種族・生物
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「アベンジャーズ (2012年の映画)」の記事における「種族・生物」の解説
チタウリ 本作のヴィランである、外宇宙のヒューマノイド型種族で、指揮官のコマンダーと一般兵のソルジャーが登場する。 クライマックスで発生したワームホールから現れてニューヨーク市街を総攻撃し、迎え撃つアベンジャーズを圧倒的な数と兵力で疲弊させていく。チタウリ・ソルジャー チタウリの一般兵。青いアクセントが配色された装甲と丸いヘルメットを身につけている。 チタウリ・コマンダー チタウリの指揮官。金色に配色されソルジャーよりも多い装甲と、異なる形状のヘルメットを身につけている。 リヴァイアサン チタウリの戦力である外宇宙の巨大生物。チタウリと同様に複数体存在し、アベンジャーズの手を焼かせる。
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種族・生物
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「GODZILLA (アニメ映画)」の記事における「種族・生物」の解説
怪獣 20世紀末より現れ始めた巨大生物。急激な環境変化に起因する生物淘汰によって、各生物に生じた突然変異が出現の原因とされる。ほとんどの個体は電波を吸収する性質をもつため発見が難しく、その多くが人口密集地を攻撃する傾向があったため、出現当初から各地で甚大な被害をもたらした。メトフィエスの見解では、怪獣の出現は「驕った文明種族に対する自然摂理からの復讐」であるとされ、地球以外の惑星でも怪獣災害による文明の崩壊があったらしく、星という種に命が芽吹き、人が文明の花を咲かせ、その果てに実る果実こそが怪獣だという。 地球連合 人類、エクシフ、ビルサルドが2039年に共同で発足させた組織。エンブレムは太陽系にエクシフとビルサルドのエンブレムを重ねたものを用いている。史上初の地球統一政権で、発足に伴い旧時代の国家は自治区へと移行した。異星種の協力で開発した対怪獣兵器によって怪獣に対抗する手段を得るが、ゴジラには敵わず、地球外惑星移民計画が加速することとなる。当初は旧アメリカのニューヨークを地球連合首都としていたが、2042年に復活したゴジラによる襲撃で壊滅、その後は旧ブラジル連邦共和国のリオデジャネイロに政府中枢機能を移転した。2048年3月14日のアラトラム号出航後、ゴジラによるリオデジャネイロ消滅に伴って連合本部は壊滅、その後は旧コロンビアの港湾都市ブエナベントゥラに臨時的に拠点を移して連合軍の残存勢力を結集させている。 エクシフ 2035年にニューヨークに現れた異星人。母星はペルセウス座にあるBD+48°740系第4惑星「エクシフィカルス」。かつては繁栄を極め未来すら見通す科学を手にしたが、有限の宇宙には「永遠など存在しない」という結論に達してしまい、滅びの果ての安息と栄光を求めて10万年前に母星をギドラに差し出し、神との合一という祝福を遍く宇宙に広めるために残された神官の一部が、放浪の末に地球へと飛来した。エンブレムはギドラの首・翼・尾の数を模した七芒星。 ビルサルド以上の長命種で、後述の「ゲマトロン演算」と呼ばれる技術をもつ。角髪のような髪型が特徴で、人類に比べやや高い位置に耳が付いている。「自己犠牲と奉仕による魂の救済」や「他者への献身」、「宇宙知性に身を捧げる」ことを教義とする宗教を信奉しており、種族は教皇を中心とする階級社会によって統治されている。宇宙放浪者となってからは、同じ試練に晒された種族に導きを示す伝導の道こそが使命だと考えるようになったとされ、様々な文明と接触、融和したうえで、その星ごと文明をギドラに差し出すことを繰り返していた。 人道主義の思想を持ち、タウe事件の際も最後まで老人たちの離脱に反対していた。階級社会を営みながらも、資本主義社会における権謀術数には無関心で、利己的な精神や行動を発現しないという驚くべき性質を有し、「地球文明を征する」つもりはないと考えられていた。その内には「善意」しかなく、他者に積極的に「危害」を加えるという発想が根底から存在せず、朴訥な慈愛からあくまで「過失」と判断する。 地球では教えを広めるために積極的に人類と交わり、ゴジラの出現で既存の宗教への信仰を失った人類に新たな精神的支柱を与えた。地球脱出の際に多くの神官の地球退去が決まったことで、地球上では急速な衰退の兆しを見せるも、移民船の中では再び多くの乗員の心の拠り所として機能する。また、2035年以前から地球人と接触してきたとされ、歴史学者の一部は「高度数学によって人の自然言語的な感覚からは実感できない世界の実相を割り出し、真理に至ることで事故の解放と世界との調和を目指す」という手法を用いた例として、紀元前5世紀頃に現れたピタゴラス教団と仏教の開祖ガウタマ・シッダールタを挙げている。 実はフツア族と同様にテレパシーによって相手の思念を読み、脳内に直接語り掛ける「テレパス能力」を持つ。