力委員会の共催で露日投資フォーラムが開催された。フォーラムの中で、冬季五輪の行われるソチ市に人工島を建設することが正式に発表となり、千年の杜(当時)とロシア「ホマル」社の間で合意書が締結された。 埋立費用として数百億円が必要となるが、千年の杜は既に建設資金へ充当するために新株予約権を香港系投資ファンドに発行し、予約権が行使されれば100億円以上の資金を工面できるとした(2008年6月14日付週刊新潮より[要ページ番号])。東邦グローバルアソシエイツは5月までに第7回、第8回の新株予約権が全額行使されたことをプレスリリースした。 2008年6月、「ロシア連邦ソチ市黒海沿岸人工島建設事業」を実施する子会社「SAKURA ISLAND (RUS),Inc.」を2008年7月中旬までにモスクワに資本金2,500,000ルーブルで設立すると発表した。 なお、この人工島開発構想リリース前の株価は19円(2008年1月)に過ぎなかったが、一時期501円(2008年2月21日)まで急騰した。 2012年5月15日をもって当該事業を撤退した。
※この「ロシアでの人工島開発構想」の解説は、「中小企業ホールディングス」の解説の一部です。
「ロシアでの人工島開発構想」を含む「中小企業ホールディングス」の記事については、「中小企業ホールディングス」の概要を参照ください。
- ロシアでの人工島開発構想のページへのリンク