エクシフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 11:17 UTC 版)
「GODZILLA (アニメ映画)」の記事における「エクシフ」の解説
メトフィエス 声 - 櫻井孝宏 異星人「エクシフ」出身の軍属神官(大司教)。50歳(地球人換算で25歳)。身長195センチメートル。階級は中佐。エンダルフに代わって教団を運営し、その人格と博愛主義から人種を越えた人望を集める。感情を表にだすことがなく、常に穏やかで冷静。 ゴジラ討伐に燃えるハルオの理解者であり、献身を体現する稀有な地球人として彼こそがゴジラと対峙する英雄にふさわしいと考え、委員会会議でも彼の仮釈放から地球への帰還及び降下の進言、リーランドの死後の指揮権の譲渡など最後までハルオの支援を続けた。一方でゴジラ・アースの存在を最初から予想していた節があり、ゴジラ・アースの出現の際にも落ち着いた様子を見せている。指揮権移譲後は単独行動していたが、ゴジラ・アースにより壊滅した部隊の生き残りをまとめて負傷者32名 と共にハルオ達と合流し、皆と共にメカゴジラシティに赴いた後は、ガルグにガルビトリウム修復用ラボの再現を依頼し、シティ外縁部南東の洞窟に設けた専用工房で作業しながら集会を行う。シティの地下で増殖を続けるナノメタルを禍々しいものと形容し、それを扱うビルサルドをゴジラを超えるものになろうとしているとの危惧を語り、ゴジラ・アースへの恐れを抱くハルオにエクシフの間ではタブーとされるかつて自身の母星を滅ぼした存在の名を告げた。メカゴジラシティの決戦中は1人工房に篭り、コントロールセンターから退避する地球人を安全な洞窟内部で保護、ビルサルドの合理的思想を否定し、メカゴジラシティが地球全てを食い尽くす危険性を訴え、ユウコを侵食から救うにはナノメタルの挙動を制御するコントロールセンターの破壊しなければならないと告げる。メカゴジラシティ戦後はハルオの決断を称えつつ、ハルオが生き残った本当の理由を隠した上で英雄と持ち上げる事で信者を増やし、ハルオから不信を抱かれる。 正体はエクシフ教皇の血を引く「御子」と呼ばれる存在で、表向きの族長であるエンダルフを隠れ蓑としたエクシフの真のトップ。地球人やビルサルドに自分たちが持つテレパス能力を隠し、その能力を利用してエンダルフと密かに交信して、エクシフが神と崇める高次元怪獣ギドラを降臨させるべく暗躍していた。ダイチ・タニらが乗った揚陸艇に爆発物を持ちこませ、事故を装ってダイチを殺害した犯人でもある。自身がテレパス能力を持つと見抜いたミアナを捕らえ、信者と共にギドラを降臨させることに成功すると、ゴジラ・アースとギドラの激突を眺められる高台に作った祭壇でハルオと対峙し、彼を供物にするべく自ら抉り取った右目に埋め込んだ神器「ガルビトリウム」で精神世界に引きずり込む。ハルオの記憶をテレパシーで改竄しつつ、人類文明は滅びが不可避であり、避けられない滅びを誇り高く受け入れるべきだと説いて、ギドラを完全に降臨させられる英雄であるハルオにギドラを呼ぶように迫るが、自身を拒んだハルオに掴みかかられる。計画の失敗に動揺しながらも、人類が文明の再興を望む限りいずれ再びギドラが降臨すると確信していたこともあり、抵抗せずにガルビトリウムを砕かれ、ハルオの怒りと憎しみを称えながら静かに息絶えた。 エンダルフ 声 - 山路和弘 異星人「エクシフ」の族長である軍属神官(枢機卿)。105歳(地球人換算で50歳)。階級は中将。メトフィエスの上官だが、教団の運営は実質的に一任している。 人道主義者であり、ゴジラ・アースの襲撃で降下部隊との通信が途絶していた時も生存者の捜索を主張、ガルビトリウムの神託で降下部隊との連絡がつくと予言し太陽系離脱を制止する。 実際はメトフィエスの従者であり、テレパス能力による彼の指示に従ってアラトラム号側で信者を増やし、儀式の準備を進めていた。メトフィエスの方針には全面的に賛同しているものの、ハルオを英雄視して強く執着する姿勢に関してのみ懐疑的な意見を述べている。信者たちと共に儀式を行なってギドラを降臨させ、その姿を恍惚とした表情で眺めながら炎に飲まれて死亡した。
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2035年にニューヨークに現れた異星人。母星はペルセウス座にあるBD+48°740系第4惑星「エクシフィカルス」。かつては繁栄を極め未来すら見通す科学を手にしたが、有限の宇宙には「永遠など存在しない」という結論に達してしまい、滅びの果ての安息と栄光を求めて10万年前に母星をギドラに差し出し、神との合一という祝福を遍く宇宙に広めるために残された神官の一部が、放浪の末に地球へと飛来した。エンブレムはギドラの首・翼・尾の数を模した七芒星。
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