2035年の段階で既に一部の地球人はこの能力を持つ可能性を指摘していたが、当のエクシフは地球人とビルサルドに対し能力を隠し通していた。 地球をギドラへ捧げるために暗躍しており、メカゴジラシティの敗北直後からギドラ降臨のために地球人を急速にカルトへ取り込み始める。アラトラム号に残っていたエクシフたちはギドラが移民船を破壊したことで全員死亡、地球降下部隊に参加していたメトフィエスもギドラ敗北から間も無く命を落としたため、アラトラム号で移民に参加した者たちは全滅している。 名前はX星人に由来している。 ビルサルド 2036年にロンドンに現れた異星人。母星は惑星軌道上にブラックホールが存在するはくちょう座V1357系第3惑星「ビルサルディア」。過酷な環境を生き残るために母星をナノマシンで管理・維持しようとしたが失敗し、ブラックホールの脅威によって故郷を追われ地球へ飛来する。 優れた科学と工業技術をもち、移民の対価として人類に亜空間飛行などのオーバーテクノロジーや、量子デバイスによる独自のアビオニクスとベトロニクスを装備した最新鋭兵器、放射能除染用の抗核エネルギーバクテリアをもたらした。地球連合の元では科学者、技術者として主に軍の中枢で働いていた。16進数を元にした文字を使っており、メカゴジラシティの制御スクリプトにもこの言語が用いられている。 平均寿命は約200歳で、人工臓器を移植した頑強な肉体と、合理主義を重んじる精神構造が特徴。特に科学至上思想が種族全体に浸透しており、自然は自分たちを容赦なく滅ぼそうとする敵で、自らの手で支配し制御しなければならないという価値観を持ち、「科学力の水準」によって人型種族を定義している。加えて、より効率的な形態となって同胞に貢献できることが栄誉だと考えるため、「最も非効率」な有機的な肉体さえも必要とあらば平気で捨て去り、機械と同化することすら厭わない無機質で冷徹な面も持ち合わせている。 メカゴジラシティ発見の報を受けてアラトラム号に残留していたビルサルドも地球降下を訴えていたが、ハルオが独断でシティを破壊したことで地球人と対立し、アラトラム号の動力室に立てこもる。地球降下部隊に参加したビルサルドはメカゴジラシティと同化していたため都市の崩壊と共に死亡、アラトラム号にいた者たちもギドラに殺されたため、アラトラム号で移民したビルサルドは全滅した。 名前はブラックホール第3惑星人に由来している。 フツア族 紀元後2万年の地球でハルオたちが遭遇した人型種族で、地球外惑星移民計画の選別に漏れて地球に取り残された人類の子孫がモスラの遺伝子を取り込み適応して誕生した種族。元小山町付近の、モスラが墜落して生じた深さ100メートルの陥没孔に集落を築いて暮らしている。 褐色の肌とその表面に浮かび上がった白い紋様が特徴で、身体からはゴジラ細胞やナノメタルの浸食を防ぐ効果のある鱗粉のような分泌物を放出している。これによってヘルメットや気密服を着用せずに毒性の大気中で活動が可能。小柄だが肩幅が広く筋肉質で、人類を凌駕する運動神経を見せる。コミュニケーションはテレパシーによって相手の脳内に直接語り掛ける形で行われ、巫女であるミアナとマイナを介することでより強い交信が可能となる。言語によるコミュニケーションの必要性はないが、人語を短時間で理解し発するだけの知能も持ち合わせている。 モスラを神として崇める思想を持つ。生活面では照明に虫の油やヒカリ苔を用いたり、乾燥した藻や苔、野菜、昆虫を摂取する点や、弥生式土器のような素焼きの食器を用いるなど、原始的な面が目立つ。その一方で優れた知性も証明されており、飾り紐や組み紐を用いた文字文化を持ち、武器にはG細胞の森の植物を主に利用し、ナノメタルでコーティングしたセルヴァムの牙を鏃や槍刃、ナイフとして加工している。 ゴジラを自分たちの神の敵と認識しているものの、あくまで自然災害と同等の存在として扱っており、ゴジラに対する恐怖はあっても憎悪は抱いていない。また、ゴジラが支配する地球で生活するために、生き残ることを何より重んじる守りの文化を持ち、生き残り命を繋ぐことを勝利、死んで消え去ることを敗北とする思想が共有されている。本能的に強さを求める志向があり、貴重な外部種と繋がることで強さを得るため、巫女は稀人との間に子供をもうけて命をつなぐ役目を担い、女性は妊娠すると髪型を変える風習がある。なお、祖先にあたる2万年前の地球人と交配を行うことができる。 陥没孔の西側におよそ1キロメートルの範囲に渡って地下に居住区と墓所、神殿が広がっており、陥没孔にはメカゴジラシティへの通路、シェルター、兵士たちのキャンプ、廃棄場所が存在する 。 地球へ帰還した人類を「ワタリガラス」と呼び、ゴジラ・アースの攻撃で散り散りになった先遣隊の面々を保護する。ギドラを撃退した後は、生き残ったが母船を失った地球人たち十数名を集落で受け入れた。 企画段階では「インファント」という名称であり、双子の巫女などは小美人がモチーフとなっている。
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